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今、バックオフィスが熱い! 「守り」と「攻め」の二刀流。管理部ブレーンに聞く、9つの質問

皆さんは、企業の「バックオフィス=管理部」に対して、どんな印象をお持ちですか?

当社のバックオフィスは、経理業務と総務人事業務が主な仕事。


「縁の下の力持ち」「裏方業務」「後方支援」「地味そう」「真面目そう」・・・


マーケッターとしてクライアントと向き合い利益を生みだす部署を「フロントオフィス」と定義すると、確かにバックオフィスは前線メンバーを下支えする存在。


爆速で成長する組織の「鉄壁の守り」として、みなさんが思い描いたイメージの半分は正解かもしれません。


ただ、当社のバックオフィスは、それだけではありません。


持続可能な組織成長に必要なのは、人口減少の進む日本で優秀な人材を獲得し続け、充実した就労環境と盤石な経営体制を実現する、戦略的な「攻め」。拡大成長に向けた当社のバックオフィスの重要なミッションの一つです。


ただの裏方ではない、「守り」と「攻め」の二刀流で活躍するメンバーに取材しました。




◼︎管理本部 バックオフィス統括 鈴木杏

中学卒業後、就職。

18歳で山梨県から上京、ノルマの厳しいネット回線業界で営業として勤務。

ダイレクトマーケティング関連の会社に転職後、データ分析業務に7年間従事する。

2022年1月、KITENに入社、管理部にジョイン。








その1:「バックオフィス」の仕事について教えてください。


鈴木:大きく分けると、経理業務総務人事業務の2つです。


<経理業務>

・日次業務:現預金の出納管理、仕訳作業、経費精算、外注契約管理

・月次業務:請求書発行管理、月次収支、給与支払、売掛買掛管理、税金管理

・年次業務:年次決算作業、申告書作成、納税 

 ほか 年末調整、社保算定、労働保険申告、金融機関との折衝など


会社のお金や取引の流れを管理する、経営判断に不可欠な要素を扱うポジション。業務は多岐にわたり、会社運営に欠かせない経理財務の専門スキルを広く身につけられることも魅力の一つ。


<総務人事業務>

・オフィス備品設備管理、福利厚生管理

・労務:入退社手続き、勤怠作業、給与計算ほか

・人事評価:評価制度設定・運用

(採用育成:人材採用、教育研修、キャリアサポートほか)


社員が快適に働くためのオフィスの環境の整備から、業務を円滑に進めるためのサポートまで、幅広い全社業務を行うのが総務の仕事。人事業務は、労務管理や評価を中心に担当していますが、今後は採用教育まで担っていく予定です。




その2:鈴木さんてどんな人?中卒も院卒も関係ない、本当の“学歴不問”組織。


鈴木:最終学歴は中卒なので、高学歴の社員が多いKITENでは珍しい存在ですね。でも、ユニークなキャリアを歩んできた人も多い当社だからこそ、「九九(くく)言える?」と、イジられながら、楽しく働いています(笑)。


♪ユニークなキャリアを歩んできた社員紹介の別記事🔽

KITENの支社を0から立ち上げる代表が元雀荘の住人って本当?】


中学を卒業して地元で働き、18歳で上京。ネット回線の訪問販売を数年経験しました。ノルマの厳しさはありましたが、私は意外と楽しめたかな。その後、デスクワークを希望して転職し、健康食品を扱うメディアマーケティングの会社で7年働きました。そのときにテレビ通販の視聴率や数値分析で長年数字と向き合ってきたからか、KITENの経理の仕事にも、未経験でも抵抗なく飛び込めました。


KITENへの入社は、知人を通じての紹介です。KITENが子会社を立ち上げたばかりでバックオフィスの人材を探していたらしく、知人が代表の松村のことを「この人と働きたいと思って入社した」と、語る姿に興味がわきました。私の会社選びの基準は、「人」。私自身もKITENの人と「働きたい」と、感じて入社を決めました。


その3:鈴木さんの日々の仕事、教えてください。


小松:バックオフィスの業務全般を担当しています。メインは経理の業務で、グループ会社4社の経理も同僚と分担しながら担当しています。日常的な業務は、広告費や売り上げの計算などの会計業務。特に忙しいのは決算期です。


人事業務では、40名の社員やアルバイトの勤怠管理、給与計算が毎月発生し、入退社の手続きや備品発注などの総務案件もその都度対応します。


ある程度の組織規模になると、経理や総務、人事や法務など、分業体制を取るのが一般的なので、今の働き方で幅広く経験を積めることは、今後のキャリアにも有利になるはず。しかも、決められたフローに乗るというより、自分次第でやり方も変えていけるところがこの仕事の面白みの一つです。


気づけば、この2年でマルチタスクが得意になり、未経験の業務にも数多く取り組むことで今まで以上にチャレンジ精神もつきました。今のこの働き方が、とても気に入っています。



その4:影のブレーン!? KITENのバックオフィスは、スゴい。


鈴木:バックオフィスとして印象深いのは、数億円規模のクライアント案件が急になくなるという一大事が起きたときのこと。


予定した売上金が入らないという危機的事態に加え、当時は、地方支社の立ち上げやオフィスの移転という社内のプロジェクトも控えていました。資金の流れをどう再設計して経営のピンチを乗り越えるか。バックオフィスとしての打開策が求められました。


他社への支払いに関して交渉の余地を探りながら税務上のリスクを軽減し、税理士を加えてサポート体制を強化する。支社の開設やオフィス移転に関しても、最適なスケジュールを私から経営陣に提案するなど、日々、経営陣と意見交換を続けました。


結果的に、関係各所の協力を仰いで難局を乗り越え、社内のプロジェクトも予定通りに完了。「自分の行動と選択が、会社の成長と組織の安定に直結する」。あの達成感は、今までに体験したことのない充実したものでした。





その5:KITENのバックオフィスの「存在感」は、どんな感じですか。


鈴木:私の感覚では、バックオフィスは「経営者と一体」であり、経営者とともに組織を動かすポジション。大切な社内の「人」の顔が見えるからこそ社員を幸せにしたいし、悲しませたくない。


ビジョンや夢を描き、ビジネスの前線を切り拓くのが代表の役割だとすると、私たちバックオフィスは組織運営の基盤を整え、「守り」と「攻め」の二段構えで成長を後押しする存在


経営に関して積極的に意見もするので、代表を裏で支える「内助の功」と言えるかも(笑)。守って攻める、なくてはならない存在です。







その6:「バックオフィスでも稼げる」って聞きました。


鈴木:稼げます(笑)。一般的に、成果を数値化しやすい現場と比べ、管理業務は成果の基準が曖昧だったり、可視化しにくかったりしますが、当社は違います。「+α」の実行力や挑戦心、成長意欲を部署問わず高く評価し、給与に反映していきます。


例えば、今までにないフローを自主的に整える。会社の成長に必要なことを経営領域に踏み込んで提案する。積極的に、よりよく変える。


目標や夢の実現に向けて熱量を持ち、120%の行動を起こせる人が活躍できる仕組みがあり、私自身、学歴やキャリアに関係なく、今ここにいる自分の挑戦や行動を評価してもらっていることを実感しています。


社風として、社員みんなの熱量が高いんです。全力で仕事に向き合い、達成に向けて一人ひとりが志を持ってチームで団結する。時間を忘れてやり切ろうとする人ばかり。


ある役員は、「ワンピースみたいな組織」と、表現していました(笑)。



その7:どんな人と働きたい?どんな人なら活躍できる?


鈴木:社内外の多くの人とかかわり、ときには交渉も必要なので、自分の意見をしっかり意思表示できるオープンなコミュニケーション力があるといいですね。


常に社内を向いてサポートする存在として、「会社のために」「社員をハッピーにするために」と、利他的に思考できることも大切。20代が大半を占める組織なので、私は彼らの成長を感じるとうれしいし、「ありがとう」と言われると頑張りたくなる。誰かの役に立つ仕事は、昔から好きなんです。


でも裏方だからといって熱量が低いとそのスピードについていけません。目標や夢に向かってブルドーザーのように進む力も必要。未経験の仕事もスリルと捉え、臆せず素直に取り組める人には、いくらでも成長のチャンスがありますよ。



その8:今後のバックオフィス、どう「攻め」ますか?


鈴木:事業の拡大に向けて、組織の整備を進めます。「人」の距離感が近い分、コミュニティのような感覚で働けるのがKITENの魅力でもありますが、今後は、より「会社」らしく、働き方や生産性、雇用基盤や制度なども整えていきます。今は緊急度が低くても、組織の成長に合わせてその土台が必要になる未来が必ず来る。


夢を持った優秀な人材に、KITENという船に「ずっと乗り続けたい」と、思ってもらえることが会社の成長につながるので、私自身が「こうだったらいいな」と思う働き方を、どんどん提案していきたいですね。



その9:最後に。今、KITENの「バックオフィス」をおすすめする理由。

    

鈴木:KITENは、今まさに成長中の組織。拡大に向けて「会社を一緒につくっていける」段階にあることが最大の魅力です。経営目線で自分が「いい」と思う組織づくりを提案し、イチから形にできる。未来のボードメンバーにだってなれちゃいます。


そのチャンスと裁量があるから、仕事にも誇りを持ち、「会社のために」動きたくなる。


あと、優しい人が多いことも私がKITENを好きな理由です。思いやりがあって、目の前の「人」をちゃんと大切にできる。だから、この仲間と働きたいと思うし、力になりたい。仲間と働く楽しみや喜びのある職場です。


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