同業他社に「そんなの出来る訳ない。出来たとしても、すぐ潰れるよ！！」と言われても、エンジニアの常駐先を1社にこだわり続ける理由。

目の前に困っている人がいると、すぐに助けたくなってしまうITソリューション事業部責任者の白石。
前職でSES(システム・エンジニアリング・サービス)の営業をやっている時も、困っている人の声を沢山もらい、「これは何とかしなくては！！」と思い、すぐに行動に移す・・・が、さすがに会社を一から作るには、コロナ渦の中ではかなりリスクが高い。
前職SESの営業で繋がりがあった会社様にも企画を提案してみたが・・・
「そんなの出来る訳ない。出来たとしても、すぐ潰れるよ！！」と言われる会社ばっかりでした。
その中で唯一、「是非一緒にやりましょう！！」と手を挙げてくれたのが、現在在籍している
大洋産業東京支店長の瀧代さんでした。

SES業界に新しい風を吹き込む！！

ーーなぜ前職でSESの営業を志望されたのですか？

正直に言うと、特に志望していなかったが答えになると思います・・・
最初にも書きましたが、「困っている人の為に仕事がしたい！！」と思い転職活動で沢山面接を受けましたが、面接で・・・「そういう綺麗事はいいから」とか「そういう方は採用していません」と最初に言われ、5分で終わる面接もかなり多かったと思います。
さすがに50社近く面接に落ち続けて、「そろそろ転職決めないとなぁ。」と思い、本当は良くないのですが、「何処でもいいから内定をもらえたらいいや！！」と思っていた時に内定をもらったのが、たまたまSESの営業でした。特にITの知識があるわけでもなく、不安でしたが、「まずはやってみよう！！」と思い入社しました。

ーー実際にSESの営業をやってみてどうでしたか？

最初はITの事がほとんど分かっていなかったので、案件とエンジニアのマッチング一つにしても先輩に毎回確認して提案していました。
少しずつ慣れてくると、SES業界のいろいろな部分が見えるようになってきました。
エンジニアにとってSESのメリットとしては、いろんなお仕事に携われる事が一番ではないでしょうか。
また、デメリットとしては、会社都合でのアサイン（本当はやりたくない業務）の可能性がある。
そしてそのような様々な現場に行くことで、各現場ごとで評価体制が違い、なかなかステップアップが出来ない可能性が高い事になるかと思います。
また、SESでは案件の多重構造が存在して、ひどい場合4次請け5次請けと言う話も聞いたりします。
この話を聞いて、実際にエンジニアの給料がどんどん低くなっていくのは、一目瞭然ですよね！！
こちらのデメリットの話をエンジニアからもクライアントからも聞くことが増えてきて、本文の最初に書いた・・・「これは何とかしなくては！！」と思い、今回の企画を考えるようになりました。

ーー最初に作った企画の内容は？

募集記事中の「なぜやるか」の部分になってしまいますが、上記のエンジニア側のデメリットに含め、
常駐先の会社様からは、「採用活動やパートナーの拡大が上手く行っていない」と、大変困っていらっしゃいました。
この2つの課題を同時にスピード感を持って解決するためには、常駐先会社様の内部から変えるより、外部から将来有望なエンジニアを新規パートナーとしてアサインしていった方が、関わる人全てが幸せになると思い、今回の事業部起ち上げの企画を作成しました。

ーーこの企画をいろいろな会社様に提案した反応は？

完全に意見が○か×の2種類しかありませんでした。
×の会社様は題名にも書いた通り「そんなの出来る訳ない。出来たとしても、すぐ潰れるよ！！」の門前払いでした。
もっとひどい場合は、「エンジニアの提案が出来ないなら、もう連絡しないで下さい」としかとれない内容の会社様もありました。
それに引き換え、○の会社の担当の方（実際には個人と個人の繋がりだとお互い思っています）は、
「私の会社では、現状その企画は難しいですが、困った事があったらいつでも力になります。」とみなさんおっしゃってくれました。
そして、現在の大洋産業に移ってからも、定期的にアドバイスを頂いたり、情報交換をしています。
まだ、ITソリューション事業部がスタートしたばっかりですが、今回の事業部起ち上げにサポートして下さった方々には感謝しても感謝しきれません。
今すぐに恩返しは出来ませんが、今回の事業を成功させ、CL様とエンジニアの方々の笑顔を恩返しとして届けられるように日々精進しているところです。

ーー大洋産業に在籍してからの動きは？

「是非一緒にやりましょう！！」と言って下さった東京支店長の瀧代さんと本当に一から（おそらくゼロから。笑）行動に移して行きました。現在東京支店には、私と瀧代さん2人しか在籍していない為、バックオフィスの部分も2人で分担して行っています。
本当に助かっているのは、栃木の本社が社労士さんと税理士さんと契約があり、法律の部分でかなり助けてもらっています。様々な税金を考慮して、最大限エンジニアの給与に還元できる方法を常に模索し続けています。
広告を含めた採用も、こちらのWantedlyを含め、少しずつ応募が増えてきており、こちらの記事がアップされる頃にはもう弊社第一号のエンジニアが誕生している事でしょう。（本当に誕生しているとかなり嬉しいです！！）　

ーー他社SESのように、1社より複数の常駐先を持った方が、リスクヘッジ出来ると思いませんか？　　

断言します！！　エンジニアが常駐する会社は1社のみです。リスクを減らすのは、我々の腕の見せ所です！！
最初の質問の部分にも書きましたが、私は「困っている人の為に仕事がしたい！！」ただそれだけです。
年収を上げたい！！とか、キャリアアップしたい！！と1ミリも思っていない、かなりの変わり者です。
経営する側の東京支店長瀧代さんからしたら、たまったもんじゃないですが、いい感じで放し飼いにしてもらってます。笑
繰り返しになりますが、CL様とエンジニアの笑顔の為に今回の事業部を起ち上げました。
こちらの考えは、瀧代さんも全く同じ考えで一緒に行動しています。
これからも1社にこだわり続け、CL様とエンジニアの笑顔に貢献して行きたいと思っています。

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