2022年8月1日、川崎市梶ヶ谷にある来店型ショールーム及び事務所をリニューアルしました。
リニューアル後のショールームには、造作キッチンなどの設備展示の他、
多種類の建材サンプルが並び、リノベーションのアイディアがたくさん詰まっています。
またオフィスは間仕切り壁を撤去したことで、開放感が生まれ、
全部署が一つの空間でコミュニケーションが取れるようになりました。
今回の改装の設計を担当したデザイナーの海老澤に
リニューアル後の魅力をインタビューしたいと思います。
(写真:新ショールームの設計を担当した海老澤)
まず、ショールーム改装について
今回の改装のコンセプトは?
"お客様もスタッフも使いやすいショールーム"になるよう意識して設計しました。
リフォームは実際に出来上がっているものを売るのでなく、これから作るものを売るので、
実際に完成するまでは、どのような空間になるのかお客様も不安だと思います。
そのような不安を少しでも取り除けるように、
新しいショールームへは、お客様が完成のイメージをしやすくなるような工夫をしました。
具体的にはFINDの提案でよく取り入れる商材をショールームへ施工し、
実物の仕上がり、実寸大の大きさ(広さ)などを、見て、感じていただける空間にしました。
実物が展示されていることで、スタッフもお客様への提案がしやすくなり、
お客様との認識のズレを防ぐことに役立ってます。
全体のデザインについては各箇所でNY SOHOスタイル、北欧モダン等イメージしました。
どちらも根強い人気のインテリアデザインで、FINDの提案でもよく取り入れるテイストです。
来店いただくとどのような体験ができる?
FINDがおすすめしたい仕様や人気の素材を使っているので、
それを実際に体感することができます。
多種多様なサンプルもご用意しているので、「これとこれを組み合わせて、、、」と
内装材選びの際に楽しんでいけだけるはずです。
FINDはフルオーダーのリノベーションをしているので、
内装材選びはスタッフ一同、熱の入るポイントでもあります。笑
また時代に合わせて、オンライン会議用の部屋、自宅用ワークスペースの展示もあります。
近年ワークスペースの需要が急増しているので、今回実物大を新設しました。
このスペースはオンラインでお打ち合わせをする際、実際にスタッフが活用しています。
(写真:実物大のワークスペース)
設計で一番こだわったポイントは?
"お客様もスタッフも使いやすいショールーム"であるということは先にお話しましたが、
その他にも「わくわくする空間であること」を大切にしました。
リノベーション計画は決める項目も多く、お客様自信も迷ったり、悩んだりしています。
そんな時にショールームに来ることで、その迷いや悩みを「わくわく」に変える、
そんな空間にしたいと、私自身わくわくしながら設計しました。
(写真:ディスプレイラック、オーダーキッチンなどの展示)
次に、オフィスについて
設計時に意識したこと
まずは使いやすいこと、収納がきちんとできる空間であることを
オフィス設計では大切にしました。
建築業はカタログやサンプルなどの種類が多く煩雑になりやすいため、
出し入れしやすい収納計画を立てました。
また各部署の連携がよりスムーズになるよう、
以前の間仕切り壁を減らし、全員が全部署を見渡せるような間取りに変更しました。
コミュニティスペースも新設し、ランチやカジュアルな打ち合わせ等で利用しています。
オンライン会議など時代の変化にも対応できるように、籠れる会議室を作ったり、
ショールームのワークスペースも活用しています。
以前と比べて変化したこと
オフィス空間の見通しが良くなり、社員全員の様子が伝わるようになりました。
別部署のスタッフの動きや状況を自席にいながらキャッチできるので、
会社全体のチームワークも向上したように感じています。
リニューアル前よりも明らかにコミュニケーションが活性化されていると感じます。
あとは、スタッフが以前よりも綺麗に使おうと収納なども気を付けてくれている・・?気がします(笑)
こういう変化は設計した身としてはとても嬉しいですね!
最後に
今回の記事では新ショールーム&オフィスの設計ストーリーをお送りしました。
新しくなったショールーム、オフィスに是非一度遊びに来てください!