こんにちは!あいネットグループ採用チームです。
先日、静岡市内のとある高校の授業にて開催された、出前講座に参加させていただきました。
パネラーとして当社の酒井智枝美さんが登壇し、「働く女性の仕事と家庭・子育ての両立」をテーマに学生にワークライフバランスのとり方について語ってもらいました!
当日は私たち採用チームも見学参加させていただきました。本日は、その授業の様子と当社の取り組みについてお伝えしていきます!
〜ライフデザイン出前講座〜
今回の授業は3部構成となっており、
第1部では「最近の就活事情についての講演会」
第2部では「先輩社員によるパネルディスカッション」
第3部では「先輩社員を囲んだ座談会」を90分間で行いました。
酒井さんの登壇したパネルディスカッションでは、当社の簡単な事業紹介、酒井さんの入社からこれまでの経歴紹介、仕事と子育てについてお話ししていただきました。
―実体験から語る、働く女性の大変さ
酒井さんは勤続8年で、現在は会員事業本部に所属されています。
今年の8月まではブライダル事業本部に所属し、ウエディングプランナーの仕事をしている中、2年前に出産・育休を経て職場復帰されました。
仕事と子育てを両立しながら働けるのは、「周囲の心遣いがあるから」と。
一緒に働く仲間からの声掛けや、上司からの「お迎えの時間大丈夫?」という心遣いがあるからこそ復職しても両立できるといいます。
もちろん、女性が仕事復帰するということは「旦那様の家事への協力も必要不可欠」であり、周りの人に支えられているからこそ、仕事も子育てもできていることに改めて感謝を述べていました。
―アンケート満足度100%と大好評の結果に!
後日、授業後のアンケート結果が届きました。
結果は、なんと出席者全員が「満足した」の回答と大好評!
学生たちからは、
「育休のことや会社からの支援について、自分の思うよりしっかりしていることがわかった。」
「女性が働きやすい社会に変わっていると知り、働き続けたいと思った」
などのコメントをいただきました。
まだ社会に出たことのない学生にとっては新鮮な内容だったようで、授業を通して、「働く」ということについて理解してもらえる良い機会になったのではないかと感じています。
今回、このように学生たちの意識変化の場に参加でき、非常に嬉しく思います!
―男女共にやりがいを感じて安心して働くことができる会社へ
最近では、一般的にも「育休を取得したい、取得できる会社に魅力を感じる」と答える学生が男女問わず多くなってきました。
ひと昔前では「妊娠出産を機に会社を辞める」選択をする方が多かったのですが、時代の移り変わりとともに共働き世帯や女性の社会進出が当たり前になってきました。
当社では、近年政府からも働き方改革や有給取得義務が企業に課せられるようになったことを背景に、「女性活躍推進プロジェクト」チームを立ち上げ、男女ともにやりがいを感じ、安心して働ける会社を目指し2年間様々な活動を実施してまいりました。
具体的に、当社では「有給休暇取得促進」、「長時間の会議の削減」の2つに注力して働きやすい環境整備に取り組んでまいりました。
―「アニバーサリー休暇」を新しく導入!
最初に取り組んだことは、この2つの課題を解決するための全社員への意識調査です。
1つ目の「有給休暇取得促進」について、当社でも6割近い社員が有給休暇を取得しづらいと思っている一方、7割近い社員が有給休暇取得促進に賛同するという結果に。
そこで誰もが平等に、気兼ねなく取得できる仕組みづくりをするために「アニバーサリー休暇」を導入しました。
これは1年に1度は必ず自分にとってのアニバーサリーのためにお休みするという制度です!
そのために、自分しかわからない仕事をなくす、お休みするために効率的に仕事をすることを心がける、周りとのコミュニケーションを図ることで社内の雰囲気や仕事を見直す機会となるように制定しました。
また、2つ目の「長時間の会議」では、判断する上司が会議で不在のため業務が滞る、会議の目的が不明確で結論が出ない会議があるという声をもとに、人数・時間の削減を開催者に依頼し、実践していただいています。
―有給取得率UP!育休取得者もUPへ!
その他にも、産育休者のフォロー体制ができていないことから座談会を設け、思っていたことを率直に話し合っていただきました。また、仕事も家庭も楽しみ、部下のキャリアアップを図るイクボス養成講座を開催し、少しでも、一人でも多くの社員の意識が変わるよう働きかけました。
今では有給休暇取得率は60%を超え、「取得しやすくなった」との声をもらうようになったり、男性の育休取得者が増えたりするなど、数値としても少しずつですが成果としてあらわれ始めました!
この先、この授業に参加した多くの学生が就職することになると思います。
今はまだ、働くこと、結婚すること、子供ができることは遠い未来の話でしかなかったかもしれません。
しかし、その未来が目の前に来たとき「何のために働くか」「働き続けることができるのか」と迷い立ち止まったときに少しでもこの授業のことを思い出し、それが背中を押してくれることがあれば嬉しく思います。