ウェブサポートの柱のひとつであるEC事業部、そのメンバーたちにEC事業部について質問してみました。
EC事業部のメンバーの考え方や日頃行っている業務の理解に繋がれば幸いです。
まずは成果を出すための取り組みややりがいについて、立ち上げメンバーの王さんからお話しいただきます。
私は貿易分野の税理士と行政書士を目指し、通関業務や貿易実務の知識を日々勉強しています。
商品品質、スピード感と節税を常に意識し、海外製造商品の品質管理、納期交渉、HSコード採番、税制優遇対策などを行っています。
自分が手掛けた商品に無事輸入許可が下り、競合商品より価格が安く市場に流通できた時に、達成感を味わいました。
海外メーカー、船会社、通関業者とのやり取りをよりスムーズにできるよう、貿易実務経験者の中堅層を対象とする貿易実務検定B級を取得しています。宅建士などの国家資格や貿易実務のような民間資格を複数保有している以上、通関士や行政書士などの勉強も日々行っています。
自分が企画・開発した商品をよりリーズナブルな価格で市場に流通できるということがきっかけで、入社しました。
商品企画段階から、製造管理、コンテナ手配、輸出輸入通関、市場流通まですべて手掛けた商品をお客様にお届けし、喜びの声をいただいた時にモチベーションが高まりました。
自信を持って勧めることのできる商品は入社して初めて開発した親指サポーターになります。前職ですでにこの商品を繰り返し改良した上、AMAZONのランキング1位まで育てましたが、お客様のお声を反映した既存商品の欠点を補い新たな親指サポーターを開発しました。そしてその親指サポーターは5年連続売れ筋ランキング上位商品になっています。
続いてEC事業部で梱包や出荷準備を行っているメンバー(アルバイト女性)に日々行っている事やご自身の役割についてお尋ねしました。
5.0の付く日、楽天お買い物マラソンやスーパーセール期間中は出荷数は多く忙しいです。
残業は稀にある場合もありますが、月に1.2回30分程度です。
業務内容については、出荷を優先に作業をしています。
購入いただいたお客様に1日でも早くお届けしたいので、出荷数が多い時は大変ですが頑張っています。
セール中にたくさん売れた時など作業場から商品のストックが切れないように日頃から気をつけています。
効率的にできるように、時間がある時にはストックを作ったりして翌日の出荷作業がスムーズにできるようにしています。
1人でも多くのお客様に自社の商品を知ってもらいたいのでセール情報やお得な情報はSNSを利用し発信しています。
EC事業部の雰囲気、人柄・コミュニケーションについてはカスタマー対応を行う入社半年のメンバー(アルバイト女性)に尋ねてみました。
私は4月にアルバイトとして入社させていただいたばかりの新入りです。
現在は主に、お客様対応を担当させていただいております。
面接時より、会う方会う方、とても親切、丁寧で良い方々だなぁという印象でしたが、実際に入社させていただいてからも、その印象に全く相違はありませんでした。
温厚で真面目な方が多く、社会人経験の長い私に対しても、20代の新卒の方へ教えてくださるような、とても丁寧な指導をしていただいたので、全く不安のないスタートをきることが出来ました。
同時に、この職場の人間力の高さを感じ、自身も身が引き締まる思いでした。
私が所属するEC事業部は、商品企画(開拓)から販売、発送、お客様対応…とリレーの様にバトンを繋ぐ、チーム力が問われる部署です。
普段から、落ち着いた雰囲気のBGMが流れる中、しっかりと自分のペースで業務に集中出来る環境がつくられているのですが、新商品企画等の際には、カラーや素材、仕様検討の為、和気藹々とした気軽な雰囲気の中、意見交換が行われることもあり、そういったメリハリのある雰囲気や皆さんとの交流にも、楽しさや、働きやすさを感じております。
また、アルバイトである私の意見にもしっかりと耳を傾けてくださったり、ミーティングにまで参加させていただくなど、どんな立場であっても、チームの一員として尊重していただける雰囲気や、その空気感に、自分の存在意義を感じさせてくれます。
ウェブサポートならでは!の特徴については、デザイナーを担当するメンバー(社員の女性)よりお答え頂きました。
結婚後も子供を授かったらなおさら家庭との両立に自信がなく、ずっとパート勤務でした。ですがウェブサポートに入社して、やっと正社員でも働けるかもと思える会社に出会えました。
出社とリモートのハイブリッド勤務など、従業員に応じた柔軟な働き方に対応できることが一番有難いのですが、フレックスタイム制でコアタイムを導入しているので、急な子供の用事などで早く退勤することも可能です。特に今年はPTA関連業務で忙しくなってしまったため、勤務形態など両立について相談し解決に向けて検討していただきました。そのような悩みにも快く相談にのっていただき、社員に寄り添っていただける会社だと感じています。
EC事業部の業務に関しては基本トライしたいことはやってみようという考え方かと思います。やってみて効果が無ければ、他のやり方を再度試しより良い方法を考えていきます。
私の場合は前職でも関わっていた販促業務に興味があったため、通常のデザイン業務だけでなくセールのメルマガや季節に合わせた特集ページの作成やLINEの配信など現在やりたいことをどんどん任せていただいています。それに合わせて自分で調べたり勉強も必要になってくるので大変ですが、やりがいはあります。
今まで指示されての業務やルーティンワークに物足りなさを感じてきた方や様々なことに挑戦してみたい方にはおすすめの部署だと思います。
それと個人的におすすめなのが、福利厚生の健康手当です。気軽にスポーツジムやヨガなどに通うこともできますよ。
事業部の課題・業務の中での成功や失敗体験から得られたことについては物流やカスタマーを担当しているメンバー(社員のSさん)よりお話しいただきます。
ー自身の課題ー
私が仕入れを担当している為、発注の効率性が課題となっています。
昨年の傾向に準じて需要予測、発注数を確定していますが、結果自身の予測がどれくらい結果と乖離していたのかや、SKU毎の需要(人気)に変動は無いか等の細かな分析をもっと実施していく必要がある所です。
また過剰在庫気味になる月がある為、商品の削除やSKUの入れ替え業務についてももっと積極的に動いていくことが求められています。
ー組織の課題ー
まだ業務が属人化している部分が多く、「誰が何の作業をいつまでに行う」という事が社内で見えにくい部分があります。現在MTGの方式やスプレッドシートの工夫により現在の全員の作業を明確化している所です。
今後例えば誰が長期休業に入っても代わりの社員で何事も無く業務が遂行出来る組織を作っていく必要があると考えています。
ー業務の中での成功や失敗の体験から得られたことー
過去に入荷時期を誤ってしまい、社内外の仕入れ~販売に関わるスケジュールに影響が出てしまったことがあります。
その時の失敗を糧に、業務の入口である「商品の入荷」に関しては特に責任を持って取り組んでいます。
EC事業は制作→発送管理が一本の道で繋がっています。
今後の事業拡大のためにも、仕入れ~販売のそれぞれの担当者が「作業をいつ、どのレベルで、どこまでの範囲やっているのか」を意識し、途中で止まる事がないように全力で業務に取り組むことで良い連携になっていると感じます。
ー仕事における「理想の姿」への課題と取り組んでいることー
日々必死にかつ余裕を持って数量管理に取り組む事を目標としていますが、SKUの整理等発展業務に割く時間が少ない事が課題です。
現在改めて社内全体で業務の断捨離を行っており、費用対効果が薄い業務の見直しを行っている所です。
ー以前と比べて組織内に増えた良い変化とはー
他社員の業務内容の理解が進み、皆自身の領域を超えた行動・提案が行えるようになってきている点。
日々の会話からもお互いの作業内容の把握や、改善点の突き詰めをより深く行っている事が伝わってきます。
最後はEC事業部の未来について、デザイナー(社員の女性)よりお話しして頂きます。
■自分自身の将来のビジョンは?どんな人を目指していますか?
通常は楽天などで販売する商品のバナー制作を担当しています。
もともと美大でグラフィックデザインを専攻していたので、何かをビジュアルで表現することは得意なのですが、デザインスキルはもちろん、ターゲットをきちんと理解して、担当の商品が1番魅力的に伝わる商品バナーを作ることがすごく大事です。
具体的な仕事の目標としては、デザインスキルの向上と共にマーケティングのノウハウも身につけていきたいというのが1つ。あとは常に仕事を楽しめる人でありたいと思っています。もちろん仕事なので大変なことも多々ありますが、2年前に出産も経験し、親が楽しんで仕事していれば、仕事=イヤなもの、苦しいものではなく仕事って楽しめるものなのかな〜と思うように育ってくれるんじゃないかなと思っています。
1週間の大半の時間を費やす仕事だからこそ、できるだけ楽しんだ方が良いですもんね。
■EC事業部で成し遂げたいこと
バナー制作での個人的な目標は、長く売れ続ける質の高いバナーをたくさん作ること。地道にコツコツと経験を積んでいきたいです。
あと社内の別の事業部と一緒に動いている新事業にも参加させて頂いているので、良い刺激をうけながら自分自身レベルアップしていければと思っています。
■今後の業界のトレンドや変化について
取り扱っている商品が、革製品やエプロン類など基本無地でシンプルなシリーズがベースなので、そこまで流行に左右されることはないのですが、昨今のトレンドのくすみカラーの商品を追加したり、ワンピースタイプのエプロンをシリーズに加えたりとベーシックなものを軸にしつつ、流行りも少しずつとり入れながら柔軟に対応しています。
デザインという仕事でいうと、仕事以外での生活の中でなにを吸収するのかが大事だと思っているので、時間があれば街に出掛けたり本屋さんに行ったり買い物したり前のめりでインプットしています。(現在絶賛子育て中で落ち着いてできてないですが…)
■一緒に働きたいと思う人物像
チームで動いていくので、コミュニケーション能力は必須です。コロナも落ち着いて社内での歓迎会など時々ひらかれてますが、仕事と関係のないところでの会話もみんな面白いです。話題に事欠かないメンバーが多い印象です。
あとは失敗しても気持ちを切り替えてポジティブに行動していける人、自分の仕事を楽しめる人、でしょうか。
EC事業部の皆さん、ご協力いただきありがとうございました。
読んでいただいた方に事業部のイメージは伝わりましたか?
EC事業部のメンバーは社内でも特にコミュニケーションが活発な部署で、お互いの趣味なども通じて相互理解を深めている印象があります。
ウェブサポートの社員が全員、少数精鋭の優秀なメンバーであっても、このような温厚な人柄が集まっているので入りたてのメンバーでも安心して働いていただけると思います。
今後もまた情報をお伝えしていきたいと思います。
本日もありがとうございました。