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弁護士になりたかった私が、ロースクールに行かずにヘルスベイシスを選んだ理由

はじめまして!株式会社ヘルスベイシス新卒3期生の谷川ひとみ(たにかわひとみ)です。
この記事では、私の就活生時代の葛藤から、ヘルスベイシスに意思決定した理由と、現在の業務内容についてお話しします。
「新卒でベンチャーに意思決定した理由は何なんだろう?」「ヘルスベイシスに入社して実際どんな業務をしているんだろう?」と疑問に思った方は、ぜひお読みください!

こんな方は、ぜひお読みください。

✔​就活で悩んでいる人
✔誰かを救える人になりたいと思っている人
✔大学院に行くか、就活するか悩んでいる人
✔ヘルスベイシスの働き方を知りたい人

最後までお読みいただければ嬉しいです。

<プロフィール>
名前:谷川ひとみ(たにかわ ひとみ)
大学:創価大学
見ていた業界:人材、広告
出身:東京都
趣味:歌うこと、ライブに行くこと、ゲームをすること、アニメを見ること

元々考えていた進路

私が就活を始めたのは、大学3年生の2月頃でした。就活の早期化が進んでいる現代においては、少し遅いスタートだったと思います。
というのも私には元々、法科大学院に進学して弁護士になりたいという目標がありました。

私が弁護士を志望したのは、とある裁判ゲームの弁護士の姿に憧れたことがきっかけでした。
困っている人や救いを求めている人を法律の知識を用いて助けていく弁護士の姿が、私の目には非常にかっこよく映り、「私も、自分の知識や経験で困っている人を助けられる人間になりたい」と思うようになりました。
そのため、大学では入学当初から法科大学院進学コースに入り、ひたすら勉強に明け暮れ、法科大学院進学しか考えていませんでした。

そんな中、大学2年生の秋頃に、とても仲の良かった姉が精神的に体調を崩してしまい、働くことができなくなりました。
その時私ができたのは姉の話を聞くことのみで、目の前で物凄く苦しんでいる人がいるのに助けることができなかった自分の不甲斐なさを痛感しました

この一件以降、私は「困っている人を助けたい」という思いから弁護士を志望したものの、果たして弁護士として救える人はどのくらいなんだろうと考えるようになりました。
弁護士は法律のスペシャリストのため法律についての知識は豊富ですが、法律以外で困っている人を助けることはできないのではないかと考えたときに、「もっと幅広く困っている人を助けたい」と思うようになり、大学院進学をせずに就職活動をしようと決意しました

私の就活

大学院進学を辞めて就職しようと就活を始めた私ですが、大学院に進学するコースに在籍していたこともあり、周りで就活をしている人は1人もいませんでした
そのため、誰に頼ることもできず、右も左もわからない状態で、何となくまずは「軸を作らないといけない」と考えました。

当時の私は、法律的に困っている人しか助けられないことが嫌だと考えて弁護士を目指さなくなったにもかかわらず、就活に意識が向きすぎて自分を見失い「大学時代にやってきたことを活かさなければいけない」という固定観念の元、「自分の知識を活かせる環境」という軸を立てて、何となく法務部や法律事務職などを見ていました。

しかし、法律関係の職種で選考が進むうちに、「本当にやりたいことってこれでいいんだっけ」と立ち止まることがありました。
そこで改めて自分を見直し、法律関係へのこだわりを捨て、弁護士を目指さなくなった理由でもある「困っている人を幅広く助けられる人」になるために、「幅広いスキルを身に付けられる環境」を軸として再度就活を1からやり直しました。

ヘルスベイシスとの出会い

自分の軸を持って就活を進める中で、あるベンチャー企業からスカウトメールが届きました
そこに記載されていた事業内容には正直あまり興味がありませんでしたが、「幅広いスキルを身に付けられる」という言葉に惹かれ、とりあえず面談を調整することにしました。

いざ面談に参加してみると、いわゆる会社説明や質疑応答という形式ばったものは一切なく、私の価値観や考え方、将来どういう自分でありたいのかについて沢山深掘っていただき、「就活生の1人」としてではなく、「谷川ひとみ」という個人として本気で向き合ってくださいました。

この企業の独特な面談スタイルは選考に入っても変わらず、この企業との面談によって自分が本当にありたい姿を見つけることができ、納得した意思決定をすることができました。
その面談をしてくれたベンチャー企業が、今私が所属しているヘルスベイシスです。

ヘルスベイシスの面談の中で、私がとても印象に残っていることが2点あります。

1つ目は、私の過去の経験から「谷川さんは介在度が大事なんじゃない?」とお話を頂いたことです。
私は今まで学級委員や部長など、自分が中心に立って全体を動かすことにやりがいを感じていました。
ですが、自分の中では学級委員や部長のどういう要素が自分をワクワクさせているのか、理解しきれていませんでした。

そんな中で、面接官の方に過去の経験を話すと、介在度、つまり自分の所属している団体に深く関われることが重要だと思うとお話しいただき、強い納得感を得ると同時に、自分の知らなかった自分を見つけることができました

2つ目は、私の将来ありたい姿から「何に憧れていて、そうなるためにはどういう環境を選ぶべきなのか」を導いていただいたことです。
前述の通り、私は元々「困っている人を助けられる人になりたい」という将来像をもって職業や軸を決めてきました。
この理想像を面接官の方にお話しした際に、「そもそも困っている人を助けたいと思ったのは何で?」と質問され、自分がこの想いを持った動機を考えるきっかけを頂きました。

改めて自分の動機を考えたところ、私は今までの意思決定において、常にある人物を追いかけて行動していたことに気づきました。
その人物とは、世界的な人気を誇る漫画「ONE PIECE」の主人公、ルフィです。
私は、ルフィが自分の中でのありたい姿、根源的な理想像でした。

きっかけとしては、父がONE PIECEのファンでよくテレビアニメを視聴していたため、私自身も目に触れる機会が多く、私の中でルフィがヒーローのように見えていたことから、自然と「こんな風になりたい」と思うようになっていました。

これを面接官の方にぶつけると、「ルフィのどこに憧れて追いかけていたの?」と質問され、私の中で、
①物語の主人公であること、
②助けたい人を助けられること、
③芯があること、
の3つが、憧れている要素だということに気付きました。

①については言わずもがなですが、ONE PIECEはルフィという主人公を中心に物語が進んでいきます。私は、ルフィの行動力で自らの物語を進めていく姿に憧れを抱いていました。
だからこそ、私も今いる場所の中心人物になりたくて、学級委員や部長といった役職をこなしてきていました。

次に②についてですが、私は、ルフィは自分が助けたいと思った人のことを全力で助けているという印象が強く、その姿に心から憧れていました。
このルフィの姿に憧れたから、私自身も「困っている人を助けられる人になりたい」という理想像を追い求めていたのだと気付くことができました。

最後に③について、ルフィは登場時からずっと「海賊王に俺はなる!」というなりたい姿を見据え続けていて、私はその芯の強さに憧れを持っていました。
というのも、私はどちらかというと芯を持っているタイプではなく、良く言えば非常に柔軟なタイプ、悪く言えばこだわりが無いタイプでした。だから、私もルフィのように「絶対に譲れない思い」を持っている人になりたい、と思うようになりました。

この上記3つの要素が私がルフィに憧れた理由だと気づけたところで、面接官の方に「じゃあ社会で働くうえでこの3つの要素を叶えるためにはどんな環境が必要だと思う?」と質問されました。

それぞれ考え、私は以下のような結論を出しました。
①物語の主人公であること
 →❶介在度が高い環境
②助けたい人を助けられること
 →❷幅広い知識やスキル・経験を身に付けられる環境
③芯があること
 →❸その会社で働いている理由を持ち続けていられる環境

❶については、主語を物語から会社に変え、会社の中心人物になれるような環境が必要だと考えました。
その上で、会社の中心人物が誰か、その人はなぜ中心人物でいられるのかを考えました。
その結果、私が考える会社の中心人物は、社長や役員・リーダーなどの役職を持っている人であり、その人たちは会社のことを一般社員よりも深く知っている・深く関わっているから中心人物でいられるのだと気付きました。
そのため「会社や事業に深く関わることができる環境」、つまりは「介在度が高い環境」が自身の必要な環境となりました。

❷については、人を助けられる人になるためには、助けを求めている人よりもできることが多くないと叶えられないと考え、まずは自分自身にどんな人でも助けられるような幅広い知識やスキル・経験を身に付けられる環境が必要だと考えました。

❸については、働いていく上での芯がある状態になるためには、その会社にいる理由・その会社で働いている理由を明確に持ち続けられる環境が必要だと考えました。

この❶〜❸が、私の中で重要な「就活の軸」になりました。

ヘルスベイシスに意思決定した理由

上記❶〜❸の軸が定まった状態で就活を続け、最終的に私はヘルスベイシスに意思決定しました。
意思決定した理由は簡単で、自分が本気でなりたい姿から逆算して出した100%納得した軸に、ヘルスベイシスの環境が当てはまっていたからです。

❶・❷については、まずwantedlyのメンバーインタビューを全員分読み、どれくらいの人がどういうことをしているのかを調べました。
実際にインタビュー記事を見てみると、1年目からチームリーダーとして介在度高く関わっている人が何人もいたり、営業と採用、採用とマーケティングなど、早くから幅広い職種に携わっている人が沢山いました。

就活市場においては、企業は新卒を採用するために話を盛ったり、ほんの一部の人しかできないことを誰もが携われるようにアピールすることが非常に多いと感じていた私は、ヘルスベイシスのインタビュー記事を見ていくうちに、「この会社は自分の求めている環境が本当に整っている」と実感することができ、「ヘルスベイシスの環境でなら、自分の理想像を叶えることができる」という思いをもって意思決定できたため、結果的に❸についても自然と当てはまりました。

入社後、ヘルスベイシスでしてきたこと

前述のとおり、私は元々就活のスタートが遅かったのですが、ヘルスベイシスに意思決定したのは大学4年の7月末でした。
意思決定をしてから秋学期の履修が決まるまでの間はメンターの方と面談を行い、履修が決まった大学4年の10月から内定者インターン生としてヘルスベイシスにアサインしました。

内定者インターンというのは、内定承諾後〜正式入社までの間、インターン生として早くから仕事に携わることができる制度です。
社員の方のインタビュー記事を見ていたとき、内定者インターンに来ている人と来ていない人とでは、圧倒的に成長速度が異なっていると感じました。

私は、早いうちにルフィのような人になった上で、より多くの人たちを助けていきたいと考えていたため、成長スピードも重視しており、内定者インターンには絶対に参加したいと考えていました。

そんな内定者インターンで、私は新卒採用担当として業務を行うことになりました。
最初に新卒採用担当と伝えられた時、正直とても驚きました
ヘルスベイシスが会社を大きく成長させていく上で、特に重要なポジションが新卒採用だということを理解していたため、「インターン生なのに、そんな重要なポジションを任せてくれるんだ」と驚きつつも、自分のなりたい姿になるためにヘルスベイシスの環境は必要不可欠だと改めて実感しました。

新卒採用に配属されたことに驚いていたのも束の間、初日からヘルスベイシスの面談のやり方を学び、メンターの方とのロープレを沢山行った結果、インターンを始めて1週間で、25卒の方の面談・面接を1人で行うというようなスピード感で自分自身にできることが増えていきました。

その後も採用として業務を行ってきましたが、適性と自身の希望により、12月からは主力事業の営業に配属されました。
元々営業に興味があったこともあり、リーダー陣に助けてもらいながらも日々の業務に本気で向き合っていました。
その結果、営業に配属されてから9営業日で初成約、初月で2件成約を達成することができました。
このスピード感での成約は会社史上初だったようで、自身の努力次第で会社の記録を塗り替えられることに高揚感を覚えました。

しかし、もちろん調子の良い状態がずっと続いたわけではありませんでした
長い間成約数が伸び悩んでおり、正社員として入社後もその状態が続きました。

ただ、ここで思考を止めたら成長できないと思い、どうすれば成約数を増やせるのか、日々PDCAを回しながら試行錯誤し続けました
その結果、上手くいっていない時期は月2件程度の成約数しか出せていませんでしたが、どんどん数字が出るようになり、2024年秋頃には月5件取ることが当たり前にできるようになりました。

この実績を評価され、正式入社から半年後の10月頃には、メンターとしてチームのサブリーダー的なポジションを担い、チーム内の同期や後輩のマネジメントにも携わったり、営業部での施策を考えて回したりと、より介在度高く働くことができました。

そんな中、執行役員の方と営業部のマネージャーから、「もう1回採用に関わってもらえないか」とお話を頂きました。
営業としてできることが増えてきたタイミングではありましたが、私自身色んなことに挑戦したいと考えていたこともあり、お声がけいただけるのであれば飛び込みたいと考えてそのお話をお受けしました。

そして現在は、新卒採用担当として選考に携わりながら、SNSの運用を行ったり、入社予定の内定承諾者のメンターとして定期的に相談に乗ったりと、採用という枠からはみ出して様々なことに挑戦しています。

まだまだルフィにはほど遠いですが、なりたい自分を叶えるために、これからも全力で楽しみながら働いていきます!

最後に。就活生へのメッセージ


就職活動を「大変」「辛い」と思う方も多いかもしれません。
周囲と比べて、焦ってしまう方もいるのではないでしょうか。

ですが、私は、就職活動は「自分自身を改めて知ることができる機会」だと思います。
現在はSNSが発達していることもあり、様々な情報が数多く回ってくる時代です。
なので、就活のセオリーにがんじがらめになり、自分を見失ってしまう方も多いのではないでしょうか。

ただ、取り繕った姿で就職活動をすることは非常にもったいないと考えます。
取り繕った姿で内定を得た企業は、取り繕った自分を評価されているのであって、本来の自分には合わないのではないでしょうか。
であれば、最初から本来の自分で勝負することで、仮に選考結果が思うようにいかなかったとしても「この企業とは合わなかったんだな」「逆に企業側から自分とは合わないと教えてくれてラッキー」と納得できるのではないでしょうか。

せっかく自分のことを深堀りすることができる時間が与えられているのならば、自分が今まで生きてきた過去を振り返り、これから、仕事や人生において、何を求めていて、何を大切にしているのか、将来どうしていきたいのかを明確にできるこのチャンスを存分に使い、自分自身が心から納得のいく就職活動を最後までやり遂げてください
心から応援しています!!

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