9月3日はグミの日「バングミ!~ニッポンエールグミであなたにエール~」 by Tig LIVE
https://tigmedia.jp/live/watch?id=e894f4376c0c694351ea&ta_tag=paronym
9月3日のグミの日にTig Liveを活用したライブコマースを原宿の新聖地「ハラカド」の”Steam Studio”から配信しました。
本ライブコマースは、国内最大のグミファンコミュニティを運営する日本グミ協会と、JA全農のブランド「ニッポンエールグミ」による取り組みです。日本グミ協会の名誉会長で、Tig Liveのエヴァンジェリストも務める武者慶佑と、日本グミ協会名誉会員で声優・歌手の小林愛香さんをコマーサーに起用しました。
本ライブコマースは、これまでパロニムが国内SaaSサービスとして蓄積してきたノウハウを元に開発されてきたTig Liveの機能をフルに活用し、接客型のライブコマースのモデルケースとして実施しました。
接客型のライブコマースとは、構成台本はありつつも、視聴者のコメントや参加コンテンツを中心に番組が進行します。販売する商品においてもその場で決まっていく視聴者主体のスタイルのライブコマースです。
接客型ライブコマースでは、店舗での接客を受けるように自然に商品を提案することができ、テレビショッピングのように決まった商品を用意された台本に沿って訴求するセレクト型のライブコマースの構成とは大きく異なります。
国産SaaSであるTig Liveでは日本の強みである接客を最大化するためのさまざまな機能の開発実装によって、まるで店舗で一緒に買い物をしているかのような体験ができます。
使用した機能はこちら
本レポートでは双方向性を高めることができる機能を5つご紹介します。
カートマークからいきなりカートインするのではなく、商品をストックするアイコンを自由に設定し、気軽な商品タップを促します。今回は「グミ」という文字にしました。
10:08~
コマーサーの手元のスマホやディレクター側で、取り上げたいコメントをピックアップして、確認することができます。
6:07~、8:25~
視聴者のコメントを受けてコメントに紐づく商品を紹介します。コマーサーはバーコードリーダーを使い商品のバーコードを読み取ることで、リアルタイムで商品の呼び出しが可能です。視聴者が商品に出会う中で興味を持ったものに繋げることができます。
11:12~ 14:15~
視聴者にアンケートを行うことができ、結果を踏まえた商品紹介に繋げることができます。今回は視聴している地域のアンケートで、多かった地域に合った商品の紹介を行いました。
質問2:37~ 結果16:15~
視聴者に画面をタップして参加できるクイズなども出すことができます。コメントやアンケートとは異なり、直感的に楽しく視聴内容の理解度を上げることができます。
今回は桃の品種と県名を組み合わせるクイズを出題しました。
31:37~
ここまでご紹介したような機能を使い、視聴者が主体の接客型のライブコマースを行いました。その結果本配信は、コメント数2380件、1分間に30件以上のコメントが投稿され続ける、視聴者の主体性の高いライブコマースとなりました。
また、平均視聴時間は25分と、一般的なライブコマースの平均視聴時間が2~3分に対して約10倍の時間となり、50分以上とほぼ完全視聴を行った人は24.5%となりました。
結果として、同時セッション数は最初から最後まで200人以上をキープし、離脱がほぼ発生しない状態で配信を終えることができました。
本ライブコマースは、Tig Liveの接客型ライブコマースに関心のある企業様や、既に実施されているクライアント企業様、メディア媒体様など、25名ほどが会場で観覧されておりました。
みなさん、リハ段階での配信の裏側や本番での配信画面とカメラワークを同時に見ることで、構成や機能を含めたTig Liveの推奨する接客型ライブコマースの可能性を強く感じていただくことができました。
配信終了後には交流会も行われ、実際に使用した構成台本をお見せしたり、ライブコマースの課題感の共有したり、非常に充実したイベントとなりました。
会場は、東急プラザ原宿「ハラカド」で実施。ハラカドは、動画の企画・制作に加えインフルエンサーネットワークの構築やイベント実施など複合的なクリエイティブ活動を発信する、SNS 時代に最適化されたスタジオです。今回は、多くの企業様が観覧した都合上、会場をセミナー形式で活用しましたが、LIVE配信と一緒に会場内でのポップアップイベントや、配信のみを完全クローズドで会場活用することも可能です。
ライブコマースは中国でのブームを受けて、日本でも2020年以降から注目されてきました。しかし現在、中国では値引きによる利益率の低さ、購入を煽った結果による返品率の高さ、スーパーインフルエンサー(スーパーKOL)への集中による配信の高騰と、配信者が増えすぎたことによる手取りの低さなどが課題になっています。
一方日本国内では、継続的にライブコマースを行っている企業は、値引き競争や目下のEC直結を目的にするのではなく、ブランドの訴求とファンとのエンゲージメントによるLTV向上を目的にライブコマースを行うことで、成果を出している傾向にあります。
Tig Liveではそうした日本の状況に合わせ、これまで国産SaaSとしてサポートしてきた実績をもとに、視聴者と企業が一体となって気軽に行える接客型のライブコマースを支援していくための仲間を募集しています。