今回の記事では、グループでウェディングプランナーを担当している針生さんに業務内容を中心にインタビューさせていただきました。(▲針生 清香さん)
―針生さん本日はよろしくお願いいたします
よろしくお願いします。
―はじめに、針生さんの経歴について簡単に教えてください
入社3年目で静岡県静岡市の出身です。大学も静岡市で、中学からずっと吹奏楽をしていました。大学では吹奏楽部に所属しながら、飲食店と結婚式場でのアルバイトもしていました。
―結婚式場でアルバイトをされていたんですか?!学生の頃から、ブライダル業界で働きたいと考えていたのですか?就活時のことを教えてください
実はグループ内の式場ロイヤルセントヨークで、大学生時代にアルバイトをしていました。アルバイトを探しているときに、たまたま募集を知り、自宅からも大学からも近いので通いやすいかなと思ったんです。その時は、そういう理由でした(笑)大学入学時は、教育学部だったので先生になりたいと考えていました。ただセントヨークでのバイトを続けるうちに、ブライダルって楽しいなと思い始めました。それをきっかけに就活ではブライダル業界に進みたいと思い、横浜のブライダル企業にインターンへも行きました。実際に、エントリーなどが始まり、就活が本格化し始めると“自分はセントヨークで式を挙げたい”という気持ちが湧いてきて、他社に就職をするとその希望は叶わないかもしれないと思いました。その結果、あいネットを志望しました。
―アルバイトでの経験が針生さんの将来を大きく動かしたのですね!選考~内定をもらってからはどうでしたか?
はい、地元の企業だったのでブライダルのほかに祭典事業があることは知っていましたが、その他にも互助会やホテル事業などを展開していることは選考で初めて知りました。ブライダルに焦点をあて、最初はエントリーをしましたが、そういったことを知るうちにグループ全体に対して、いいなと思うようになりました。
“自分はセントヨークで式を挙げたい”そう思ったきっかけは、「人」でした。アルバイト、パート、正社員、式場では多くの方が働いているのですが、みんなが新郎新婦、ゲストのために自分は何かできるのか、考えて尽くしていました。そういう姿勢をみて、こういう人たちのもとで自分も式を挙げたいと感じました。選考の中では、グループの多くの先輩と関わる機会があり、その時にも一人一人の人柄に惹かれてずっとその印象が消えませんでした。なので、内定をもらう頃には企業だけでなく、働く「人」も好きになっていました。入社後は、研修で各事業部の業務を経験させていただき、昨年の9月からセントヨークでプランナーとなりました。
―弊社の選考は、学生も企業も相互理解を深められるよう短い面接ではなく、グループワークや合宿なども用意しています。針生さんにも弊社の想いをしっかりと受け止めてくださっていたのですね!現在は、ウェディングプランナーということですが、1日の流れに沿って、教えて下さい
プランナーは主に、式を挙げるまで約半年間、新郎新婦と打ち合わせなどを進めていきます。基本的に、セントヨークでは土日に結婚式があるので、平日はその準備や打ち合わせ、メールチェックなどデスクワークを行っています。土日は少し帰宅時間が遅くなるので、平日は早めに帰るようにして調整しています。今日は、式当日の私の1日を紹介します。
朝は新郎新婦が来る前に出社し、祝電や控室を確認して到着を待ちます。新郎新婦が来るまではソワソワしていますね(笑)その後は、新郎新婦をお迎えしてヘアメイクなど準備をしている間に進行や祝電の読み、備品など諸々の確認をします。受付が始まると挙式・披露宴まであっという間です。ブーケトスでは、司会もしています。披露宴では、ご両親のケアや参列者と余興の確認をしたり、動き回っています。チームワークがとても重要なので、声を掛け合ってみんなで協力しながら進行しています。部活みたいです(笑)披露宴が終わって新郎新婦が着替え終わるとお見送りをして、会場の片付けや次の式の準備です。それが終わるとやっと少し落ち着きますね。その後は、お客様との打ち合わせがなければ、朝早いこともあり、帰宅します。日によっては、夕方からお客様との打ち合わせをして、その後帰宅します。
―なるほど、土日は目まぐるしい1日ですね。アルバイトとして働いていた時との違いや、仕事において意識していることがあれば教えてください
そうですね、アルバイトでは主にサービススタッフとして当日の披露宴での業務をしていました。現在のプランナーの仕事では、約半年かけて式を新郎新婦とつくりあげていくので、やはり見える景色も視点も違います。また、言葉を選びすぎてなかなか相手に思うことを言えない時もあります。だから、できるだけ自分が新婦だったらどう思うか、相手の気持ちに寄り添い、どうすれば分かりやすいか、伝えられるか意識しています。そうして、無事に式を終えると担当させていただいた新郎新婦から感謝の手紙をもらうこともあって、大切に集めているんです。
―新婦に寄り添うことで、より素敵な結婚式になるのかもしれませんね。針生さん、本日は素敵なお話をありがとうございました。
ありがとうございました。