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【創業ストーリー#2】すべての人々の幸せを目指す企業として~歴史紹介~

創業ストーリー#1では、~グループ紹介~をさせていただきましたが、今回は60年の歴史について振り返っていきたいと思います。


世の中に貢献できる仕事に就きたい 「互助会」は、まさにそれを体現させるものであった

弊社グループの創業者は杉山 茂。1912年(大正元年)に静岡市で生まれ育ちました。

創業当初は下駄製造業を営んでいましたが、自分の使命として「さらに世の中に貢献できる仕事をしたい」と考えていたといいます。

そんなときに、杉山 茂は会員同士の助け合いを目的に作られた組織「互助会」という仕組みを知り、地域の人たちがお互いに助け合う“相互扶助“という精神に大きく感銘を受けました。当時、人生の2大行事でもある結婚式・お葬式は金銭的な負担も大きく一般的には手が届くものでなく、今のように行うことはできなかったそうです。そこで会員として積立を行うことで、結婚式・お葬式を行う際にお金が必要になったときに経済的負担を軽減することができるシステムを確立したものが「互助会」です。その後、商店を廃業して資金を捻出、1960年4月にグループの前進である「静岡県冠婚葬祭互助会」が発足しました。


あいネットグループ誕生の裏にあった創業者の「相互扶助」への強い信念 時代を超えて受け継がれる地域と人に愛をもって寄り添う姿勢

創業当時、「互助会」は世間でまだあまり理解をされず、杉山 茂は一軒一軒自ら訪問をして、営業を続ける毎日だったといいます。そんな中でも“1人は万人のために、万人は1人のために”という信念を強く持ち、粘り強く営業を続けました。戦後、日本は経済成長期を迎え、地域のつながりも薄れつつある時代へと移り変わっていきます。発足から4年後の1964年に、静岡結婚会館をオープンすると、会員数は順調に増加傾向に。三重県をはじめ、拠点も拡大していきました。



しかし平成に入ると、冠婚葬祭の形も多様化しました。地域の人たちに慣れ親しんでもらうために、1993年には社名を「あいネット」に変更。「愛をカタチにするお手伝い」を事業テーマに、「すてきに愛情表現のお手伝い」をスローガンに、あいネットグループが誕生します。その後も時代に合わせて変化するお客様のニーズに寄り添い、設備・衣装・料理など個性化・個別化に対応、衣裳店や葬儀場も続々とオープンしました。


現社長・杉山 茂之が感じた「人と人とのつながり」の大切さを伝えるという使命がグループ全体の想いに

1993年に20代前半で従業員としてグループに入社した現社長の杉山 茂之は、まず営業に配属されました。お客様の生の声を聴く中で“冠婚葬祭業”という志事の価値を実感したといいます。「従業員が仕事に誇りをもって真剣に取り組み、全員が笑顔で働ける会社を目指そう」そう強く思ったそうです。その後、新しい結婚式場設立のプロジェクトリーダーに任命されると、この時代に結婚式を行う意味として、「結婚式を通して人と人とのつながりの大切さに気づき、絆を深める貴重な機会」を多くの人に伝えることが自らの使命でもあると確信しました。



2010年になり、社長に就任すると社内から選抜されたプロジェクトメンバーと共に約10か月かけて「全従業員の物心両面の幸せを追求するとともに、人と人とのつながりを大切にした明るく心豊かな社会の実現に貢献する」ことが、この会社の存在意義だという経営理念とフィロソフィを策定しました。現在では、従業員一人一人がこの想いをしっかりと受け継ぎ、グループ全体の想いとなっています。

次回は、グループの経営理念やフィロソフィについてご紹介します。

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