仕事も趣味も「プレイヤー型」、仕事服3パターンのGOのエース。ゼネラルマネージャー・ビジネスプロデューサー 小堀央雄
ここで発信していくのは、GOメンバーのポートフォリオ。
コーポレートサイトだけでは伝えきれないメンバーたちのカラーや強みについて、できるだけくわしくお伝えしてまいります。
The Breakthrough Stories第19回は、ゼネラルマネージャー ・ビジネスプロデューサーの小堀央雄(こぼりひさお)。
2021年11月、電通からGOに参画。ビジネスプロデューサーの責任者として、プロジェクトマネジメントや企画プロデュースなどを担当しています。
GO三浦が「GOのエース」「勢いある」とたびたび表現するほどの仕事ぶりで、クライアントからの信頼も厚い小堀。
入社理由や、自身のターニングポイントとなった仕事、仕事の中で意識していることなどについて聞きました。
小堀央雄(こぼりひさお)
2013年電通入社。テレビCMのメディアバイイング、番組・イベント等の企画立案およびコンサルティング、スポンサーセールスまでをサポート。名古屋ウィメンズマラソン、東海クラシックなどの大型スポーツイベントや、SKE48のスポンサータイアップおよびメディアプロモーション等を経験。2019年にスポーツユニットへ異動し、競技団体の日本代表協賛セールス、アスリートマネジメント、大会運営など、スポーツマーケティング全般をサポート。プロ野球選手のマネジメント等も行っている。2021年11月よりGOにジョイン。趣味はゴルフ、草野球、サウナ、猫
いつでもプレイヤーとして、クライアントと一緒に課題解決
——GOに入社するまでのキャリアについて教えてください。
GOに入社するまでは、電通で働いてました。2013年に新卒で入社し、初任配属ではメディア部門でTVCM枠の買い付け、スポーツイベントやTV番組の企画などを担当していました。その後、スポーツビジネスを扱う部署に異動。競技団体の協賛セールス、スポーツプレゼンテーション、アスリートのマネジメントなどを経験しました。
——番組企画からアスリートのサポートまで幅広く手がけていたんですね。前職時代で、最も思い出深い仕事はなんですか?
名古屋学芸大学と取り組んだ、アイドルの衣装を作るプロジェクトです。ファッション関係の学科の生徒さんに、実際にSKE48がLIVEで着用する衣装を作っていただくという企画です。
元々は大学の認知拡大を目的にしたTVCMの打ち合わせを広報担当の方としていたのですが、お話をしていく中で「この課題を解決するのは本当にCMを流すことなのだろうか?」と疑問を持ったのがきっかけです。15秒のCMを流して大学の良さが本当に伝わるのか。何かもっと手触り感のあることができないか。そこで「学生たちがSKE48の衣装をつくる」というアイデアを思いついて、SKE48とテレビ局を巻き込んで企画を作っていくことを提案しました。
衣装を作り上げる過程もテレビで取り上げ、その中でSKE48の露出を作るなど、関係者全員にとって良いプロジェクトにすることができました。衣装を作った生徒さんがLIVE後に流していた涙は一生忘れることはないと思います。自分にとってもキャリアのターニングポイントになった仕事です。
当時のライブ写真。実際に作った衣装を着用されています
——その後、GOに入社されました。入社したきっかけについて教えてください。
電通時代の先輩で、2018年に電通からGOに入社していたメンバーと連絡をとったのがきっかけです。GOの「あらゆる社会の変化と挑戦にコミットする」という理念に共感し、入社を希望しました。当時、妻と入籍して1ヶ月も経っていなかったのですが、妻が後押ししてくれたことが非常に大きかったです。
——GOでは、主にどのような仕事を担当していますか?
クリエイティブパートナー事業におけるビジネスプロデューサーの責任者として、クライアントワークを中心に働いています。
先ほどターニングポイントの話をしましたが、広告だけに縛られず、クライアントの課題解決方法を見つけ出していくこと、そしてそれを実装していくことが自分の仕事だと思っています。そうした働き方を実現できる仕事がしたいと思ったことが、大手の広告代理店からGOに転職した理由の一つでもありました。
役職はゼネラルマネージャーですが、クライアントの皆さんと一緒に取り組むことが最高に楽しく、どこまでいっても気持ちはプレイヤーとして取り組んでいます。
——GOに入ってからのベストワークを教えてください。
毎回「もっと良い形にできたのでは?」と考えてしまうタイプなので(笑)、ベストワークと言われると難しいですが……。直近の仕事で挙げるとすれば、タカラトミーさんと取り組んだ「BEYBLADE X(ベイブレード エックス)」です。良いプロジェクトは良いチームから生まれることを改めて実感したプロジェクト。ベイブレードがスポーツを目指すという大きな転換期において、パートナーとして多岐にわたってGOの強みを活かすことができました。
元野球部、特技は早食い
——ここからは小堀さんのキャラクターについて質問していきます。GOではよく、どんな人だと言われますか?
「服が3パターンぐらいしかない」。ジョブズやザッカーバーグのように、それだけ仕事に全意識を注いでいるということにさせて下さい!
——GOで「これは負けない!」と思うスキルは何ですか?
早食いです。食べる量では三浦さんに勝てないのですが、スピードでは勝てると思います。コース料理のお店に行くと、次のメニューが出るまで待ちきれません。
——人生で「負けられない!」と思った勝負について教えてください。
大学時代の1勝1敗1分でお互い譲らずで迎えた明治大学との優勝を決める一戦です(編注:小堀さんは早稲田大学野球部出身)。僕は試合に出ていないのですが、部員全員がワンチームとなって挑んだ4戦目を延長で勝ちきり、優勝を決めた瞬間は何にも代えがたい喜びでした。
——“マイベスト”なコンテンツを3つ、教えてください。ジャンルは問いません。
まずは今年のWBC。野球好きとして「最高」の一言。NPBとMLBのレベルの高い選手の集まったチームが、勝利のために一つになる姿には本当に感動しました。
もう一つは、最近観た映画『怪物』。自分にとって深く考えさせられる内容で、ストーリーだけでなく映像や音楽なども素晴らしかったです。
あと、他人にとってはまったく興味のないことかもしれませんが、“マイベスト”ということで挙げたいのは、先日挙げたばかりの結婚式です。準備期間が短くて大変だったのですが(ペーパーアイテムなど最終的に納品できたのが1時間前でした笑)、周りの人がものすごく協力してくれて、そのうれしさだけで当日は胸がいっぱいでした。
——今すぐ平日に3連休をとれるとしたら、何をしますか?
妻と予定が合えばハネムーンに行って、10月に産まれる子どもの名前をじっくり考えたいです。
——最後に、小堀さんが「GOに入社したきっかけ」としても話していましたが、GOのミッションは「変化と挑戦」です。小堀さんにとっての「変化と挑戦」とは?
もうすぐ父親になるわけですが、仕事と家庭どちらかを犠牲にするのではなく、どちらも相乗効果でポジティブな方向にいくように日々挑戦していきたいです。過去最高な日を更新していくことをモットーにこれからも頑張っていきます。