【新卒3期生と考える理念浸透-前編-!幕末の教育者 吉田松陰に学ぶ覚悟と20代の生き方】 | メンバーインタビュー
こんにちは、採用担当の小山です。今回は久しぶりに対談企画をやっていこうと思います。ヘルスベイシスでは普段社員が働くオフィスに、偉人の言葉や会社として大切にしたい言葉を額に入れて、社員の目の見える...
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はじめまして!株式会社ヘルスベイシス新卒3期生の大浦理奈です。
この記事では、私の人物像、就活の経緯を中心に、最終的にヘルスベイシスに決めた理由をお話しします。
こんな方は、ぜひお読みください。
✔ 人の可能性を大切にしたい方
✔ 社会課題解決に興味のある方
✔ どの企業もよく見えてしまう方
最後までお読みいただければ嬉しいです。
<プロフィール>
名前:大浦理奈
大学:青山学院大学
見ていた業界:IT、教育、人材
出身:千葉県
趣味:カラオケ、帽子集め
性格は昔から少し繊細な方で、特に人の可能性の芽を摘み取るような発言に敏感でした。
何気なく発せられた「できない」「無理」という言葉を聞くたびに、自分の気持ちを折られて悲しくなったり、自分のことでなくても疑問を抱いたりしていました。
冗談も通じにくく間に受けてしまい、小学生の時は気の強い友達と関わることは苦手でした。
その影響もあってか、私自身は人に対して強い態度や否定的な態度を取ることはほとんどなく、周りから優しい・良い人だと言われることが多かったです。
その言葉は嬉しかった一方で、言われるほどに私もそのような期待に応えようという気持ちになり、ありのままの自由な自分を見せられる人は限られていました。
高校時代において、その貴重な相手は部活の仲間たちでした。
高校では小学四年生の頃から続けていた書道をやりたいと思い、あまり迷わずに書道部に入部しました。その高校が書道の強豪校であることは後から知り、入ってみると文系にしては珍しく練習量が多い部活でした。
その成果としてどんどん上達し入賞する同期が増えていく一方、私は一年生のうちはほとんど成績が出ず、焦りや苦しさを感じていました。たまに辞めたいなと思う気持ちはありつつ、実際に行動に移すほどの意思もありませんでした。
そんな中、2年生に上がるタイミングで自分が専門とする書体を変え、自分に合っていたことから成績は伸びていきました。少しずつ賞も取れるようになり、頑張りが結果につながることの嬉しさを知りました。
同時期に部活の執行部にもなり、良いことも悪いことも全てを共にする仲間と主体的に活動する日々が楽しいと感じられるようになっていました。
組織を引っ張る立場になり、上手くいかないときは顧問の先生から指摘をされてかなり落ち込んだ時もありましたが、卒業した時に感じたのは、「失敗や苦しいことも全て良い経験で、成長につながった」ということでした。
そんな私は大学生になってからも、多少苦しいことがあったとしても成長できる環境に再び身を置きたいと思っていました。
大学生になって人生を変えたとも言える学生団体と出会いました。
初めは自己成長や仲間との繋がりにしか興味がありませんでしたが、活動していくうちに周りの人に影響され、自分や身近な人だけでなく組織や社会にも目を向けるようになりました。
2年生の頃には委員会の次年度の委員長を決める選挙に出馬し、周囲の応援やサポートを受けながら組織の可能性を最大化する方法をひたすらに考え主張しました。結果としては落選してしまいましたが、翌年は人事統括として同じ目標のために活動していました。その一環で次の選挙では、当時の私に似た状況の新入生に対して出馬の後押しをし、彼女の挑戦をサポートしていました。
このことを振り返ると、私は人の可能性を広げることに価値を置いていると気づきました。
4年間続けることになったこの学生団体では、自分や他者の可能性を見限ることなく大切にすることで、「私は挑戦できるんだ」という自信がついたり、相手の人生が変わるきっかけを作れたりすることを学びました。
スタートダッシュは遅く、始めた頃は窮屈な就活をしていました。
学生団体の活動に注力したい気持ちが強く、大学3年の11月頃までは就活自体への気持ちがなかなか乗りませんでした。進め方としては、少しでも効率よく就活をするために学生団体の掲げるVisionと親和性の高い企業の選考に応募したり、オファー型の就活サービスを利用して自分にあっていそうな企業を探していました。
いわゆる「ガクチカ」として挙げていたのはずっと本気でやってきた学生団体での活動でしたが、話したいことはあっても慣れない面接で納得のいく説明ができずに、悔し涙を流すことも数回ありました。
面接の経験値が足りなかったこともありますが、何よりも、よくある就活の枠組みの中で自分を知ってもらうことの難しさに悩んでいました。
そんな中で、オファーをいただいたヘルスベイシスの初めての面談がありました。
面談で採用担当者に言われたことは、
「就活の型にはまって窮屈そうに見える」でした。
その時はショックで泣いてしまったのですが、よく考えるとその通りだったと思います。
想定の質問と回答を準備して、面接ではそれを形式的にやりとりする。私自身、違和感を抱きながらも「就活とはそういうものだ」と思い込んでいました。
当初の就活軸は、
①Visionに共感・共鳴できること
②カルチャーに自分が合っている・好きだと思えること
③広く深く細部まで企業の価値観やカルチャーが浸透し反映されていること
の3つでした。
学生団体で人事や組織開発を担っていたこともあり、企業のカルチャーは重視していました。
しかし、面談でそのことを伝えると、
「聖書のようなすでに出来上がっているものを伝え広めたいのか、それとも今まさにその本の第1章を書いていて、ストーリーを作っていくのがいいのか?どっちがワクワクしますか?」
と聞かれ、高校の部活動の経験を思い出しました。
すでに出来上がっている完璧なものを広めていくことよりも、私がワクワクするのは、仲間と目標に向かって走りながら試行錯誤している時だと気づきました。
そこから沢山の面談を重ね、自分が理想とする社会を実現させるためにどのような人間になりたくて、それにはどのような環境が必要なのか、沢山の気づきとアドバイスをいただきました。
最終的に私の就活軸は
①Visionに共感・共鳴できること
②事業を作る力を身につけられる環境があること
になりました。
他の企業の選考も並行して受けていましたが、この就活軸が確立されてからは、迷いがなくなったように感じます。
内定をもらうための逆質問ではなく自分のこだわりを持った逆質問ができるようになり、「どの企業もよく見える」という状態から「ここは魅力的だけどここは引っかかる」と明確に整理がついてきました。
これは就活を始める前からずっと変わっていません。
今の社会は、「普通」とされている枠組みから外れてしまうとそれだけで生きづらさが増え、自分の存在やできることを過小評価してしまったり、他者や社会に対しても希望が持てなくなってしまうことが多いと考えています。
私はそのような問題に向き合い、自分の手でその課題を解決する事業を作れる人になりたいと思っています。
とはいえ、今の私は個々の社会課題への解像度は高くない自覚がありますし、ビジネスでそれを解決していくノウハウもありません。
そこで、事業を作るのに必要な力としてヘルスベイシスの社員の方に教えていただいた、経済合理を作る力・事業開発能力・組織を作る力・やり続ける力の4つを身につけたいと考えています。
これらの力を身につけることで、多角的な視点から事業について考えられるようになりたいです。
上述した就活軸に当てはまっていたことが一番の理由です。
「可能性を社会に提供し続ける」というVisionは、私の価値観に近いところもあり非常に共感していますし、計8回ほどの面談を通してそのVision達成のために本気になっている企業であると感じられたからです。ビジネスモデルの面からもそれを感じることができました。
また、事業を作る力を身につけられる環境として、自分次第で色んなことに挑戦させてもらえる点や、事業開発のスピード感がある点を魅力的に感じていました。
また、就活軸にはあまり入れていませんでしたが、たくさんの社員の方とお話をさせていただく中で、親身に話を聞いてくださる姿勢や仕事に熱心な様子が印象に残っており、「ここなら頑張れそうだ」と思えたことも最後に決め切れた要因でした。
これまで目の前のことに一生懸命に取り組めていて充実していたのに、就職活動を始めた途端に自分の将来像を綺麗に描かないといけなくなり、当時の私はなんだか納得いかないと感じていました。
数年後、どうありたいかなんて、その時になってみないとわからないし、今それを決める方が感覚的に気持ち悪いと思っていました。きっと同じように感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私はヘルスベイシスでの面談を通して、社会課題解決のために事業を作れる力を身につけたいと考えるようになりましたが、初めはそんなこと全く考えもしていませんでした。
自分の中にあった選択肢は、社会課題解決につながっていると感じられる企業に就職することくらいしかなく、自分で事業を作るという考えは頭の片隅にもありませんでした。自分だけでは納得できる答えは見つからなかったということです。
たまたまオファーをもらった企業との面談が、私の可能性を広げてくれました。
初めは興味がなくても一度話を聞いてみると意外な発見はあるものです。
その「たまたま」というチャンスを少しでも多く取りにいくことを大切にしていれば、きっと自分の納得のいく答えやヒントが得られると思います。
皆さんが自分の可能性を広げる就職活動ができるよう願っています!
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