私は転職するに当たり、自身の強みであるコミュニケーションスキルを活かせる仕事を探していました。
当時、IT業界はほとんど意識しておらず、パソコンに向かってプログラムを書くイメージが強く、自分の目指す方向とは大きくかけ離れていると感じていました。そのため、以前はカスタマーサクセスなど、人と直接コミュニケーションをするお仕事に就いておりました。
しかし、入社して半年を過ぎた頃から違和感を感じ、思い切って退職を決意して、転職活動を開始しました。
そんな時、友人から紹介された企業リストの中にレストエンジニアリングがあり、職種は未経験でも研修があるITエンジニアでした。興味のない分野ではありましたが、面接の練習のつもりでレストエンジニアリングを訪れたものの、この時点ではまったく入社を考えていませんでした。
面接を通じて話を聞き、レストエンジニアリングについて自分なりに調べる中で、これまでの自分の考え方が固定的で視野が狭かったことに気づきました。IT業界に対しても、ただの先入観で判断していたのです。
ITはボーダレスに人々をつなぎ、さらには新しいスキルを身につけることで自己成長も可能です。
単にプログラムを作成するだけでなく、さまざまな人とコミュニケーションを取りながら、社会や人々の生活を支える役割を果たしていることも知り、大きな発見でした。
特にレストエンジニアリングは、ものづくりだけでなく、未来の日本の課題にも取り組む大きなビジョンがあり、その魅力に惹かれて入社を決意しました。ITという新しい分野に挑戦することにワクワクする気持ちがある一方で、これまでまったくITに関わりがなかったため、不安も感じていました。
入社してすぐに始まったのが、6ヶ月間にわたる研修です。
ITエンジニアとは?など基礎から学ぶ非常に充実した内容でしたが、私の場合、本当にゼロからの基本的なところからのスタートで、何が分からないのかも分からない状態でした。しかし、この厳しくも丁寧な研修のおかげで、最初の不安は徐々に解消されていきました。また、仲間とともに切磋琢磨した時間は、かけがえのない経験となりました。
エンジニアとしてのキャリアはスタートしたばかりですが、私がいつも心に留めているのは、未来の自分が、かつて憧れていた理想の女性でありたいという思いです。
言い換えれば、「自分が夢見た存在になること」を目指しています。そのためには、まず自分自身を肯定し、好きになることが必要です。
そして、昨日より今日、今日より明日と、理想に向かって進み続け、現状に甘んじることなく、常に成長と進化を意識し続ける姿勢が重要だと感じています。
これからもレストエンジニアリングと共に成長し、一人前のエンジニアとして活躍できるように日々楽しみながら頑張っていきたいと思います。