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設計からデリバリーまでエンジニアが感じたガイオの面白さとは?

■入社前は何をしていたか(学生時代や前職の経験/思い出など)

学生時代は、高等専門学校(高専)の専攻科を修了してから大学院へ進んで修士課程終了後、
博士後期課程を中退して、共同研究先の産業技術総合研究所(産総研)で勤務しました。

当時は愛知県の豊橋市に生活基盤を置いており、人間の脳活動に興味があったので、脳の情報を解析して人間が何を考えているかを知る研究を行っていました。
大学との共同研究では、脳波の信号を周波数解析して成分を読み取り人の考えや行動結果を制御信号に変換する仕組みを開発してました。
この技術を利用すると発語できない方に代わりに発語する機械を開発してました。今でいうと人工知能(AI)研究に近い分野です。
研究をより人の役に立てようと、厚生労働省の支援を受けて福祉機器の商品化に向けた開発も進めていましたが、途中で東日本大震災の影響もあり、退職しました。

震災の混乱の中、半年ぐらいは次の勤め先が決まりませんでしたが、茨城県つくば市にある某研究機関に派遣で勤務することになりました。
そこでは、放射線を当てて計測するセンサーを人を介さずに自動で動かす装置や防御する実験装置を作ったりしました。
面白い仕事はあったのですが、派遣での業務は開発に携われる範囲も狭く、制限があったり、どんどんマニュアル化と自動化を進め作業も減ったので次のステップに向けて転職を決意しました。

■ガイオ・テクノロジーという会社を見つけたきっかけ

某転職エージェントから紹介を受けた企業で12社ぐらいは応募したと思いますが、応募企業のほとんどで内定を取り付けることが出来たのですが、そのうちの1社がガイオ・テクノロジーでした。

■ガイオ・テクノロジーという会社を選定(応募)したきっかけ、理由

自社ソフトウェア製品の開発で、検証からデリバリーまで一貫して行えることに魅力を感じ、入社を決断しました。
当時、ガイオ・テクノロジーはエンジニアリングサービス事業を拡大している時期でしたが、もともとソフトウェア開発におけるソフトウェア設計からテスト工程までの検証ツール製品を自社開発/販売している国内でも数少ない企業であるという点も大きかったです。

■入社後の職歴/近況など

入社して最初に配属されたのが、エンジニアリングサービス事業を展開しているES事業部(当時)でした。当時は某自動車メーカーのハイブリッド車開発の部署に常駐し、バッテリー制御のリバースモデリングや自動化ツールの開発を約2年半担当しました。

2015年から自社オフィスに戻りました。ツール開発部(当時)に配属となり、自動車向け機能安全規格ISO 26262で要求されるモデルベース開発(MBD)のモデル/コードの一致性を確認するBack-to-Backテストツールの開発を担当し、機能設計からテスト実行まで、一連の開発に携わりました。

現在は、MBDで課題となっている大規模・複雑化するモデルに対してのテストデータ生成で、テストデータを自動生成するツール「PROMPT」の開発を行っています。
現在のツール開発では、以前所属していたES事業部時代の客先での開発経験が活かされていると思います。
例えば、必要な機能を早く作るという場面においては、顧客が本当に困っている点はどこか?、どのようなアウトプットを期待しているか等、顧客が実際に必要としている仕様を直接お聞きすることが特に重要です。
当たり前のようですが、顧客観点で機能化を進めるプロセスを押さえておけば、実用上は困らない製品を作り出す目安にはなるかと思っています。

■これからやっていきたいこと、将来像や抱負など

今はAIの時代かな?と思っています。
AIの研究や開発は発展している中で、これからAIと上手く棲み分けしながら開発を進めていくような時代になっていくと思います。
過渡期には、いろいろと人間の介入が必要で重要な仕事もあるかと思いますが、人間とAIの臨界点であるシンギュラリティ(技術的特異点)を迎える時代が思っている以上に早く到来するかと思いますので、まだ具体的なプランは模索中ですが、将来的にはAIやディープランニング等を適用した顧客ニーズにあわせたツールやサービスの開発にも取り組んでみたいと考えています。

■応募を希望、検討する方へ向けたメッセージ

現段階で具体的にやりたい事が決まっている方は、なかなかいないのかと思いますが、入社後でもやりたい事を見つけられる方は必要な人材だと思いますので、ぜひご検討ください。

ガイオ・テクノロジー株式会社 では一緒に働く仲間を募集しています
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