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なにをやっているのか

主にヨーロッパから有機種子を輸入し、国内で小分けして販売しています。また、国産の有機種子も自社採種や国内の採種農家のネットワークを構築しながら少しづつ販売品種を増やしています。  また、家庭菜園初心者向けにおうちで簡単に育てることができる栽培セットを用意し、自産自消を応援し、新しいライフスタイルを提案しています。 弊社は、持続可能な農業や食のあり方を提案し、持続可能な社会づくりに貢献します。

なぜやるのか

農業は、環境を破壊し命を奪う行為でありでありながら、私たち人間が生きていく上でなくてはならない産業です。だからこそ農業や食の在り方はこれからの持続可能な社会づくりにおいて慎重に選択されるべきだと考えています。弊社は、上記を踏まえつつも現在の食料生産・物流・消費の現実と真摯に向き合い、有機種子を通してこれからの持続可能な社会づくりに貢献して参ります。 農林水産省は2021年に「みどりの食料システム戦略」を立ち上げ、有機農業に大きく舵を切ろうとしています。近代の農法は昨今の私たちの胃袋を満たす大きな役割を果たしてきましたが、枯渇資源投入型の農業は永続できないことに我たちは気づき始めました。命の循環を活用した農業は資源を枯渇させることがなく持続可能であり、この農業生産の起点となる種子(遺伝資源)は生産方法にも多大な影響を与える重要なファクターです。 弊社は、持続可能な農業を支える種子を提供していきたいと考えています。

どうやっているのか

国内で母本選抜
レストランでスプラウト料理のイベント
持続可能な農業に貢献するために、私は以下の2点を実践します。 ①有機種子は欧米ではかなり普及が進んでいますが、国内ではほとんど流通していません。このため、私たちは欧米の有機種子を輸入し日本国内で試験栽培して、生育の良かった品種を厳選して販売します。ハイクオリティーな種子を販売し、農家・家庭菜園者に寄り添いながら必要とされる種子を常に探し続けます。 次に、栽培環境は時とともに変化するので、その時々の環境にあった品種を育種するためには、国産での採種が必要だと考えています。種苗会社のネットワークや自然農法の篤農家との接点を駆使しながら、有機栽培に向く品種を開発していきます。 ②持続可能な農業生産を目指すには、食料の生産サイドのみの改良では十分ではないと考えています。食料生産は消費者ニードに合わせて基本的には生産されますので、将来を担う子供たちに何を食べてほしいのかを消費者みなが意識する必要があり、そのために、生産現場を消費者に見せるイベントや研修を行って参ります。