先日、実家に帰った際に母親から言われました。
「勇教は、2歳までは言葉が遅い子だったんだけど、いつの日からか急に話し出すようになって、話し出したかと思うと、『なんで?なんで?なんで??』を連発して、お母さんとお父さんは大変だったんだよ」小さなころから、どうしてそうなんだろう、と考えることが好きだったようです。
トーマツでの監査(2007年9月~2014年9月)
そんな僕が、2007年に会計士試験に合格し、監査法人トーマツで7年間勤務をしました。
トーマツでは、国内監査をやっていました。
入社した当時、「5年は勤めよう」と思っていました。
5年では僕の考えがまとまらず、結局7年、働きました。
トーマツでは会社のあるべきカタチを知る、とても大きな経験をできたと感じていますし、
現在の仕事もそのときに培われた感覚が大いに生きていると感じています。
写真はトーマツ時代の中国出張にて
かぜよみ会計事務所を設立(2014年10月~2016年4月)
2014年9月にトーマツを退職。
そして2014年10月にゼロベースの前身である「かぜよみ会計事務所」を設立しました。
かぜよみ会計事務所のモットーは「顧問料を前提としない会計事務所」でした。
参考HP:http://www.kazeyomikaikei.com/
かぜよみ会計事務所時代のモットー「顧問料を前提としない会計事務所」は、独立後にいろいろな会計事務所の方々へヒアリングをし、顧問料の意味合いがよくわからなかったこと、が大きく起因しています。
このビジネスモデルはある意味楽しかったです。
たくさんの方と話す機会を持てました。
「顧問料を払いたくない!払う意味がわからない!」というニーズがあることを肌身で感じることができました。
その後、スピリタスグループへジョインするべく、かぜよみ会計事務所をスピリタス会計事務所へ改名しましたが、2018年4月に脱退。
そして、ゼロベースの設立へ(2018年5月~)
会計事務所の仕事は、事務作業のイメージが強いです。
だから、まるで牛丼屋のような早くて安い!が求められているように感じます。
本当に早くて安い!が会計事務所に求められるサービスなのでしょうか。
なんでそうなってしまうのでしょうか。
僕は、クライアントへの経営に資するアドバイスの不足、が原因だと感じています。
では経営に資するアドバイスとはなんなのか。
平成30年の中小企業白書に「社外におけるITに関する事柄の日頃の相談相手」がありました。
見事、会計士/税理士が2位です。
でも多くの会計事務所は、自社のIT化すらままなっていません。
また、会計事務所は様々な業種の方々と話をしています。
これはこの仕事の醍醐味です。
ラーメン屋、塾経営、オーガニック商品の開発/販売、美容室、製造業・・・。
上げるときりがありません。
彼らの経験を他業種へ展開できると、とても面白い展開が考えられます。
僕たちは、既存の会計事務所の枠を超えるべく、そして「ナゼ、ナゼ、ナゼ」を展開し、
より質の高い経営支援と業務改善を提案するべく、「ゼロベース」を設立に至りました。
これからの展開がワクワクです!