なにをやっているのか
WATは誰もが迎え入れられる「居場所(=Community)」をつくる会社です。
丁寧に作られたパンやコーヒーを提供することや、カフェで交わされる会話を通して「人間らしさ、温かさ、思いやり」を伝えていくことが自分たちの本質的な提供価値です。
誰もが迎え入れられ、存在を認めてもらえる場を「居場所=コミュニティ」と考え、そういった場所があることで人の可能性は開花すると考え、改めて「The Community Company」でありたいと考えています。
みなさんに支えられ、WATは10周年を迎えることができました。おかげさまで「Coffee Wrights」や「Ampere」「Marked」といったWATのお店は順調に成長しています。地域のコミュニティを育むカフェだけでなく、オフィスや図書館のような公共空間でのカフェも運営しています。そんなカフェで提供するパンやアイスクリームは「クラフト」にこだわっています。
またカフェでは美味しいものを提供しているだけでなく、地域のお客さまが気軽に参加できるイベントや集いを企画し、参加者の交流を生み出す「コミュニティ・ビルディング」を行っています。
WATは「クラフト」と「コミュニティ・ビルディング」の双方からすべての人に自分の居場所を感じ取れる場を作っています。
ホスピタリティを発揮するスタッフだけでなく、カフェそのものを開発する人、パンや焼菓子、アイスクリームを丁寧に作る職人、想いのある生産者さんから最高の食材を買い付け、お客様に届けるバイヤー、それらをマネジメントする人、、、ありとあらゆる分野の人のWATへの参画を期待しています。
従来のカフェの開発・運営はもちろんのこと、これからはさらに領域が広がります。首都圏だけでなく地方での食の場の開発、オーガニックな社員食堂、コワーキングスペースのホスピタリティ強化、中国との連携など「クラフト」と「コミュニティ・ビルディング」の2つの価値をさらに拡張させていきたいと思います。
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▶︎運営店舗
・コミュニティ・マーケット Marked(本所)
・KNAG(日本橋兜町)
・Coffee Wrights(蔵前、三軒茶屋、表参道)
・サンドイッチとコーヒー ampere(荻窪、昭島)
・CAFE&HALL ours(大崎)
・COMMA,COFFEE(ひばりヶ丘)
・PEOPLEWISE CAFE(たまプラーザ)
・CAFE & SPACE L.D.K.(栗平)
・cafe halogen(座間)
・CAFE & LAUNDRY OKKO(流山おおたかの森)
・福島屋食堂(虎ノ門)
・ENFUSE(京都)
and more...
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なぜやるのか
WATが「寛容な社会の実現」を志すのは、現代社会が直面している多様な課題に対処する上で、互いの違いを認め、理解し合うことが極めて重要だと考えているからです。世界はますますグローバル化し、異なる文化や価値観が交錯するようになりました。この多様性は大きな可能性を秘めている一方で、誤解や対立を生む原因にもなり得ます。寛容な社会では、人々が互いの違いを尊重し、オープンマインドで接することが奨励されます。これにより、摩擦は減り、協調的な環境が育まれるため、社会全体の幸福感や生産性の向上につながります。
さらに、寛容は個々人が自身のアイデンティティを安心して表現できる土壌を作ります。人々が自分らしくいられる社会は、創造性や革新の源泉となり得ます。WATとしては、カフェがそのような交流と表現の場になり、訪れる人々に新たな視点を提供し、異なる背景を持つ人々との対話を促進することで、より豊かな社会づくりに貢献したいと考えています。
このビジョンを支えるWATのミッションは、「誰もが迎え入れられ、健やかに心を通わすことのできる居場所を提供する」ことです。私たちのカフェは、ただの飲食の場を超え、多様な人々が互いに心を開き、交流できる「居場所」を目指します。安心して自分を表現し、他者と深いつながりを築くことができる場を提供したいと思います。
どうやっているのか
WATが掲げている行動指針(Value)は以下のようなものがあります。
Small is beautiful:
創意/個性/熟練/勤勉/規律/凡事徹底/自律/大は小を兼ねない
Organic Growth:
自然体/地に足つける/謙虚/素直/身の丈/足るを知る/自然と調和/たゆまない/嘘偽りない
Put others first:
利他/共感/思いやり/献身/ホスピタリティ/もてなし/他との調和
ビジョンやミッションと同時にこれらの行動指針を浸透させるためのプログラムや、
自律性を重んじた事業ごとのOKRや人事制度を設けています。