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なにをやっているのか

私たち株式会社TRAPE(トラピ)は、超高齢社会の課題に様々な現場プロジェクトで挑みながら、医療介護専門職がオンラインで専門性をアップデートできる人材開発サービス「Club TRAPE(トラピ)」を運営しています。 https://trape.jp/club-trape/ 【主な事業内容】 Club TRAPEは、高齢者のケアに関わる医療介護専門職の「Well-being人材づくり」をオンラインで行うサービスです。 TRAPEはこれまで、国の制度づくり(介護保険・総合事業のデザイン)、自治体の介護予防を改革するためのパイロット事業、介護事業所の働き方改革・生産性向上などの案件に携わってきました。 そこで見えたのは、現在の介護制度の「限界」と、そこで働く人達の「可能性」です。 制度に縛られず、「目の前の方のWell-beingを追求する」という本質的アプローチを、医療介護専門職の方々に身に着けてもらうことで、その方々の活躍の場を拡げ、新たなキャリアを拓き、世の中のWell-beingを増やす。それがClub TRAPEで実現したいことです。 Club TRAPEで専門性を高め、本質的アプローチを身につけていただいた方には「Well-being Designer」として、孤独な高齢者の方の日常をWell-beingにすることや、他の専門職の方々にそれを伝えるという、新たな活躍の機会を提供しています。 【私たちのビジョン】 誰もが自分にとって最高の社会的な役割を持ち続けることができる、そんなWell-beingにあふれた日常にする。それがTRAPEの目指す社会像です。 TRAPEは、たくさんのWell-being Designerが生まれ、活躍してもらうための舞台となる場所です。 社名のTRAPEは、「trapezoid=台形」に由来し(なので、トラピと読みます)、企業ロゴでは富士山をイメージしました。Well-beingな社会の土台となり、そこで活躍する人の舞台になりたい、という願いを込めています。 日本中にいる、可能性をもった(でもまだ孤独に悩んでいる)専門職の方々が、オンラインで自在に対話し、学び、新たな領域を開拓していく。自身の成長と社会課題解決が両輪となって社会を変えていく。テクノロジーがその基盤をつくり、背中を後押し、ドライブしていく。TRAPEはそんな世界観で事業を進めています。

なぜやるのか

国、自治体、医療介護の専門職の方々と多く関わる中で、ほとんどの方が「介護の現状は課題ばかりだ」とおっしゃいます。 課題とは、たとえば ・高齢者は増えるが、働き手は足りない ・採用してもすぐに辞めてしまう ・スタッフはいつも多忙で疲弊している ・高齢者は今より元気になることはない(悪化を防ぐことすらままならない) ・高齢者には可能性がないと考えてしまう ・社会保障・財源はもう限界 などです。 高齢者を支えるために作られた介護保険制度も、いつの間にかそこで働く人の生活を含めた制度の維持が優先されるようになりました。専門職も、提供するサービスの質や結果にかかわらず同じ報酬がもらえることに慣れ、なんとなく仕事をする日常が続いています。 しわ寄せは高齢者に行き、ひとたび介護保険のお世話になると、状態は悪化し続けて要介護度が上がっていくというのは、国の発表データからも明らかです。 今の制度や専門職には、まだ本人のWell-beingを追求する、そのためのサービスを提供する、という意識が根付いていません。今ある制度やメニューを金太郎飴のように提供する、自分の得意な専門サービスばかりを推奨する、ということが起こります。 それを知らない高齢者の方には、他の選択肢は与えられず、周囲に言われるがまま受け入れることで、可能性を失ってしまいます。 しかし、それは高齢者の真実の姿ではありません。 医療介護専門職がどのように関わるかで、高齢者の方々の状態(アウトカム)は180度変わります。 可能性を見出し、実現することで、元気になれる方が大勢いるのです。これが本来の「介護予防」です。 そこに私たちは一歩踏み込み、現状を変えようとチャレンジしています。 ご本人にもっとフォーカスし、ご本人のWell-beingな日常を実現したい、そう考えています。 そのために、私達と同じような意識をもちながらも、現状に押されて変化・行動できていない日本中の専門職の方々の背中を押し、学びを助け、対話を重ね、仲間を創り、Well-Beingを増やせる人を増やしたいのです。 みんなの未来をみんなでつくる、それが私たちの目指すところです。 ■代表・鎌田の経歴 経済学部卒業後、リハビリの専門学校に入り作業療法士免許取得。その後病院勤務を経て、吹田市にある医療法人の介護部門センター長として、当時誰も手をつけていなかった介護保険の原点である「自立支援」を軸とした介護サービス(訪問看護、通所リハビリ、ケアプランセンター)を展開。同時に、同市の事業者連絡会会長として多くの介護事業者、行政、住民とともに地域づくりに取り組む。 その過程において、それぞれのステークホルダーが自分たちの課題をそのままにしていることに強い危機感を抱き、「ひと」「環境」「活動」の要素を新たにつなぎ合わせてデザインの力で本質的な価値を生み出すWell-being Designerとなるべく、2015年に株式会社TRAPEを設立。

どうやっているのか

【メンバー構成、特徴、多様性】 メンバーは現在10名ほど ・事業運営チーム4人 …… Club TRAPEでの教育・コーチング、介護現場での実証プロジェクトなど ・エンジニア4名 ......Club TRAPE開発 ・アシスタント2名 など 社会への課題感や疑問を何かしら持っていて、アクションを起こしたいと思っている人間の集まりです。 出身は、医療介護系3名、金融・ビジネス1名、教育機関1名、などなど多彩な顔ぶれで、医療介護以外のバックグラウンドの方を歓迎しています(業界を変えるのはヨソ者!)。 【仕事の進め方、カルチャー】 ■ 私たちはいかなるときも、ストーリーとアクションを大事にしています。 どんな方にも、その人なりのストーリ―やその先のビジョン・目指したいものがあると思いますが、それとTRAPEのビジョンが交差してると感じてくれた方、ぜひ一緒に働きましょう! ■そして、アクション。ビジョンは語るものではなく実現するもの。目標に向かってアクションを起こせる人が当社にカルチャーフィットすると思います。 ■場所にとらわれない柔軟な働き方 本社は新大阪(Base TRAPEと呼びます。)、共同創業者は東京、CTO(最高技術責任者)は長崎にいます。現在は完全在宅勤務。遠隔地フルリモートも可能です。これからの働き方を率先して取り入れ、常に変化していくことを良しとしています。