非同期コミュニケーションこそBacklogを使いたい話
皆さん初めまして。アーバンエックステクノロジーズで代表をしている前田です。Backlogアドベントカレンダーの17日目を担当します。(公開が遅れてすみません!)
アーバンエックステクノロジーズは、自治体向けに道路管理のアプリケーションを提供しているスタートアップ企業です。Android端末を車のダッシュボードに乗せて走ることで、修復が必要な道路の画像データと位置情報を記録し、ダッシュボードで自治体の土木担当者向けにお知らせすることができます。
そんな弊社の「副業メンバーの知見をBacklogに溜める」使い方について紹介したいと思います。
スタートアップの人材状況
私たちの会社は、コロナ禍に創業し、現在3期目となります。スタートアップだけの課題ではないですが、「人材獲得」については大きな課題です。
猫の手も借りたいこの状況で弊社も助けてもらっているのが副業人材です。
正社員でまだ十数名の規模ですが、副業人材は、開発・バックオフィスなどに複数の副業メンバーが活躍しています。
BacklogのWikiで副業メンバーと文通する
副業メンバーの活動時間帯はどうしても平日夜や土日に集中します。その時間帯になると正社員メンバーも常時チャットにいるわけではないため、ちょっとした返信のやり取りが遅れる、もしくは少し遅くまで社員が対応してしまう、なんてことになりがちです。
そこで、一部の副業メンバーと取り組んでいるのが「Wiki文通」です。
文通といっても単純で、Wikiにノウハウ蓄積をしてもらうことを副業メンバーに依頼しているということです。
- <社員>会社の課題や起こりうる問題を思いつくままにSlackに書く
- <副業メンバー>わかるところからをWikiにまとめる
- <社員>確認し、自社の業務フローを改善する
- <社員&副業メンバー>ノウハウを元に改善施策を一緒に検討する
この流れを進めることで、副業メンバーから効率よくノウハウをインプットできるようになってきました。
月曜日に出社したら、Backlogの知恵袋が増えているのはありがたいことです。
非同期で働くためには工夫が必要だ
リモート環境で働くのが当たり前の時代が突然やってきました。弊社も京都で社会人学生をしながら役員を務めるメンバーがいるなど、フルリモート勤務ができる体制になっています。ただ、「同じ場所で働かない」ことよりも「同じ時間に働かない」ことの方が難易度が高いと感じている方も多いのではないでしょうか?
この環境に適応していくには「情報をいつでも取り出せる場所に保管する」という考え方が必要そうです。ぜひ他の会社の皆さんもノウハウがあれば教えてください!