今回ご紹介する職種は「キャスティングディレクター」
クッキングLiveアプリ「cookpadLive」をはじめ、CookpadTVの事業は、キャスティング主導といっても過言ではない。今回は、入社半年で3つの部署を渡り歩き、3年目の現在、キャスティングディレクターを統括する部門のマネージャーとなった前林成穂さんに話を聞いた。
マネージャー・前林成穂が語る5つのルールとはー。
Rule①:アプリならではのキャスティングをする
キャスティングディレクターとは、その名の通り、サービスの特徴に合わせてタレントやアイドル・芸人・声優などの著名人を選定し出演を依頼する仕事です。例えば、クッキングLiveアプリ「cookpadLive」のキャスティングにおいては、当初は“オンライン料理教室のようなサービス”を目指していたため、料理家や料理上手なママタレントの方々を多く起用していました。様々な番組を配信する中で、Live配信とキャストの相性を考え直さないと事業を拡大することが難しいと気付き、キャスティングの方向性を変えました。チャンネルを変えるだけで受動的に番組を見てもらえるテレビとは違って、アプリはインターネット上に数あるコンテンツの中から興味を持ってもらい、わざわざダウンロードをしないと番組を見てもらうことができません。そのように、コンテンツを見てもらうまでのハードルが高いからこそ、ダウンロードする手間がかかっても絶対に見たい!と思ってくれる熱いファンを抱えているキャストであるという点が、アプリならではのキャスティングポイントではないでしょうか。
Rule②:サービスを育てていく
採用面接などをする上で大事にしているのは、会社のあり方をきちんと理解しているかどうかです。CookpadTVは事業会社、自分たちでサービスを作っていく会社だということを認識して欲しいと思っています。芸能プロダクションの方や広告代理店の方をはじめ、幅広い業種の方々に興味をもっていただいていますが、タレント側に寄り添いすぎても、クライアントだけに目を向けてもいてもいけません。サービスを利用するユーザーへの提供価値と、キャストが楽しんでくれること、そして会社としてのマネタイズのバランスが取れるように交渉する力が必要不可欠です。自分たちのサービスを自分たちの手で育てていこうと思える人と一緒に働いていきたいです。
Rule③:必要以上には働かない
時間をいくら費やして働いても、人が1日に処理できる情報量や体力には限界があると思っています。良いアウトプットをするためには、余力も大切。CookpadTVはフルフレックスなので、自分が1番良い状態のときに働くことができるという魅力があります。10時〜19時を基本にはしていますが、気分次第で働く時間を変えてみたり、合間に友人とランチやお茶をしてみたり、夕方早めに仕事を切り上げて食事に出かけ、気分が上がるとそのあとに働いてみたりと、自分をいじめずに働くことができます。広告の撮影立ち会いのために週1.2回は出社する必要がありますが、そのほかは自宅で自由に働くことも可能です。一方で、高いパフォーマンスを求められる会社でもあるので、仕事の質を高めていく意識が必要です。
Rule④:美味しいものを食べる
必要以上に働かないということにも通ずると思いますが、食から心を整えていく。コンビニで簡単に済ませたりはせず、1食1食をしっかり大切に食べるようにしています。料理を楽しくするサービスを生み出す会社なので、「こんな美味しいものがあったよ!」と調理チームと話すきっかけになったり、cookpadLiveで注力しているLiveコマースにも繋がったりと、食を大事にするということが仕事に活きる会社だと思います。なにより、美味しいものを食べるために仕事をしています。
Rule⑤:失敗は笑い飛ばして次へ行く
これまでのキャスティングを思い返してみると間違っていたことが数知れず…たくさんありすぎるほどですが、トライ&エラーを繰り返し、3年目にして、やっとアプリ向きのキャストの傾向が掴めてきたような気がしています。失敗が許される会社なので、失敗してもアハハ!次に生かそう!というだけです。失敗は、恐れず隠さず笑い飛ばせばいいんです。フットワークが軽く、失敗を気にせず、マルチにいろいろなことが出来るメンバーをお待ちしています!ただ、思慮深い人であって欲しいとは思っています。“なぜこの仕事をするのか、なぜこういう結果になったのか”と、理解して動くことが出来る人が活躍していると思います。
【取材後記】今回、格好良く5ルールを語ってくれた前林さん。サービス拡充に伴い、とにかく人が足りていないのです…!!!!!!!どうか・・・・・・素敵な仲間を早く採用してくださることを切に願う広報(※最近キャスティングをヘルプ中)なのでした。