なにをやっているのか
私たち株式会社Pleap(プリープ)は、医療分野に強みを持つ医療特化型エンジニアリングカンパニーです。
現役医学生でありエンジニアでもある2人が中心になり、2022年5月に立ち上げました。
現在の基幹事業は、生成AIモデルをベースにした医療機関向けサービス「medimo」の開発・提供です。
■医師と患者の会話からカルテを自動作成するAIツール「medimo」■
「medimo」は音声認識AIをコア技術とし、音声入力とAI要約でカルテを自動作成するWebアプリケーションです。
医療従事者を煩雑な書類業務から解放し、患者の診察・治療に100%集中できる持続可能な医療現場を実現させるべく、プロダクトを開発しています。
▍導入実績
現在は50近い医療施設に導入いただいており、β版にして既に現場オペレーションの一翼を担っています。
導入先様からは「これまで診察終了後に2時間かけてカルテを作成していたのに、今では診察内で終わらせられるようになった」「録音と書き起こし機能があるので、処方内容の記載漏れなども防げている」などの声をいただいています。
■今後の展望■
2024年中にmedimoのアップデートを行い、医療機関への導入・普及拡大を図ります。3年後には外来診療向けに5,000クリニック導入を目指しており、ターゲットの5%となる規模感です。
また、入院治療に関する実証実験を進めつつ、看護師・理学療法士向けにサービスの水平展開を行ってまいります。
なぜやるのか
■医療従事者が目の前の患者さんに100%集中できる環境をつくる■
・働きやすい医療環境を実現する第一歩
医療業界は労働集約型産業の一つで、クリニックの収益に占める人件費割合は約55%を占めるといわれています。ただ、診療と直接関係のない業務が多くの負担を生んでいるのが現状です。
医師や看護師が有限のリソースである以上、事務など単純作業から解放し、本来の業務へ集中してもらう環境づくりが必要です。
・テクノロジーで、医師にしかできない業務に集中できる環境をつくる意義
医師の働き方が見直されている中、私たちは多忙な医師の負担を減らすべくために「medimo」を開発しました。AIを利用する(medimoを活用いただく)ことで電子カルテ入力の負担が減り、患者と向き合う時間が増えることを願っています。
どうやっているのか
■事業の特徴■
・医療従事者が使いやすい、最適なUI/UXを組み上げる
臨床音声データを扱うにあたり、医療現場と密に関わりながらAIネイティブのUI/UXをデザインしています。
・広く医療現場で使われるポテンシャル
医療のバックグラウンドを持つ代表を中心に、現場の臨床医と連携しながら開発を進めています。エンジニアもユーザー視点を持つことで、マーケティング要らずの製品展開ができています。
■活躍中のメンバー■
総勢15名の少数組織で、現在はエンジニア7名のほか、セールス・カスタマーサクセス・プロダクトマネージャー・事業推進・バックオフィスが働いています。
マッチング度合いにより業務委託・副業からの正社員化も検討可能です。
・メンバーのバックグラウンド
GAFAMの経験があるインフラエンジニアや、ロボコンの世界大会に出場した大学生、エンジニアの修行をしているGoogleのインターン生などさまざまな経歴の持ち主が活躍しています。
・職場の雰囲気
平均年齢は23歳と若く、うまくいかないときにはカバーし合いながら学習するチームに育ててきました。失敗に寛容な組織なので、取れるリスクの範囲からストレッチして業務に取り組んでほしいと思います。
■オフィス環境・働き方■
リモート・フルフレックス制をベースに、各人が自身のタスクを推進していきます。
効率を重視しているので、出社して顔を合わせながら業務を完結させることもあります。