◆プロフィール
永井 富之(ながい とみゆき)
2020年9月から株式会社filmanにマーケターとしてジョイン。広告、LINEでの教育メッセージ、ウェビナー登壇、個別セールスなど、マーケティングにおける全てのファネルを経験。2021年11月、Webコンサルとして独立。フリーランスとして独立して約1年後、株式会社永井屋を設立。
前職は無形商材の営業とマーケティング
松久:前職について教えていただきたいです。
永井:新卒では家庭教師の会社に入社しました。そこから転職して、インフルエンサーの社長のもとで、高単価の無形商材を販売する仕事をしていました。商材としてはスクール系やコンサルを取り扱っていました。そこでマーケティングを学び、独立したという流れです。
松久:新卒入社した会社と転職先で業界が一変している印象です。
永井:新卒入社した会社は、学生の時から歩合制の営業バイトとして参画していた会社で、たまたま商材が家庭教師だったというだけです。バイトでも稼げていたのでそのまま就職しました。
松久:家庭教師の会社から転職した理由は?
永井:サラリーマンとしての生活に病んでしまったことです。
その会社は言われたことをこなしていたら毎日が過ぎていくような、いわゆる普通の会社で。それが嫌になって退職しました。
次の仕事は、インフルエンサーの社長のもとでその人の無形商材を売る仕事でした。インフルエンサーの方だからか見せ方がうまく、キラキラしているように感じて自分からコンタクトを取って転職しました。
社長とのすれ違いがきっかけで独立
松久:そこから独立しようとしたきっかけはあったのですか?
永井:販売している商材について社長と揉めてしまい、クビになりました。独立しようとしたというよりは、独立せざるを得なかったですね。
松久:独立ではなく会社に入る選択肢はなかったのですか?
永井:なかったです。
前職の会社で働いているときから副業で、それこそ川口さんからも仕事をいただいていました。ギリギリ生計を立てられるかなという収入の状態でクビになったので、会社に入るという選択肢はありませんでした。
松久:副業はマーケティングの知識をもとに仕事を受けていたのですか?
永井:そうですね。独立するための基盤はある程度できていました。
独立をするうえで大変だったこと
松久:独立をするうえで大変だったことはありますか?
永井:細かい会社設立についての書類対応は難しかったです。最終的にすべて父に頼って代行してもらいました。サラリーマンの仕事よりもよくわかりませんでした(笑)
松久:なるほど(笑)
独立してからはどうでしたか?
永井:今でも「もしかしたら来月に仕事が全部なくなるかもしれない」という潜在的な恐怖を抱えています。特に独立当初は怖かったですね。悪夢を見るみたいな。
松久:前職までの経験で仕事に対して悲観的なイメージがあったからなのでしょうか?
永井:というよりは、独立は初めてだったので怖かったのだと思います。
フリーランスになると毎月の売り上げは変動するじゃないですか。不安定な感じが初めての体験だったので。
スキルセットについて
松久:永井さんのスキルセットを教えていただきたいです。
永井:一番はLINE構築です。
松久:永井さんの仕事自体、LINE構築一本でやっているのですか?
永井:LINEの友達登録を増やす施策も一緒にやっています。大きな部分でいうと、広告とYouTubeですね。
松久:これから伸ばしていきたいスキルはありますか?
永井:LINEと広告・YouTube以外ですかね。
LINE構築はずっとやってきているので、ノウハウは溜まってきていて。今後はほかのスキルも伸ばしながら、広い分野の案件を取っていきたいです。
知識は実践から学ぶ
松久:知識のインプットはどのように行っていますか?
永井:案件に携わるのが早いと思っています。
いろいろな仕事を全うしながら、わからない部分はYouTubeだったりで検索して調べています。
松久:本を読むことやセミナーの参加はしないのですか?
永井:そうですね。実際に使わない場面で知識を入れても忘れてしまうので。
松久:基本は実践から学ぶということですね。
永井:立ち振る舞いやマナーは本から学びますが、実務のマーケティングは現場で実践して、わからないところは調べてインプットしています。
仕事のモチベーションは「部活感」
松久:仕事に対するモチベーションはどのような部分にありますか?
永井:お金はひとつのモチベーションですよね。あとは、ケタ違い株式会社は特にですけど、案件によっては人数が多いので部活感があったりするんですよね。
松久:「部活感」というのは?
永井:みんなで目標達成まで頑張るみたいな。そういうのはモチベーションになります。結論、お金とコミュニティですね。
松久:なるほど。それを維持するために意識していることはありますか。
永井:お金に関してはクライアントに貢献した成果なので、普通に仕事を頑張るという感じなんですけど。
チームについても、みんなが回りやすいように動くというか。結局それもお金につながるので。結論、ちゃんと仕事するということです。
松久:ディレクターとして人をまとめていくうえで意識していることもお聞きしたいです。
永井:メンバーにちゃんと見ているよ感を出すというか。しっかりコミュニケーションをとって、適当にしないという感じですね。
仕事をするうえで大事にしていること
松久:仕事で大事にしていることを教えていただきたいです。
永井:楽しむことですかね。楽しくないと続かなくないですか(笑)
松久:間違いないです(笑)
仕事のどういったところから楽しさを感じることが多いですか?
永井:一緒に働く人がいるときは、一人でやるより楽しいです。あとはゲーム感覚でやるとか。もちろん仕事なのでちゃんとやるんですけど、遊ぶくらいのモチベーションでやっています。
ケタ違い株式会社に参画することになったきっかけ
松久:ケタ違い株式会社と関わることになったきっかけを教えていただきたいです。
永井:川口さんから直接お声掛けいただいたことがきっかけですね。
松久:現状、ケタ違い株式会社ではどのような案件に携わっているのですか?
永井:LINE構築とケタ違い株式会社のYouTube運営です。YouTubeは撮影・企画を担当していて、編集だけはほかの方に委託しています。
ケタ違い株式会社の働き方について
松久:ケタ違い株式会社の働き方についてどう思いますか?
永井:チーム全員が業務委託なので、みなさんちゃんと仕事している感じがします。
僕はフリーランスなので川口さん以外とも仕事をするのですが、川口さんのチームは締まっている印象があります。だらだらとしないというか。プライベートで遊んだりもするんですけど。
松久:仕事とプライベートのメリハリがしっかりしているということですね。
永井:そうですね。仲良くなりすぎてだらけてしまう人もいますが、そういう人はいない印象です。
松久:フリーランス同士で働くうえで意識していることはありますか?
永井:いつでも代わりとなる人はいるので、ちゃんとしないといけないとは意識しています。会社員も一緒ですけど。
ケタ違い株式会社で働くことが向いている人物像
松久:どのような人がケタ違い株式会社に「向いている」と思いますか?
永井:「コンサルの仕事を覚えたい」「実力を試したい」など、目的意識を持っている人は向いていると思います。自由系のフリーランスというか、好きなように仕事をしてゆるく生きていきたいという人には合わないかもしれないですね。
松久:永井さん自身はどのような人と働きたいですか?
永井:ケタ違い株式会社に向いている人と同じで、仕事はちゃんとしている人と働きたいです。
もちろん、プライベートで会って楽しいとかゆるいとかはあるんですけど。仕事においてはきちんと連絡するとか当たり前のことができる人ならやりやすいし、信頼できます。
松久:仕事に対して当たり前のことはして欲しいということですね。
永井:そうですね。仕事中もインスタのストーリーのようなテンションだと信頼できないです(笑)