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こんにちは、ヘルスベイシスの採用担当の小林です。
近年、家にいながらスマホやパソコンを使用して、薬の説明や処方といったオンライン服薬指導が受けられるということで、オンライン薬局が注目を集めています。
本記事では、そんなオンライン薬局について紹介していきます。
オンライン薬局とは?
オンライン薬局は、スマホやパソコン、ビデオ通話アプリなどを用いてオンラインで薬剤師による薬の相談や説明といった服薬指導を受けることができる仕組みのことです。
家にいながら相談ができる他、自宅に薬を届けてくれるサービスもあります。
近くに薬局が無い方や外出が困難な方、相談しにくい内容がある方にとって、とても便利なシステムです。
オンライン薬局の仕組みや流れは?
オンライン薬局でオンライン服薬指導を利用する流れは次のとおりです。
1.医療機関を受診する
オンライン服薬指導を希望する場合は、受診の際に申し出ましょう。
するとオンラインの相談が可能な薬局に処方箋を送ってもらえる場合もあります。
2.処方箋を薬局に送る
受診の際に医療機関側から薬局のほうに直接処方箋を送って貰える場合と自分で手続きが必要な場合があります。
自分で手続きが必要な場合は、郵送もしくはFAXやアプリを利用し、薬局に処方箋を送りましょう。
アプリの場合はサービスを受ける上での個人情報やその他データの入力があるので忘れずに対応しましょう。
3.日程の決定とオンライン服薬指導
薬局側に情報が届き次第、基本的に薬剤師から日程調整の連絡があります。
その後、スマホやタブレット、パソコンなどで、薬剤師とコンタクトを取り、体調の確認や副作用や服薬の方法など薬に関する説明を受けることになります。
4.薬剤の受け取り
オンライン服薬指導が終了した後、薬局が指定する支払い方法で決済します。
薬局によっては配送や受け取りに行くといった方法があるので、都合のいい受け取り方を選びましょう。
オンライン服薬指導のメリットは?
オンライン服薬指導には主に3つのメリットがあります。
・待ち時間や移動の手間がない
・定期的に薬を服用している場合の手間が減る
・外出を控えられる
それぞれについて解説していきます。
・待ち時間や移動の手間がない
服薬指導をオンラインで行うことで、薬局への移動の時間と移動費、そして待ち時間がかからず薬の説明を聞くことが可能です。
また、比較的オープンなスペースで説明がされる薬局が多い中、オンラインでは1対1での通話になるため人に聞かれる心配もありません
・定期的に薬を服用している場合の手間が減る
定期的に服用している場合、薬剤師の現在の体調の確認のみで処方される場合が大奥あります。服薬指導をオンラインで行うことで時間の調節もききやすいうえに、薬の郵送もして貰える薬局もあるため負担を減らすことができます。
・外出を控えられる
体調不良で外出が厳しい場合や、コロナなど外出先での感染が不安な場合にはオンライン服薬指導は大きなメリットとなります。
オンライン服薬指導の目的は?気になる疑問を解決
ここからはオンライン服薬指導についての気になる点を解決すべく、Q&A形式で紹介していきます。
オンライン服薬指導の目的は?
そもそも服薬指導は、処方薬を患者の自己判断で服薬をやめてしまうことや、服薬量の間違いを防止するために行われている制度です。
オンラインで行うことで、時間が取れない患者さんに配慮しつつ処方することが可能になっています。
オンライン服薬指導の課題は?
オンラインで可能な範囲が限られていること及び、患者側の環境が整っていない可能性があるのが課題です。
オンラインでも服薬指導は可能ですが、患者さんの様子などは直接話すときよりも判断しにくく、表情などの細かいサインを受け取ることができない場合があります。
また、オンラインで服薬指導を受けるにはスマホなどの電子機器の有無と操作が可能かという点も問題になります。
ある程度スマホなどを使いこなせる方でないとスムーズにオンライン服薬指導を受けられない可能性があります。
オンライン服薬指導は誰でも受けられる?
一度医療機関にて受診した方は、オンライン服薬指導を受けることができます。
しかし、薬の内容によっては対面での服薬指導が必要な場合もあるので注意しましょう。
オンライン服薬指導後、薬はいつ届く?
オンライン服薬指導後、薬局によっては数日~1週間程度かかる場合があります。
基本的に薬の代金を決済後に発送となることが多いため、決済はすぐに行いましょう。
早く薬が必要な場合は薬局での受け取りを選ぶのも一つの手です。
オンライン服薬指導の注意点は?
オンライン服薬指導を行っている薬局が多くない点や、送料が別途で掛かる可能性がある点には注意が必要です。
感染防止や待ち時間の短縮にはなりますが、余計な出費を抑えたい場合は、実際に薬局にて服薬指導を受けたほうがいい場合もあります。
最後に
オンライン化、DXの波は、ヘルスケアの領域にも押し寄せています。今後の動向に目が離せませんね。