今回お話を伺ったのは、営業部門でアカウントプランナーとして活躍する堀内李奈さん。「No.1になっていく過程に身を置きたい」という思いでサイバー・バズへの入社を決意。SNSが好きという思いを原動力に、大手化粧品ブランドを担当する営業の最前線で成果を上げ続けています。新人賞を受賞し、月間MVPも2度獲得。そんな堀内さんに、サイバー・バズを選んだ理由や、数々の困難を乗り越えてきた経緯、SNSマーケティングの醍醐味について伺いました。
SNSへの情熱を原動力に|ベンチャー企業で描く成長ストーリー
ーープロフィールと入社の経緯についてお聞かせください。
現在アカウントプランナーとして活動しています。主に化粧品関連の大手企業を担当し、直接クライアントと向き合う営業職として2年目を迎えました。
入社を決めた理由は二つあります。
まず、SNSが大好きということ。学生時代からトレンド情報の発信やWebライターとしても活動していたので、その経験から、SNSマーケティングの可能性の大きさを肌で感じ、この分野でなら自分の強みを活かせると確信したんです。
もう一つの理由は、すでに成功している会社ではなく、これから成長していく企業で、その過程に携わりたいという思いがありました。「トップ企業になる瞬間を、共に作り上げたい」。そんな夢を最も早く実現できそうだと感じたのが、サイバー・バズでした。
社風も魅力的です。目標達成に向けて論理的に考え、行動する社員が多く、ベンチャー企業でありながら、安定感のある社風が印象的でした。20代のうちにできるだけ多くの経験を積み、成長したいという私の思いにもぴったりでした。
データの向こう側にある「生の声」|徹底的な消費者理解で導いた成功への道
ーープロジェクト配属当初の課題と、その解決に向けた取り組みについて教えてください。
今でも直面しますが、やはり大きな課題は、商品の認知度に関わらず、いかに実際の購入につなげていくかだと思います。
この課題に対して私はいつも消費者心理の分析に重点を置いて取り組むようにしています。このインサイト分析重視の提案方法は、1年目に指導してくださったチーフディレクターの方から学びました。その方のとにかく丁寧な消費者心理分析の姿勢と説得力の高さは毎回結果にもつながっており、本当に尊敬しているポイントでもあります。調べれば調べるほど発見も気づきも出てきますし、今でも重視している取り組み方です。
1年目で実践した中で、やってよかったなと印象に残っているのは若者向けの販促企画です。新卒1年目だった私はできることがまだまだ少なかったので、とにかく足を動かそうと思い、大学の後輩やインターンの学生など、500人以上に直接アンケートを実施しました。また、中高年層向けの商品の際は、母の友人たちにも意見を聞くなど、常に生の声を大切にしてきましたね。結果、生の声を活かした施策が決定するなど大いに活用できたのではないかなと思っています。
同時に、最新のトレンド把握にも力を入れていました。休日含め、起きている時間は常にアンテナを張り続けることで、移り変わりの激しいこの分野でも、いち早く効果的な策を提案することができています。トレンド分析は私の好きな分野だったので、楽しみながら取り組むことができています。
新人だからこそできること|知識の壁を"スピード"で超えた挑戦記
ーー入社1-2年目で直面した困難をお聞かせください。
入社から2年目の私が最初にぶつかった壁は、率直に知識不足でした。
市場動向や顧客の過去の実績など、理解するのに時間がかかる情報が山ほどある中で、SNSのプロとして期待に応えなければならない。
この知識のインプットと実践のバランスを取るのは、本当に大変でしたね。
ーーその困難を乗り越える上で、社内のサポート体制はいかがでしたか?
心強かったのは、マーケティングのエキスパート集団である「プランニング局」の存在です。部署を跨いでのプランニング経験やSNSのプロとしての知見も多いですし、時には提案の壁打ち相手にもなっていただくこともあったりと、距離感の近さにも救われていました。また、1年でも本部長が直接指導してくださることも多くあり、とても手厚い環境で育成いただいたなと思っています。企画の細かな修正点から、クライアントとのコミュニケーション方法まで、実践的なアドバイスをいただけたのは今でも大きな財産になっています。
今日までで3回の部署異動を経験しましたが、どの部署でも変わらない温かいサポートを受けられたことは、本当にありがたかったです。「困ったとき、誰に相談すればいいの?」という不安は、これまで一度も感じることはありませんでした。
上司や先輩方が親身になって話を聞いてくださる。そんな環境があったからこそ、前を向いて頑張れていると思います。
ーー顧客対応で特に意識されていた点は?
経験不足を補うため、私なりに見つけた武器が「対応スピード」でした。知識は先輩方に及ばなくても、顧客からの依頼には誰よりも早く反応する。これは新人の私にもできることだと考えています。
例えば、資料作成の依頼があれば即座に取り掛かり、問い合わせメールには可能な限り早く返信する。この姿勢は、予想以上に評価していただけました。「いつも素早い対応をありがとうございます」といったお言葉をいただくことも増え、それが自信にもつながりました。
「評価される」から「頑張れる」|新人賞への道のり
ーー入社後、どのような成果を上げられましたか?
入社前から目標に掲げていたルーキー賞、新人賞を受賞できたことは、大きな喜びでした。また、月間MVPも2回獲得することができたこともあり、こうした目に見える評価は、私のモチベーションを大きく支えてくれましたね。
ーー困難を乗り越えられた原動力は何だったのでしょうか?
正直、私はプライドが高い性格だと思っています(笑)。自分で選んだ道だからこそ、簡単に「諦めたい、辞めたい」なんて言葉を口にしたくありませんでした(笑)たとえ壁にぶつかっても、「これは自分が選んだ挑戦だから」と自分に言い聞かせ、前に進む力にしていましたね。
でも、それ以上に支えになったのは、会社のサポート体制です。結果だけではなく過程の頑張りを認めてくれる環境があったからこそ、困難があっても前を向いて進めたように思います。
特に印象に残っているのは、査定の際に取締役から直接言葉をいただいたり、本部長から期待を込めたメッセージをもらったこと。いち新卒社員に対してここまでサポートくださるとは思っていなかったです。このように、会社全体が一人ひとりの成長を見守り、応援してくれる雰囲気があったからこそ、私は踏ん張ることができたのだと思います。
「好き」を仕事にできる幸せ|SNSマーケティングの醍醐味
ーーどんな人物がサイバー・バズで活躍できると思いますか?
私が日々実感しているのは、「好き」という気持ちの大切さです。情報化社会の今、SNSやデジタルトレンドへの関心は、仕事をする上での大きな原動力になります。
実際、本部長をはじめ、会社で活躍されている方々を見ていても、この業界や仕事に対する純粋な「好き」という気持ちを持ち続けている方が多いんです。
学生時代の友人からは「楽しそうな仕事だね」とよく言われます。確かに、好きなことを仕事にできている今の環境は、本当に恵まれていると感じます。毎日の業務で最新トレンドに触れ、SNSの可能性を追求できる。そんな環境で働けることは、私にとって大きな喜びであり、モチベーションにもなっています。
だからこそ、この仕事に興味がある方には、まずは「好き」という気持ちを大切にしてほしいですね。その純粋な関心が、きっと成長への近道になるはずです。
さらなる高みを目指して|受け継ぐ想いと新たな挑戦
ーー今後の目標についてお聞かせください。
まだまだ営業の道を極めていきたいという思いが強くあります。具体的には、半期に一度開催される総会で選出される「ベストプレイヤー賞」の獲得を目指しています。
全営業職の中から1人だけが選ばれる名誉ある賞なので、
この目標に向かって日々精進していきたいですね。
一方で、シニアプランナーという役職に昇格したこともあり、後輩が加わった今、新たな責任も感じています。かつて私が先輩方から学んだこと、トレーナーから教わった大切な経験やノウハウを、しっかりと後輩たちに伝えていきたい。これまで受け取ってきた想いをバトンとして、次の世代に繋いでいく。それが今の私にできる恩返しだと考えています。