1
/
5

これからの仕事の価値観は、転職ではなく副業を掛け持ちすること。ゴエンアップの考える会社経営とは?

株式会社ゴエンアップ(Goandup Co.,Ltd.)は独特の会社です。

代表の私(青木千秋)のイズムみたいなものが強く、普通の会社で当たり前だと言われているアンチテーゼを掲げたような会社です。

それを徹底的に具現化しているため、社会でいう常識に嫌気が差している人からすると最高の会社かもしれません。

今回は、弊社の理念、青木の理念を具体的に説明していきたいと思います。

会社経営は、企業文化です。世の成功者の社長の真似をすることは大事ですが、それ以上に大事なのは社長の考えです。

セールスを大事にしているのか?

エンジニアを大事にしているのか?

企業文化とは、そういった考えの上で、「どういう会社を作っていくのか」というデザインが結集したものだと思っています。

当然、それに賛同したメンバーで構成されるため、会社が社長以上の器にはならないのは、そういう背景からでしょう。

社長が気合根性論であれば、セールスだけでなく、エンジニアまでもが気合根性を大事にする文化に染まっていきます。

ゴエンアップ、5つのフィロソフィー

さて、その中で、私(青木千秋)が会社経営で大事にしているフィロソフィー(企業文化)を述べさせていただきます。



簡単に言えば、このフィロソフィー(企業文化)に腹落ちするか否かが、ゴエンアップという会社で気持ち良く働けるか否かだと思ってください。

※参照:https://www.wantedly.com/companies/company_6936049/post_articles/278524

無駄を排し、利益を社員に還元する。

組織だけでなく、社会は “無駄に払っているコスト” が異常に高い気がします。
最近ではコロナの影響で、IT化やDX化が進み、非対面の仕事の進め方が増えました。

コロナ禍を切っ掛けに、テレワークをする企業も増えました。
(ゴエンアップは最初からフルリモート、フルフレックスの会社です。)

テレワークをとなると、今まで当たり前だった “出勤” という概念に対して、“別に要らなくない?” と言った声が上がり、自宅で仕事をする人が増えるため、結果、郊外の家が売れ、都心のテナントの空室率が増え始めているという傾向まで発生しています。

“コロナを切っ掛け” と言いましたが、本当はみんな心の底にあった感情だと思います。テレワークのような合理的な働き方は、“コロナを切っ掛け”`にようやく市民権を得ようとしているだけに過ぎません。

そもそも仕事の本質的な意味とは何でしょうか?

その本質は出社ではないことは確かです(笑)

「出勤して、自席で作業をして、定時がきたら帰る」という生活を送っている方は、“何のために通勤1時間をかけて出勤するのか意味がわからない” と本当は心の中では思っています。

会社経営側からしても、オフィス代金、通勤手当など、自宅で仕事をしてもらえば “発生しないコスト” を余計に払わないといけません。

つまり、出勤しないと決めただけで、それに付随してかかるオフィス賃料、通勤手当、オフィス維持費、出勤の移動に関わる労災、会社の備品、光熱費、などなどチリツモではありますが、それらのコストが同時にカットできるのです。

その毎月の固定費のために、無理難題な売上計画が作られ、その売上計画を作るために、また新たな人が採用され、人が増えるからオフィスを増床し、結果オフィス代や福利厚生のコストが増える。
今度はそのコスト管理をするためにまた別の人を採用し・・・といった具合に、コストが増える悪循環を経営側が作り上げている気がしています。


この働き方ってみんな望んでいますか?


また、経済的なコストだけでなく、心理的なコストも大きかったはずです。


台風がきます、豪雪です、といった自然災害のせいで不必要な予定調整や、心労が多かったと思います。「明日は出社ですか?」「勤怠はどうなりますか?」等々の答えをマネージャー以上なら求められたと思いますが、これに対する回答など存在しないので、結局は誰かが適当にGOサインを出す以外に無いのです。

ひどい会社は「各自の判断に任せます」と突っぱねて、会社への忠誠心を試す踏み絵みたいなこともあるみたいですね。

そして、クライアント対応も最初からzoomで会議なら、いちいち気にしないで良かったことです。
そしてリスケのために労働時間を増やすことも多かったのでは無いでしょうか。

つまり、これは出勤だけに限られた話ではなく、会社組織において “無駄に作られた仕組みによって、無駄に払っているコスト” が増えてしまうのです。

コロナで顕著なのはオフィスだけではなく、営業での移動交通費、会議費、交際費がガクッと減った企業も多いと思います。営業マンは出張訪問で、1日3社も訪問すれば、飛行機の移動を考えると1日14時間近くは働いてしまいます。近場の移動でも7~8時間の時間を要してしまいます。

ここで冷静に考えていただきたいのですが、3社訪問であれば、実働は3時間の勤務です。“結果で判断する” という会社は多いのですが、この本質的な事実から目を背ける会社は多いです。

移動しなければ、3時間で終わる業務が何故か8~14時間/日かかってしまうのです。逆を言えば、
1日3件訪問(月に60件訪問)してくれれば、それで良いのでは無いでしょうか?



会社側も「それで良い」と明示してあげることが大事


そうすることで、1日8時間働くための、無駄な仕事が増えたり、無駄なコストが増えたりせず本質的に
必要な業務だけをするという環境が生まれると思っています。

大手企業で、社員4~5人で1週間まるまるセミナーに行かせて、そこで情報収集する部隊もあるようです。ハッキリ言えば、自宅でテレビを見たりYouTubeを観ているのと大差ないと思ってしまいます。“遊びじゃ無いので” 一応は形だけでもということで、誰も読まないセミナーレポートを書いて、仕事した気になって1日が終わる人も多いと思いますが、みんな無駄だと思っているとはいえ、コロナでテレワークが市民権を得るまで言えなかったように、日々の仕事に関して感じる感情を、口に出して言えない実態が存在する気がしています。

ゴエンアップでは、自宅で仕事を行い、無意味な干渉が減ることで、伸び伸びと自由に仕事に集中できます。会社側は社員に対して、やることを明確にしてあげるだけです。それを達成していれば、あとは自由時間。土日や夜間はよほどの緊急対応以外は連絡しないと決めておけば、プライベートも充実できます。

飲みニケーションもありません。そもそも仕事の信頼は仕事でしか積み上がりません。飲んで仲良くなっても、仕事が円滑になるのとは別次元です。もちろん、チームワークやお互いの意見をぶつけ合うのはとても大事だと理解していますが、飲みの席でしか言えない関係や、対面でしか築けない信頼関係に何の意味があるのか分かりません。

過去の話をすると、以前、ブシロードという会社で働いていた時は、社長とは「日本 - シンガポール」を毎朝スカイプでやり取りをしていました。もちろん、問題なく仕事は進められました。アメリカ本社とやり取りがある、中国と取引がある、という会社では、zoomやmeetなどを使ってミーティングするのは普通だと思いますし、そこに “信頼関係が無いのか?” と逆に問いたいくらいです。

告げ口文化もありません。自分の業務に関係のないことや、各自のプライベートに一切口を挟まないことが重要です。例えば、経理の人が「営業の〇〇さん仕事してなくない?」という会話があったとしても、営業の人の働き方は、経理の人には関係の無いことです。他人を気にする時間が、そもそも無駄なコストです。ロビー活動や政治家運動があるからこそ、子供の行事とか家族旅行で休みづらい雰囲気になってしまうのです。

“結果主義” というのを本当に望むなら、お互い干渉せず、アウトプットによる成果判断を徹底した方が健全であり、その追求が金銭的なコストだけでなく、マインドの部分のコストカットにも繋がるというのが、ゴエンアップのフィロソフィー(企業文化)です。

ですので、勤怠もありません。根回しもありません。自分で考えて進めてください。

アウトプットの事実だけを真摯に受け止めて、仕事に邁進するのが、本質的な仕事のあり方だと思います。

会社の売上利益が伸びれば、決起会や社員旅行などの “誰も喜ばない催し物” はせず、社員に現金還元をします。企画人員が無駄なコストです。効率よく仕事をして、利益を出したなら、その分社員がもらうべきです。

そういった働き方含めた、会社経営側と社員の関係性も合理的に双方が判断し合うようにしています。

経済条件やスキルアップなど、ゴエンアップで働くことのメリットデメリットを双方で判断してもらい、客観的に判断できる経済条件とアウトプットを与え合う関係性を作り上げていきます。

頼んだタスクに対して、給与や報酬が決まるので、空いた時間はタスクを増やすか、副業を増やして可処分所得を増やすことに注力してください。給与交渉が発生するから、ゴマスリが生まれるのです。

これからの仕事の価値観は、転職ではなく副業を掛け持ちすることだと思います。仕組み化できれば、自分が働かなくても、毎月お金が入ってきますよ!その特権は起業家だけじゃなく、サラリーマンでも同じだと思います。




「実践し、自分の間違いを見つめ直す」“追求の姿勢”を 大切にする。

人には向き不向きがあります。また合う合わないもあります。

そして才能があります。

僕が100mを10秒で走れないのと同じで、努力では超えられない壁があります。

経営者に向いてる人、営業に向いてる人、エンジニアに向いてる人、それぞれ個性があります。素養のない人に、根性論を押し付けて、仕事を強要したくないです。

僕自身、過去に営業で好成績を出し続けたことがありますが、誰からも “営業” というものを学んだことはありません。“普通” に仕事をしてきただけです。相手の要望を聞いて、それに答えるだけで勝手に信頼されていきました。日本語が話せれば誰でも出来ると思っています。
営業が出来ない人は、独りよがりで話したり、クライアントが聞いてもないことを勝手に回答したり、言っても無いことを膨らませて解釈したり、自分の都合のいいように捻じ曲げて理解する人が多いです。

誰かから学んだことよりも、自分で考えて、自分で実践することが大事。自学自習し、自分で手足を動かして進めるのがゴエンアップのフィロソフィー。それがゴエンアップの “優秀” な人材です。



ゴエンアップで活躍する人は、端的なコミュニケーション、合理性に判断するロジカルシンキング、というのをベースとして持ち合わせて、シンプルにサービスを良くするための議論を積み重ね、愚直にフィードバックを受け止め、それを改善できる人です。

とは言え、考える以前に最低限の知識は必要です。自己流に走るのではなく、世間一般的に求められている素養や知識というのを、自分で判断して自分で学んで欲しいですし、他人から指摘されたら改善していくことが大事です。

「型破り」「型なし」の話を聞いたことがあると思います。勉強を一つとっても、オーソドックスな型を学び、そこから自己流をアレンジすることで「型破り」な人間になっていきます。
その土台をすっ飛ばして、優秀な営業マン、優秀なエンジニアになれる訳がありません。

そして、この土台は一朝一夕で身に付くものではありません。幼少期からの環境や本人の今までの努力がとても重要になってきます。


つまり、ゴエンアップの “優れた人材の追求” というのは、常に自己研鑽をし続けて、自分の間違いを見つめ直すという “追求の姿勢” を大事にしています。



そして、出来ない人やコトに合わせることはしません。

社員の自律性を尊重しているので、周りとのコミュニケーション含めて本人の意思に任せています。
最初は発言に遠慮があったり、遠慮があるかも知れませんが、メンバーとの関係性を「仲良くなりましょう」と会社が取り持つのではなく、個人が積極的にコミュニケーションを取るか、仕事を通じて自然と行えばいいと思っています。仕事をする環境は大事ですが、その環境を作るのも自分です。

人から教えてもらったハリボテの知識ではなく、知識も経験も、自分の血肉になっている人同士が、
“ロジカルに考えながら、端的なコミュニケーションをし、サービス開発をする。”という環境を作っていきたいです。そして、その環境を望む人からすると、とても楽しい環境だと思います。

メンバーが同じ視座なら同僚に対して怒ることも怒鳴ることも無いですし、目的が同じなら組織のくだらない政治も発生しないです。そんなのは、社会人人生を振り返った時に虚しいだけなので。

同じ視座を持ったメンバーと、社会課題のニーズを捉えて、それらを解決するサービスを一緒に展開しませんか?


社会に胸を張れる、振る舞い・サービスの価値を提供する。

人の振る舞いにおいても倫理規範は大事ですが、それ以上に会社が展開する事業において “倫理性の無いサービスを作りたく無い” という気持ちです。

もっと言えば、“課題を解決しない無意味な事業をやりたく無い” です。

短期的にお金が儲かることはとても大事ですが、それは個人でやってください。個人の自由なので、投資したり、副業でお金は稼いでください。ただ、金儲けを会社としてやることでは無い気がします。

僕も投資をしており、その投資がうまくいけば資産が増えます。金に色はないので、お金が増えるのは嬉しいです。ただ、その活動で充実感みたいな気持ちが満たされることはありません

それを生業としている人を否定している訳ではありません。何で働くかは個人の自由なので、自分とは別の環境で儲けている人がいるんだな、というレベルの感想です。



資本主義なので、売上利益はとても大事ですが、「儲かれば何でも良いのか?」という気持ちを社員には持って欲しいです。


倫理に反する行動で、嘘に近しいことを言って契約を獲得して欲しくないですし、無駄な機能を作ってクライアントに余計なコストを支払わせて、見せかけの数字が伸びていることを投資家に言いたくないですし、それをもって成長していると発言したくないです。

また、社員を酷使して働かせ、右肩上がりの成長曲線を謳う状態が正しい経営のあり方なのかも疑問です。

個人がプライベートなところで、誰かに迷惑をかけない範囲で何をするのも自由です。
ただ、会社の事業として突き進むのであれば、無意味なCSR活動ではなく、事業そのものがCSRと呼ばれるものでないと、”会社としての “大義”は説けないと考えております。

今の仕事では、自分の給与が “社会のどんな課題を解決して、どういう風に捻出されているのか” というのを、胸を貼って自分の家族や友人に話せていますか?


本質的な仕事のあり方とは、アウトプットの事実だけを真摯に受け止め、仕事に邁進すること。

サービスの良し悪しを判断するのは社長ではなく、マーケットです。ロングセラーの商品が、ロングセラーであるのは、消費者が買い続けるからです。もっと言えば、それ以上の商品を他社が出せないからです。

自分たちのサービスが売れないのは、“社会のニーズを捉え切れてなく、そのサービスにお金を払う価値がない” からです。非常にシンプルです。

クライアントに「一度説明に来て」と言われるのは、”資料では理解できない”からです。

PV数が伸びない、反響数が増えない、全然バズらないのは、あなたの”マーケティング施策がイケてない”からです。

他社のコンペディションに負けるのは、他社よりも”サービスに魅力がない”からです。

アクティブ数が悪いのは、”UIUXが悪い”からです。


その客観的事実だけを追求することが大事です。


仕事も同じです。「頑張っている」とか、そういうのを言いたい気持ちは分かりますが、「できていない」という客観的な事実、つまりファクトが大事です。「頑張ってるから」という理由で評価をしてしまうと、必ず人事に好みが入ります。好き嫌いで判断するということです。



繰り返しになりますが、客観的事実で判断することが大事です。

サービスの意思決定も、「憶測で判断」「勝手な決めつけ」「役職が上だから」という風に意思決定をしてしまうと、ポジショントークが横行する政治会社になってしまいます。

良い・悪いの判断に迷ったら、その答えはマーケットに聞いてください。


答えはマーケットにしかありません。


もちろん否定されることもたくさんあると思います。自分が一生懸命に作ったサービスが、「それは売れないよ」と言われたり恥ずかしい思いがあるかも知れませんが、そこを真摯に受け止めて改善を繰り返してください。

そして、その答えを探すのは営業の仕事ではありません。社員全員で仮説検証をしていく必要があります。みんなでサービスの改善を繰り返すことが大事です。




ビジネスは社会課題の解決を追求するもの。

サービスや商品は、「人の困りごとの数」だけ産まれていると思います。

世の中は課題だらけです。

人は、もっと便利なものを追求し、もっとより良い世界を実現したいと思っています。

社会課題というと大袈裟かもしれませんが、世の中を便利にしたり、世の中の困りごとを解決するサービスを作り、そのサービスを使うことで、より良い状況が作れるとしたら、とても誇らしいと思いませんか?

仕事をする上で、「あのサービス、俺/私が作ったんだよ?」と言えることが何よりも大事なこと。自分のやっていることに胸を張って、主体性を持って進められるかどうかが大事。

不思議なことに「儲かりそうだから」という理由で仕事を選んでも、意外とみんな続かないものです。

ビジョンがない会社も続かないみたいです。不思議ですね。

50歳以上の高所得者がみんな口を揃えて「金融じゃなくて、メーカーに行けば良かった」って言うんですよ。不思議ですね。

課題を解決して得たお金と、泡銭で得たお金、どちらもお金なので同じ色をもちますが、得られる充足感は段違いですよ。

繰り返しになりますが、ビジネスは社会課題を解決するためにあります。

これらの理念に共感いただける皆さん、共に世の中の課題を解決していきましょう。

株式会社ゴエンアップでは一緒に働く仲間を募集しています
1 いいね!
1 いいね!

同じタグの記事

今週のランキング

ゴエンアップ 採用担当さんにいいねを伝えよう
ゴエンアップ 採用担当さんや会社があなたに興味を持つかも