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思い付きで始めた大吉不動産の創業ストーリー

大吉不動産株式会社代表の山本です。

今日は僕がなぜこの会社を作ったのかをお伝えしたいと思います。

サムネイルの写真は創業当初の事務所の写真です。

元々はこんなお部屋から、できるだけお金をかけずにリフォームしました。

創業者の過去

独立したのは35歳の時。

元々、大手建物管理会社から不動産業界に転職し、10年ほど営業の仕事をしてきましたが、本気でお客様に向き合ってる会社はほとんどありませんでした。

お客様のことを「客」と表現したり、
「お客様のために!」とHPにうたっているのに、まったくお客様のためにならない物件を売っていたり・・・

会社として利益を追求することはとても大切なことなのですが、利益はお客様にご満足いただいた「対価」だと思っています。

僕が以前勤めていた不動産会社も、はじめはお客様のためにというスタンスでしたが、市況に影響されて、会社の利益のみを追求するばかりに、売る物件の内容がどんどん悪くなっていきました。

これではお客様のためにならないと、当時の部長という役職、それに準じた報酬を捨てて転職を決めました。

創業の決意

その後転職した会社時代に、世間を騒がせたシェアハウスを売る会社と銀行の不正事件が世間を賑わし、失敗した方の相談を受けることも多くなり、豊かになりたいと不動産投資をはじめたのに、不安を抱え苦しい思いをしている人をみているうちに「不動産投資で失敗する人を少しでも少なくしたい」と思うようになり、独立を決意しました。

今思うと、計画などは考えずに完全に「思い付き」での創業だったと反省しております。

この時に、すでに起業していた友人からどうやって差別化するの?と聞かれたことがありますが、私は「ただただお客様のための不動産屋をやる」と答えました。

その友人からは、不動産業界だとそれが差別化になりそうだねと言われたことをいまだに覚えています。

いよいよ開業

当時は2人目の子供も生まれたばかり。まとまった資金もありませんでしたので、しばらくは事務所を借りず、自宅でひっそりと、ゆっくりやろうかと考えてましたが、友人に相談したところ「俺も一緒にやりたい」と言ってくれたこともあり、その友人でもある大島を迎えて2人で創業しました。

創業の地は「池袋」

最初は高い家賃なんて払えませんので、ラブホテルが立ち並ぶ周辺に30㎡の事務所を借りました。

全メンバーを幸せにするために

最初にお話ししたように、不動産投資で失敗する人を少なくしたいという思いで創業したので、会社を大きくしようなんて全く考えてませんでした。経営の「け」の字もわからなかったので、昔勤めていた会社の社長に紹介された経営塾に通うことになりました。

京セラやKDDIを創業し、JALを民事再生から再上場へと再生させた稲盛和夫さんの塾です。

そこで、稲盛さんは「会社は全従業員の幸せを追求しなければならない」と話されています。

当時はすでにメンバーが4人に増えていましたが、4人の幸せって?と考え続けた結果、人を増やしてポジションをどんどん勝ち取っていってもらいたい。と思うようになり、メンバーとも話し合いを重ねた結果拡大していこうと決意しました。

【2つめのオフィス】

とはいえ、急拡大せずじっくり筋肉質な会社にしていきたいと徐々に増やしながら、今では良いメンバーに恵まれて10人を超えるまでになりました。

私たちがお客様に「価値」を提供し続けることができれば、きっといつかは不動産業界はうさんくさいと言われるようなことがなくなり、みなさんが不動産をもっと身近に感じられる日がくると信じています。

不動産をまっとうにやり「価値」を追求していきたいと思いに共感できる方、まずはお気軽にお話できればと思っています!


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