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【コンサルタント×ディレクター対談】クライアントの売上向上に向け、チームで成果を出す姿勢を重視。息の合った連携を実現するポイントとは?

ECモール支援事業部では、クライアントごとにコンサルタント、ディレクター、アシスタント、デザイナーがチームを組み、クライアントの売上を最大化するための取り組みに尽力しています。

今回は、コンサルタントの阿部さんとディレクター(兼コンサルタント)の葛西さんの対談を実施。チームでプロジェクトを進める魅力などを語っていただきました!


【参加者プロフィール】

阿部 幸英:コンサルタント。エネルギー関連商品の営業や鳶職を経て、2023年4月に中途入社。

葛西 洵平:ディレクター(兼コンサルタント)。警察官や不動産営業、Yahoo! JAPANでのコンサルティング業務を経て、2021年10月に中途入社。

プロジェクトメンバー全員が共通認識を持つことが大切

――現在阿部さんはコンサルタント、葛西さんはディレクター兼コンサルタントとして活躍されています。まずはFORCE-Rにおけるコンサルタントとディレクターの役割を教えてください。

阿部:クライアントの課題に対し、要件定義をしたうえで施策を立案するのがコンサルタントの役割です。具体的にはクライアントの購買データやサイトのアクセス解析を行い、問題点や改善点を特定します。そのうえで、モールやECサイトの特性を捉えた広告・SEO施策やホームページの制作など、最も効果が高い施策をクライアントに提案します。

葛西:コンサルタントがクライアントと握った施策に対し、具体的に実行する役割を担うのがディレクターです。プロジェクトの進行スケジュールを立てて、進捗管理を行います。また、実務を行うアシスタントやデザイナーとの連携なども必要となるため、プロジェクト全体のディレクション業務が主となります。

阿部:基本的に私たちの仕事は、クライアントごとにコンサルタント、ディレクター、アシスタント、デザイナーがチームを組んでプロジェクトを進めます。そのような意味で、特にクライアントに一番近い立場のコンサルタントと、実務の責任者であるディレクターとの連携は必要不可欠ですね。

葛西:そうですね。ちなみに、私のようにディレクターとコンサルタントを兼務しているケースもあり、プロジェクトによって役割が変わることもあります。

阿部:コンサルタントはディレクターにタスクを振るため、ディレクター業務の内容をしっかりと理解していなければなりません。ですから、ほとんどのメンバーが最初にディレクター業務を経験し、実務を覚えたうえでコンサルタントになっています。言い換えれば、コンサルタントは全員ディレクター業務もできる状態です。


――なるほど、コンサルタントとディレクターをはじめ、複数の職種がチームでプロジェクトを進めているのですね。チームで仕事を行うにあたって、お2人はどのようなことを意識していますか?

葛西:ディレクターとして最も気を付けているのは、抜け漏れがない進捗管理を行うことです。クライアントの売上向上につながる施策を実行するために、優先順位をしっかりと決めたうえで、チームに共有しています。

阿部:コンサルタントとしては、ディレクターと共通認識を持つためのアプローチに尽力しています。ディレクターにクライアントの現状や実施すべき施策を伝えること。その際にただ伝えるのではなく、「なぜやるのか」をきちんと落とし込んで共有することを心がけています。

クライアントとメインでやりとりをしているコンサルタントが誤った連携をしてしまうと、クライアントの理想と当社の成果物との間に乖離が発生してしまう可能性があるんです。そのような事態を防ぐためにも、ディレクターとの丁寧なコミュニケーションが欠かせません。


ーー職種間の連携が必要不可欠ということですね。

葛西:そうですね。コンサルタントと共通認識を持つことは、ディレクター陣もかなり意識している部分です。認識のズレを防ぐために、ディレクター側からは常に報・連・相を行うことを意識しています。例えば、何かアクションを起こしたら、チャットで記録を残すなど。本チャットは案件に関わっていないメンバーも見られるため、全体への情報共有手段としても有効に活用しています。

阿部:1つのプロジェクトは平均4〜5名のメンバーで構成されますが、やはり人数が増えれば増えるほど認識の乖離が生まれやすいんですよね。そのような意味で、コンサルタントから一方的に情報を連携するのではなく、葛西さんのようにディレクター側から細かく確認をしてもらえるととても助かりますね。

葛西:特にクリエイティブなどは、自分が良いと思っても、他の人たちが良いと思わないケースもあったりします。関わるメンバーが増えるほど、そのすり合わせに苦労しますが、何回もコミュニケーションを重ねるうちに、お互いに汲み取る力が養われていくんです。最終的には呼吸が合ってくるというか、話がスムーズに進むようになりますね。


各分野のプロフェッショナルが存在するからこそ、最大の成果を生み出せる

――FORCE-Rでは「チームワーク」を大切にしていることがよく理解できました。お2人が考える「チームでプロジェクトを進める面白さややりがい」を教えていただけますか?

阿部:やはり1人で目標を追うよりも、一丸となって結果を出すほうが大きな達成感を得られると思います。さらに、他のメンバーの姿に良い刺激をもらい、自分ももっと頑張らなければと鼓舞されますね。

葛西:たしかに、1つの目標に向かって協力しつつ、互いに切磋琢磨しながら進められる点が面白いと思います。自分自身の成長にもつながりますよね。

阿部:あとは、クライアントの売上や利益を向上するミッションを達成するためには、チームで進めるのが最も効率的で効果的なんです。

例えば、施策の方向性や全体像などはコンサルタントから提案できます。一方で、デザインなどの細かい部分に関する専門知識はなく、デザイナーの存在が必要不可欠になります。クライアントにとって最良のノウハウを提供できることが、チームで進める一番のメリットだと思います。

葛西:私も同感ですね。コンサルタントであれば、数値や施策の分析。ディレクターであれば、スケジュール管理やモール内のイベントを踏まえた施策の提案。アシスタントは作業部分への強みなど、各分野のプロフェッショナルが存在します。

1人だと知識の限界がありますが、各メンバーが分散してそれぞれの知見を持っているため、クライアントにとっては早く売上を上げるための近道となるのではないでしょうか。

阿部:クライアントによっては、いつまでも外部に頼らずにいずれは内製化をしたいと考えるケースもあるでしょう。その際に必要となる上流から下流までのノウハウを、ワンストップでご提供できる点が当社の大きな価値だと考えています。


ーー阿部さんと葛西さんが一緒に進めたプロジェクトもあるのでしょうか?

阿部:はい。以前、某クライアント様のプロジェクトを一緒に進めたことがあります。完全にゼロからのスタートでしたが、最終的にクライアントの売上を月に300万円ほど伸ばすことができました。コンサルタントが全体像を描き、ディレクターに落とし込み、きちんと成果物としてクライアントに提供するという一連の座組がしっかりしていたため、成果につながったのではないかと思います。

葛西:本プロジェクトではディレクターの私からも、今後のイベントやモール内のゲリライベントなどの情報を阿部に伝えて、活用すべきではないかとの提案を行いました。いち早く情報をキャッチしてより良い施策につなげていくことが、ディレクターの腕の見せどころかもしれませんね。

阿部:そうですね。実際、業務自体はコンサルタントからディレクターに連携されますが、どちらが上とか下といったことではありません。あくまでもチーム内で議論を重ねてクライアントにベストな提案を行っていますし、チームで成果を追う姿勢を何よりも重視しています。


――チームとしての価値を最大化していくということですね。今後、チームの力をさらに高めていくために、どのような取り組みをしたいですか?

阿部:現在、私たちの事業部ではECモールを通じてどう売上を作るかをミッションとしていますが、一方でモール内のみの施策には限界があることも事実です。提案の幅を広げるためにも、例えばSNSなどを活用しながら、モール外の施策も落とし込んでいく。既に取り組みを始めているチームもありますが、このような考え方を事業部全体に浸透させ、メンバー一人ひとりのスキルアップを実現する必要があると思います。

葛西:まったく同感です!今はモールごとにチームが分かれていますが、クライアントによっては複数のモールを展開しているケースもあります。自分が担当する領域外の知識やノウハウを得ることで、クライアントのさまざまなニーズに応えられるようになるかと思います。

阿部:そういう意味では、人材の採用や育成にもっと力を入れていきたいですね。

コンサルタントに関しては、特に自分以外の事柄や全体像を理解する能力がより求められるようになると思います。実施すべき施策に対し、チームメンバーのリソースや実現性などを把握したうえで、プロジェクトをリードする姿勢が大切だからです。

葛西:ディレクターの場合は、特にマルチタスクが発生しますので、進捗を追いつつ適切なタイミングで報告や相談を行うコミュニケーションスキルが重要ですね。

阿部:コンサルタントにもディレクターにも共通しますが、固定観念にとらわれるのではなく、さまざまな人の意見を聞いたうえで、最善策を一緒に考えたり、提案できたりする人が私たちの仕事に馴染みやすいのではないでしょうか。

引き続き、各メンバーがチーム全体の動きを”自分ごと”として捉えつつ、協力しながら進められる文化や風土の醸成に努めていきたいと思います!




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