こんにちは!株式会社New Earth人事部の重澤です。
New Earthは2024年2月で10周年を迎えることができました。たくさんの方々に支えられ、様々なご縁をいただき今に至ります。そこで今回はそんな10年間を振り返りながらも、NewEarthの創業秘話について代表にインタビューをしたいと思います!
この記事を見ていただければ、NewEarthの社風・歴史が分かります! 🌟弊社の詳細は以下にございますのでご覧ください🌟
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片岡代表 自己紹介 片岡代表が大学2年生の時に飲酒運転のトラックに撥ねれらる交通事故に遭い、生死の境をさまよう体験をする。この経験が代表の人生観を変え、世の中のため、人々のために何かをすることの重要性を感じ、大学4年生時に起業。現在は経営を通じて社会課題を持続的に解決していくことを目指しています。
<経歴>
【2015年2月】合同会社ありがたやを設立
【15年3月】 天理大学人間学部卒業
【15年4月】 アースリングカフェ開業
【18年1月】 株式会社New Earthを設立
【18年7月】 地方創生事業、webマーケティング事業開始
【18年11月】 日本ソーシャル・イノベーション学会設立発起人に加わる
【18年12月】 起業コンサル事業開始【20年1月】 NPO法人ユナイテッドアース天理準備委員会設立
【23年12月】 NPO法人ユナイテッドアース奈良事務局設立
<講演活動>
・大阪商工会議所
・天理大学国際ボランティア論・天理大学生涯教育専攻・大阪天満夢舞プロダクションSDGs
<メディア出演> ・奈良テレビ「気ままにあるこーく」 ・奈良新聞 ・ラジオ ならドットFM.784 ・奈良県C-1 グランプリ(奈良県カレー選手権2位) ・Youtubeチャンネル登録2万人超え ユリヤ社長インタビュー ・ならドットfmラジオ ・日本一聞かれてるインターネットラジオ ホンマルラジオ大阪出演
「生死を彷徨う体験」New Earthを創業した経緯、人生の転機について語る ー創業から10年経ちましたが、あらためてNew Earthを創業した経緯を代表の生い立ちも含めてお話いただけますか? 僕は昔からサッカー少年で、プロを目指してずっとサッカーをやってました!全国大会に出たりするような有名なチームでずっとプレーをしていて、高校3年生まではサッカーを続けていました!高校3年生までサッカーを本気でやったんですけど、体育の教師になりたいという夢があったので、奈良県の天理大学に入学し、体育の教員免許を勉強をしながら、またサッカーも趣味程度に少しやっていたという感じでした。
その中で、 大学2年生の時に人生の転機がありました 。それが天理市内で飲酒運転の車、当時70キロぐらいのスピードで走ってた車に撥ねられるという事故に遭いました。僕は意識不明の重体で、本当に顔もぐちゃぐちゃで、体も傷だらけで、手足も動かないような 生死を彷徨う体験 をしたんですけど、その時に自分の大切な友人や周りの方ががお見舞いに来てくれて、また神社とかでお祈りをしてくださって、その祈りが届いたのか、なんとか奇跡的に目が覚めることができました。
この奇跡的な回復は、病院内でもかなりの注目が集まりました。その時に思ったのが、鏡で自分のを見て、顔も変形してるような状態だったんですけど 、 「生きててよかった」と涙を流して感動した のを今でも忘れません。
で、その時に、この生かされてる命というものが、本当にありがたいなと思ったのと同時にこの生かされた命を、この人生の中でどのように使うかということを考えた時に、 「やっぱり世のため、人のために使うこと」が、この人生にとって価値のあるモノ なのではないかと強く思いました。
ー生死を彷徨うほどの大きな事故から、大きな決意が生まれたと思いますが、そこからどのような行動をされたのですか? 最初は事故の影響で1年間ぐらいは治療に専念していて、ようやく体が動けるようになった時に、何から始めようと思った時に、 「ボランティアならできる」 と、考えました。
その時に、"地域社会貢献団体Earth Ring"というボランティア団体を立ち上げました。SNSとかで呼びかけをしていくと、なんと2週間で150人ほどの会員が集まってくれて、そこに当時の天理市長や町の経営者の方や、立場肩書きを超えていろんな人が自分の思いに共感をして参画をしてくださるようになりました。
そこから東日本大震災の復興支援であったりとか、天理市の街の魅力を発信するフリーペーパーを作ったりと、様々なボランティア活動を通して、世のため人の為にになりたいっていう思いで活動をしてきました。ただ、当時自分は大学生で、自分の家賃や生活費、学費を払わないといけない中で、さらに団体を運営していきながら活動資金も作らないといけなかった。そうなると資金面ではちょっと苦労をしてしまいました。自分はバイトをしながら必要なお金を払って、残ったお金をボランティアに使っていくという形になっていたので、運営面でも活動面でもこれでは継続はできないなと感じました。
大学の卒業も迫っていた時だったので、卒業後どのようにすれば継続して世のため、人の為になれるかを再度考え直すことにしました。
その時に実は3つ候補に挙げていた役職っていうのがあって、1つ目が"経営者"、2つ目が"政治家"、3つ目が"教育者"でした。この資本主義の時代で、 より多くの人を救っていくためには何がいいかなって思った時に、自分自身は、お金も人も情報もモノも円滑に動かしていくためには、やっぱり"経営"だと考えました。
世の中を見ても行政も経営をやっているし、自治体やさまざまな団体も基本的には経営をやってるということを考えた時に、「俺は経営者になろう」って思ったのが、起業するきっかけです。
「New Earthの創業から今年で10年」節目に至るまでの苦労や背景、隠されたドラマとは…
ー経営をされてから10年、今までを振り返り、特に苦労された部分はどういった部分でしょうか? 苦労したことは無限にあるんですが(笑)、1つピックアップすると、「俺は世のため人のためになりたい」と思って、最初はボランティア活動から始めて経営をしてというような背景の中で、会社を起業してから経営をしていくというなかでも、やはり一番大事にしてたのは、社会貢献でありボランティア活動でした。
ただ、創業をしてから3年目ぐらいは、事業はあまり上手く進んでいなくて、収益もそこまでちゃんとあげれていないっていう状況下でした。その中でも大事にしていたボランティア活動は継続していて…
そうなった時に、周りの一部の経営者さんから、 「事業がうまくいってないのに社会貢献をするのは偽善者だ」 っていうことを言われ、自分は「良き思いで、良き事をしよう」と考えていたのに、その人の背景や過去のことは見ずに点だけを見て、罵声を浴びせてくるような人も一部だけいました。
当時は本当に辛い思いをしました。でも、やっぱり自分が大切にしてることは、大切にし続けたいという思いで、 「なぜこの経営と社会貢献を継続してやってるのか」という部分をどんどん周りの方に語り続けました。 そうするとだんだんと理解をしてくださる方が増えていきました。
そして、 ようやく昨年にはNPOを立ち上げることになり 、そのNPOでは、会社の余剰金を使って運営をしているんですが、昔自分に対して、「事業がうまくいってないのに社会貢献をするのは偽善者だ」ということを言っていた人が、過去の発言に対して、「あの時は本当にごめんな」と泣きながら謝ってくれました。
その時に、自分自身が世のため、人のためにと思って、いろんな艱難辛苦を乗り越え続け、今のこの体制ができたっていうことで、やっと自分自身が報われたような感覚になりました。その上で自分自身の思いというのは間違ってなかったという確信にも繋がっているので、辛かったことや苦労したこともたくさんありますが、結果的に良かったかなと今は思ってます!
ー経営をしていく中で大切にされている部分はどういった部分ですか? 経営をしていく上で、 New Earthでは"経営の7大要因"という考え方を大切にしています 。"経営7大要因"というのは…
経営理念、ビジョン、ミッション、信条、行動指針 市場(マーケット) 目標と計画(経営計画、事業計画) 戦略と仕組み(マーケティング) 営業力 人財力 管理要因 1つ目が経営の理念やミッション、ビジョンという部分
2つ目が市場をちゃんと創出できるかという部分。
3つ目が経営計画や事業計画を作り込めるかという部分。
4つ目がマーケティングで、顧客をどのように獲得できるかっていうこと。
5つ目が営業力、お客様に対して自分たちのサービスでしっかりと喜んでいただけるような営業ができるかという部分。
6つ目が人財力、理念に共感し体現できる人財、またその人財を育てていく教育力。人としての大切な考え方の育成が大事。スキル面での教育ももちろん含まれる。
そして最後が管理要因という、会社の内部を守るバックオフィスの存在。経理とか、総務とか、法務などの部分。
New Earthでは、この経営の7大要因をすごく大切にしてる中で、 最も大事にしている部分は"経営理念"と"人財" という部分を大事にしています。数ある要因の中で、なぜこの2つが大事なのかいうと、組織の中にいる人たちが同じ思いや同じ志のある人、同じ価値基準を持っている人がいるということが重要だと思っています。
New Earthは、世のため人のためになりたいっていう思いがある中で、仮に社員さんのなかで、「いや、別にそんな多くの人救わなくてもいいし」とか、「別に目の前の人に喜んでもらわなくてもいいし」みたいな人がもし仮にいたとすれば、それだけでも社内で大切にしている価値観や考え方が全部崩壊してしまって、人間関係も悪くなるし、社内で分断も起きてしまう可能性があるので、経営理念と人財力は一番大事にしていきたい部分だと考えています。
また自分たちは、社内だけではなくどんな人に対しても、その人の価値観や考え方、大切にされてきた思いとか、人生の中で培ってこられた経験というものをすごく大事に扱うようにしています。その上で、自分たちの大切な思いや価値観も伝えた上で、お互いが共感できるような対話を続けるっていうことが大事にしています。そんな対話ができた時に 「やっぱりあなたと出逢えてよかった」「あなたと一緒に人生を過ごせてよかった」 と思えるような心が育まれると思うので、常に対話することを意識しています。
「世の中のお役に立ち続ける100年企業を目指す」今後New Earthが目指すべき在り方
ー今後、New Earthをどんな会社にしていきたいですか? 今後、New Earthをどんな会社にしていきたいかという部分では、 経営を通して世の中のお役に立ち続ける100年企業 をまずは作っていきたいと考えています!
もっと言えば、 来世まで続いていくような会社 を作っていきたいなと思っています。その中で、一般世間でいう"経営"の概念と、"事業"の概念が少し違います。
一般的には、経営=お金を稼ぐとか、収益/生産力を高めるような動きが経営っていう見られ方をすることもありますが、まず 事業というのは、「世の中の課題や人の悩みを解決するモノ」 が事業であると。
その対価がお金であって、生産活動をしていくのがその事業になってくると考えています。
経営に関しては、それをいかにどう運営していくか、どう仕組みをつくっていくかというものが経営で、経営の概念という部分では、 「大勢の人をいかに善なる方向へ導けるか」 ということが経営の概念になってくると思います。
そういう風に考えると、経営は組織力や資金力、仕組みの創出というものが非常に大事になってきます。その経営を通じて、学び、実践できるようなNew Earthの社員をどんどん増やしていくことが重要です。
社員一人一人が実現力=経営力が身についた社員が多く増えていったならば、強固な組織になり、より多くの人を救っていけるので、一人一人がスキルも心も磨いていくことが今後最も大事にしていきたい在り方であり、そんな"人づくり"をしていきたいです。
あとは、この時代、この人生の中で出逢ったかけがえのない社員のみんなと、今以上に「この人生の中で出逢えてよかったな」と思えるような信頼関係をもっともっと育んでいきたい!
もしかしたら自分たちがこの日本ではなくカンボジアのような発展途上の貧困国、イスラエルやパレスチナのような今や戦争真っ只中の国があると思いますが、そういった国に生まれていれば、今のような生活はできない。
しかし、 この豊かな国であるこの日本で自分たちが生まれたことも奇跡で、出逢える人にも限りがあるような人生の中でまずこうして自分たちは出逢えたことはさらに奇跡 であって。
しかも、New Earthの社員のみんなは、人のため世のためになりたいっていうような人たちの集団であるいうことを考えればもっと奇跡なので、一緒に世のため人のためになっていくための経営を学んで、次のビジョンに向かってみんなで歩んでいきたいなと思っています!
ー今後はどんな社会を創っていきたいと考えていますか? どんな社会を創っていきたいかという部分だと、 まずは「地方から幸福を感じれる社会」を創っていきたい という思いがあります。この思いに辿り着いた背景の部分については、今の日本は歴史から紐解いていくとわかりやすいかなと思います。
キーワードだけお伝えすると、今が"戦後79年目"であるということ。79年前に、日本は戦争に負けて終戦を迎えましたが、戦争が終わってからの日本は著しい経済成長を遂げ、世界中のどの国と比較しても誇れる日本がそこにはありました。バブル絶頂期には時価総額の世界ランキングトップ10の中に日本企業は7社ありました。しかし、「失われた30年」という言葉が生まれたように、ここ30年の中では、トップ10の企業には、日本の企業は1社もないような状況になっており、GDPも全く伸びていない状況にあります。市民の所得は減り、その反面で物価は上昇し、今の日本はとても苦しい状況にありながら、追い討ちをかけるように少子高齢化や自殺者数の増加という問題があったり…。
さらには、日本の人口に占める労働者の半数以上は、都市部に集中している状態が続いており、その中で一番恐れるものが、やはり災害だと。今年に入ってからも、能登地震や、最近でいうと四国でも地震がありましたが、いつ、どこで、災害が起きるかわからないっていうような状況が続いている中で、もし、首都直下型地震が起きれば、どのようなことが起こるか?それはなんと経済被害が95兆円にもなると言われていて、それは国家の年間予算とまったく一緒の数字になってくるとまで言われています。
ということは、首都直下地震が起こったとすれば、日本全体の経済は破綻してしまうことになりますが、そこから 日本を立て直していくのはどこなのかとなれば、やっぱり"地方"なんだ と考えています。
だからこそ、New Earthは、奈良県の天理市、静岡県では袋井市、愛知では江南市と地方に拠点を構えています。今後は広島の福山にも展開を考えています。これからの日本全体のことを考えた時に、地方から盛り上げることが大事で、そのためには、先ほどお伝えしたような社会の問題を解決するための経営力が非常に重要になってきます。また地方にいる人たちの利他の思いというものも非常に大事だと思っているので、 地方創生をキーワードに「地方から日本を再生していきたい」というビジョン と掲げて、New Earthは進んでいます。
ー最後にNew Earthが採用において求める人物像とはどんなイメージでしょうか?求職者の方へ向けたメッセージもいただけますか? 求める人物像というのは、まずは New Earthの理念やビジョンに共感をしていて、利他の心で世のため人のためになりたいという思いを持っている方に来てほしい なと思います。内面的な部分だと明るくて素直で前向きで成長志向の方で、そして他人を大事にできる方に来てほしいなと思ってます。スキルに関しては、最初は上手くいかなくても経験を詰んでいけば何でも身についていくので、大丈夫です。スキルに関しては、こちらもどんどん教えていきます。
ただ、やはり一番大事なのは思いであったり心の部分なので、そういった素敵な心の持ち主の方にぜひ来てもらえたらいいなと思っています。
事業も、社会貢献も本気で一緒に取り組んで、共にこの人生が良かったなと思えるような日々を一緒に過ごしていきたいと考えています!
ご興味のある方はぜひお話ししましょう!
ー ありがとうございました!現在New Earthでは、共に働く仲間を大募集中です!ご興味のある方はお話ししましょう!