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【執行役員インタビュー】100億企業への飛躍を支える人材戦略とは

■プロフィール
佐藤 亮平
2007年、株式会社アイ・エム・ジェイ(現アクセンチュア)に新卒入社。その後、カルチャー・コンビニエンス・クラブ株式会社でメディアセールスやアフィリエイトメディアの新規立ち上げを経験し、サイバーエージェントに入社。その後サイバー・バズに参画し、現在は事業部人事、営業統括、子会社の相談役など多岐にわたる役割を担当。

相談しやすい環境を作り、組織全体の活性化を目指す

ーー事業部人事はどのような組織なのかお伺いできますか?

事業部人事は、採用メンバーの研修・育成やフォローアップ、若手社員のベースアップなどを通じて、事業部全体の生産性を上げていくことをミッションとした部署です。

縦の関係性だけでなく、斜めの関係性も含めたサポート体制ができるのが特徴。例えば、直属の上司以外にも相談できる環境を作ったり、部署を超えた交流を促進したりすることで、組織全体の活性化を図っています。


ーー事業部人事が設立された背景について教えてください。

組織が大きくなっても、みなさんをしっかり育成したいという想いから事業部人事が設立されました。

サイバー・バズは組織が大きくなり、部署ごとの個性が強くなっています。それ自体は良いことですが、部署ごとの課題感がそれぞれ異なっていました。

そこで、取締役の三木から「育成やフォローアップの体制を強化する必要があるのではないか?」という相談を受けたのがきっかけでした。

安心できる環境づくりが、組織の底上げに繋がる

ーー具体的にどんな施策を行っているのでしょうか?

大きく分けて3つの施策を展開しています。

1つ目は、中途入社の社員向けの研修です。

サイバー・バズの文化やルール、誰に何を聞けば良いかなどを、入社後3日間の研修でお伝えしています。入社後すぐにこのような研修を行い、社内のコミニュケーションを円滑にすることが目的です。

2つ目は、新人向けのベースアップ研修です。

資料の作り方やお客様とのコミュニケーションの取り方など、実務に直結するスキルを学んでもらいます。

3つ目が、『バズほー!』という従業員サーベイの導入です。

バズほー!とは月報のようなもので、月1回のコンディションチェックや、上司との目標設定のすり合わせができているかなど、組織の状況を可視化する取り組みのこと。

これらの施策を通じて、社員一人ひとりの成長をサポートしながら、組織全体の活性化を図っています。


ーー実際に施策を行ってみて、手応えはいかがですか?

社員からは「上司に直接相談しにくいことを聞いてもらえて心強い」「相談できる組織があって安心する」という声をいただき、非常に嬉しいですね。

基礎研修を通じて、マネージャーからも「社員の成長が早くなった」というポジティブな評価をいただいています。

とはいえ、まだまだ課題はあります。今後は、目標設定や目標達成に向けたプロセス管理、達成後のフィードバック、そしてマネジメント陣のキャリア面談力向上にも力を入れていく予定です。

個人の成果から“チームの成果”へ

ーーサイバー・バズ全体の課題は何だと感じていますか?

良い意味でも悪い意味でも、属人化していることです。

 サイバー・バズは、社員一人ひとりの人間性や営業力が高いのですが、だからこそ属人性が高くなっています。しかし、これからは個人の力だけでなく、組織としての強みをどう作っていくかが重要です。

具体的には、競合がどこで、そこに勝つためのケイパビリティをどう強化していくか。それを言語化して、みんなの営業力をさらに向上させる仕組み作りが必要になります。


ーーその課題に対して、今後どんな取り組みを考えていますか?

組織の再編を積極的に行っています。なぜなら、変化が多いほうが社員自身が成長し続けられるためです。また、より成果が出やすいところにメンバーを配置したいというのも理由の1つ。

もちろん、社員には負担をかけてしまう可能性があることも十分理解しています。しかし、社員への期待あってこその組織変更であり、「彼らならやってくれる」と信じています。

また、目標設定とフィードバックを強化することも重要です。うまくいかないときには必ず原因があるはずなので、まずはそれをしっかりと振り返り、次に生かしていく。そんなサイクルを組織全体で回していきたいと思っています。

一人ひとりと向き合うことで、活躍する人材が育つ

ーー社員の育成やフォローで大切にしている考え方を教えてください。

何より大切にしているのは「社員一人ひとりと向き合うこと」です。もちろん会社の上司として接する必要がありますが、それ以前に、社員と「1人の人間として」向き合えているかどうかを常に意識しています。

例えば、「この社員にはこんな伝え方が良いだろう」というように、その方に合わせたコミュニケーションを取るなどです。

そうすることで、社員との意思疎通もスムーズになりますし、会社全体の士気も上がると感じています。結果として、成果を出し続けられる組織になるのが願いですね。


ーー活躍している人にはどのような共通点がありますか?

活躍している人の特徴は3つあります。

1つ目は「逃げない人」です

私たちは新しいことにどんどんチャレンジしているので、トラブルや予期せぬ結果は付きもの。そんなときに、環境や他人のせいにするのではなく、逃げずに立ち向かえるかが重要です。仕事に対する責任感を持ち、自分ごととして捉えられる方は活躍していますね。

2つ目は「巻き込み力がある人」です

サイバー・バズは、若いうちから裁量のある仕事を任せることが多いため、不明点や上手くいかないことが出ることがあります。しかし、1人で戦わなくていいのです。サイバー・バズには『個人よりチーム』というカルチャーがあるので、先輩はもちろん、他部署の上司を巻き込んでいく。こうして、周りの力を借りながら、SNSのプロとしてお客様に対して高い価値を提供している方は早くから成果を出している印象です。

3つ目は「正解を追わない人」です

私たちの仕事に絶対的な正解はありません。市場成長率も高く、変化も速いからこそ、自分たちで正解を作る気持ちで挑戦できる人が活躍しています。正解を求めるのではなく、常に最適解を作り出そうと、失敗を恐れずにチャレンジする姿勢がサイバー・バズでは求められます。

多くの方に応援してもらえる会社へ

ーーサイバー・バズの今後の展望を教えてください。

直近で目指しているのは、年商100億円の達成です。広告部門で100億円を超えている会社は、日本の広告代理店でも10数社程度しかありませんし、SNSマーケティングに絞って言うと、国内のSNSマーケティング事業単体で100億円規模の会社はないかなと思います。まずは、年商100億円を達成し、SNSマーケティング事業でNo.1になることが、私たちの当面の目標です。

しかし、年商100億円はあくまでも通過点。そこからさらに年商を伸ばし、広告部門で調達した資金を新しいサービスに投資したり、新規事業にチャレンジしたり。もしくはM&Aで仲間を増やしていく。私は、サイバー・バズをそんな会社へと成長させていきたいと考えています。

また、「応援してくれる人がたくさんいる会社」にすることも目標の1つ。お客様は当然、社員の親御さんや友人など近しい方からも、応援されるようなサービスや、働き方を実現することが、社員のやりがいや働きがいに繋がると考えています。

今はまだ道半ばかもしれません。しかし、一人ひとりが成長し、会社全体が進化していく。そんな好循環を作り出すことで、目標を達成できると信じています。


ーー最後に、一緒に働きたい方の特徴を教えてください!

マニュアル通りに動ける方よりも、自分でどんどん挑戦できる方、周りを巻き込める方ですね。サイバー・バズは「自分で正解を作れる会社」なので、良いと思ったことに積極的にチャレンジしていただきたいです。たとえ、チャレンジして失敗しても、サイバー・バズは次のチャレンジを提示し、応援してくれる会社です。私は失敗経験が多いですが(笑)、そのたびに成長できたと自負しています。一度の失敗でめげずに、果敢に挑戦できる方を求めています。

また、役員との距離が近いので、私たちとガンガン話したい方も歓迎です。実際に、新卒入社の社員が1on1の予定を入れてくれることも。直属の上司はもちろん、役員とも積極的に話をし、どんどん経営に携わりたい、成長したいと感じている方とぜひ一緒に働きたいですね。

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