なにをやっているのか
公共空間活用などを通じた地域まちづくり×行政DXの推進という切り口で事業を行う、国内でもユニークな都市デザイン会社です。さらに、行政・市民・企業などがパートナーとして地域課題解決や地域の活動に取り組むためのコミュニティエンゲージメントプラットフォーム「my groove」 の開発・提供にも力を入れています。
私たちの事業は大きく分けて以下の2つです。
①都市環境デザイン事業
市民・企業・行政など様々な方の間に入って、まちづくりのコーディネートを行っています。空間づくり・仕組みづくり・コミュニティの支援など、地域に合わせた様々なアプローチで、人々の暮らす都市環境をデザインする事業です。
私たちの捉える「環境」とは、身の廻りのあらゆるスケールの「場」、あるいは、人ともの、人と人が相互に関わり合いながら暮らしていくための触媒そのものと捉えています。
行政や民間企業を取引先として、都市空間のデザインや活用、マネジメントの仕組みを包括的にコンサルティングし、また、そこに暮らす人たち自身が、まちとの新しい関わり方を見つけることや、前向きな参加を促す仕掛けづくりを得意としています。
②パブリックサービスデザイン事業
2021年1月より、自治体DXコンサルティングやアドバイザリー等も行っています。
世の中の潮流として、「DX」という言葉が至る所で使われていますが、公共セクターのDXはまだ十分進んでいるとは言えません。
私たちは、公共分野のDXにおいても、「市民や企業と行政など異なるセクターがともに取り組む」とことを大事にしています。
その理由は
①より暮らしの質を高める利便性の高い行政サービスを作っていくためには利用者のニーズに応えていくことが必要であり、そのためには最初からきっちりと決めた仕様に基づいて開発を進めることは難しいということ。
②システムを作るだけでは不十分であり、それを暮らしに結びつくものとしていくためには、状況やニーズの変化に合わせて改善し続けることが必要ということ。
私たちは行政と市民、企業の間に立ち、DXの推進をファシリテートする存在として地域の変化を後押ししていきます。
具体的には、自治体とスタートアップの協働をコーディネートする業務や、自治体職員向けにDXの基礎や、従来の発想の転換を行うためのワークショップ等を含めた研修などを行っています。
どうやっているのか
私たちは、都市計画ーまちづくりーコミュニティデザインー行政DXと、既存の分野に閉じない、領域横断プロジェクトに多数挑んでいます。
既存の領域・やり方だけでは、社会課題を解決できない時代に突入しています。だからこそ、様々なバックボーンや専門分野を持つチーム=コレクティブな組織でありたいと思っています。
チームメンバーそれぞれの強みや才能を生かし、弱いところは補い合い、これまでアナログベースでしか成立していなかったまちづくりへの参加・協働のあり方を変え、地域において行政、市民、企業などがパートナーとして地域課題解決や地域の活動に取り組む新たな方法論の確立を目指しています。