▲新ビジョン検討ミーティングの様子
あいネットグループでは、創業60周年に合わせて、新たにビジョンを策定しました。私たちが2035年までに目指すビジョンは、「お客様の“あったらいいな”をデザインし、今日より明日を笑顔にする」。半年の歳月をかけて作成したこのビジョンに込められた想いや、今後のあいネットグループの歩みについてお伝えしていきます。
60周年という節目を迎えて
あいネットグループは今年で創業60周年を迎え、大きな節目の年となっています。そこで、今一度あいネットグループについて見つめ直し、さらに社員一丸となることを目的に、ビジョンの作成に踏み切りました。
あいネットグループは、今まで冠婚葬祭のサービスをメインに展開し、多くのお客様と一生に一度の特別な瞬間を共にさせて頂いてきました。「人と人とのつながりやご縁を大切にする」という基本精神のもと、こだわり抜いたサービスを提供させて頂いております。
しかし、現代社会における環境の移り変わりは、従来と比べてかなり速くなっています。顧客のニーズも目まぐるしく変化しており、それに合わせて展開されるサービスもさらに多様化しています。
このような社会背景の中、急速に変わっていくニーズに対応していくためには、より“顧客目線”でサービスを考えていく必要があります。それはつまり、プロダクトアウトのサービス提供ではなく、お客様が求めるものは何かを第一に考えるマーケットインのサービスを目指していくという事です。
そして、新しいビジョンの中にも取り入れた、“デザイン”という言葉にもあるように、サービスを提供する際には、弊社の強みを活かしながら設計することが大変重要となってきます。
▲ビジョン作成の様子。
また、ビジョンの中にもある“今日より明日を笑顔にする”は、お客様と日常で繋がることを意味しています。結婚式やご葬儀などの一度きりのお付き合いで終わってしまうのではなく、お客様のそばで共に毎日を歩んでいきたいという思いが込められています。
お客様の思いから事業を生み出していくことで、より地域に根差して愛される会社へと成長していくことを目標としています。
様々な立場の社員と作り上げたビジョン
新ビジョンの作成の際には、ブライダル事業本部、フューネラル事業本部、会員事業本部、経営支援本部など、様々な部署からメンバーを選出して議論を進めました。また、あえて性別も年代も異なる多様なメンバーで構成することで、トップダウン型ではなく、従業員一人一人の立場を尊重しながら、幅広い目線でビジョンづくりを行いました。
また、ビジョン作成の議論では、従業員全員が聴講可能となる場を設定しました。議論の様子の共有だけでなく、従業員同士が交流をし、意見交換をする貴重な機会となりました。杉山社長も自ら積極的に会議に参加いただき、社員と繰り返し意見交換を行いながらビジョン作成をしていきました。
▲新ビジョン作成にあたり制作された社内掲示用ポスター
このビジョンでは、従業員一人一人の自発性を高めることも目的としています。常に現場でお客様と接している従業員だからこそ、お客様が求めているものは何かを日常的に感じることも多いはずです。そのような意見をきちんと吸い上げ、形にしていくことも、このビジョンでは意図しています。
今後の展望
次のステップとして、社内でのビジョン浸透に注力していく必要があります。
この浸透の際には、認識のズレが生じないように気を付けなくてはなりません。例えば、「お客様のあったらいいな」という箇所が、自分の“あったらいいな”にすり替わってしまうと、お客様を第一に考えるといった主軸から離れてしまいます。ビジョンに込められた想いや認識を、社内全体で統一していけるよう、全力で努めて参ります。
そして、従業員が意見を言いやすい環境を作り上げるための「型」や「仕組み」を用意し、ビジョンを達成する環境作りも必要だと考えているため、何か意見を持った時に、それを発表する場を設けるようにして、徐々に浸透させ形にしていこうと思っています。
今回、新たに策定されたビジョンを胸に、あいネットグループ一同、さらに尽力して参ります。