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株式会社マスドライバーの創業ストーリー

株式会社マスドライバー(英語表記:MASSDRIVER Inc.)はSEO対策や広告運用をはじめ、動画作成・運用やHP作成などを行うWebマーケティング支援会社です。2021年に代表取締役の牧野徹郎が創業しました。クライアントの売り上げアップに徹底的にこだわることが強みであり、あるクライアント企業に対しては、検索結果での表示数が20倍、申し込み数が70倍を実現するなど高い成果をあげています。また直近では米国進出を目指す日本企業の支援もスタートさせました。

今回は、マスドライバーの創業の背景から米国進出を目指す日本企業の進出支援をスタートさせるに至るまでのストーリーをお届けします。

制作したソーシャルゲームがX上で大バズり!認知されることの大切さを実感

牧野:

Webマーケティングの凄さを実感したのは2015年に自身が仲間と共に起業し、現在も代表を務める株式会社favary(フェイバリー)においてです。マーケティングのキャリアをスタートしたのはfavaryを起業する前に勤めていた家庭用医療機器を販売している会社でした。その後、ゲーム会社、また自身でタイの市場で買い付けた洋服をオークションで販売していた時にSEOや広告運用、LTV(Life Time Value)の最大化に向けPDCAを回すなど、デジタルマーケティングの経験を積んできました。

ゲーム制作会社で4年間勤めた後、2015年にそこで働いていた同僚と共にソーシャルゲーム制作を行うfavaryを起業しました。私はゲームを売る担当、つまりセールス・マーケティングの責任者で、同僚はゲームを制作する責任者です。

私はfavaryでの事業運営を通し得られたことが大きく2つあります。

一つ目は海外進出への可能性です。favaryの最初に制作したソーシャルゲームは英語、フランス語、ドイツ語のみの対応で海外市場に向けてのリリースでした。当時、日本よりも海外市場の方に伸びしろがあり、海外に向けて展開した方が成功を収めるという判断をくだしました。その結果、ゲームが500万ダウンロードされるなど大きな成果を得ることができ、日本の作品が海外で受け入れてもらえるということを実感しました。

二つ目はWebマーケティングの可能性です。favaryは恋愛における多様性を取り入れたソーシャルゲームを得意とし、制作をしていました。世界にはまだないユニークなコンテンツであったことから、ゲームのリリース後にあるXユーザー(当時Twitter)がこのゲームについて投稿したところ、X上で大バズり。広告も出していなかったのですが、1日1万ダウンロード以上される日が数日間続き、広告以上のたいへん大きな効果を得ることができました。デジタルの拡散力と影響力をまさに体感したできごとです。良い作品であっても、残念なことに世の中に認知されないゲームもたくさん見てきました。人々に認知をしてもらう方法として、Webマーケティングは絶対的なツールであることを確信しました。

Webマーケティングで誰かの助けになりたい!その想いが詰まった「マスドライバー」という社名

牧野:

家庭用医療機器の会社に勤めている時、重い病を抱えるお客様も多かったのですが、販売していた医療機器を使われることで回復される方がいらっしゃいました。回復された人から「ありがとう」と言われることがとても嬉しくて、「誰かのためになりたい、助けたい」という想いが強くなっていきました。

Webマーケティングの可能性と誰かの助けになりたいという想いが重なりあった時に、Webマーケティングの支援を通して企業や人を支援していきたいと考え、マスドライバーを起業することにしました。

社名の「マスドライバー」という言葉は、重力を振り払い宇宙に向けて物資を打ち上げる装置を指します。重力と同様、ビジネスを軌道に乗せるためにも、閾値を超えるエネルギーを投入する必要があります。当社はクライアントのビジネスのマスドライバーとなるよう、共に方向性を定め歩んでいくパートナーであり続けたいという想いから、この言葉を社名としました。

ロゴは当社の想いを込めてデザインされた

「Webマーケティング自体を信用していなかった、でも牧野さんと出会って信用するようになった」クライアントが心から信じてくれたからこそ辿り着けた成功

牧野:

私が最初に関わらせていただいたクライアント企業はコワーキング・シェアオフィスを運営しているSTAYUP(ステイアップ)横浜でした。担当者はWebマーケティング自体を信用されていない方で、これまでに他のWebマーケティング会社に依頼をし取り組んでみたものの、期待していたような成果が得られなかったからでした。

私はどの案件でもまずはクライアントの事業について、また担当者の考えを深く理解することから始めます。STAYUP横浜の施策では成果を最大化するために、当社が単に施策を実行するのではなく、まさにチームのように企業の担当者とともに課題を打ち出し、課題解決に向け施策を実行していきました。SEO対策、広告運用、ホームページ制作などのサポートをさせていただきましたが、成果としては、コロナ禍で同地域の競合他社が撤退するなか、SYAYUP横浜は順調に契約者を増やし、今では横浜だけではなく日本橋箱崎店など4地域で展開されています。

担当者は私を心から信じてくださり、当社から依頼した内容に着実に取り組んでくださいました。これが成功の要因であり、私がクライアント企業と構築したい関係性であります。互いに信頼し合うことが大事であると考えています。

起業後、STAYUP横浜を皮切りにクライアント数も増え、現在は52のサービス(2024年6月現在)の支援をさせていただいております。当社では営業部を抱えていないため、既存のクライアントからの紹介のみで新規クライアントを獲得できていることを考えると、結果に向き合い続けたことでクライアントと良い信頼関係が築けたと思っています。

左から、STAYUPを運営するラディックス株式会社 サービスオフィス事業部部長 上田庸司さん、主任 佐藤千里さん、佐竹正江さん、株式会社マスドライバー 代表 牧野徹郎

Webマーケティングの最新サービスやトレンドをいち早く取り入れるため、拠点を米国へ

牧野:

2022年11月から拠点を米国テキサス州へ移しました。

もともと、favaryの事業運営を通して海外移住には興味を持っていました。
また、マーケティングの新しいサービスやアルゴリズムの変更等は米国から展開され、そして他国へ展開されていくことが常であり、米国に拠点を移すことでWebマーケティングの最新サービスやトレンドをいち早く取り入れることができます。日本にそれらのサービスが展開された際に、日本のクライアントのためにすぐに取り入れられ、より効果的なWebマーケティング支援ができると考えました。
何より、常に挑戦していたいという想いが強く、米国に拠点を移し、新たなチャレンジをしてみたいと思いました。

拠点を米国に移したからこそできる、日本企業の米国進出のサポート 

牧野:

favaryのゲームはコンテンツのユニークさ、またWebマーケティングでの成功により海外で実績を収めることができましたが、一方で海外進出に苦しんだり、失敗している日本の製品やサービスを見てきました。
失敗するケースとして、製品がアメリカ人の生活や価値観に合っていない、つまり市場から求められていないケース。そして、プロモーションがうまくできておらず認知がされていないケース。後者においては、良い製品やサービスであってもアメリカ人の生活や文化、価値観を理解せずにプロモーションを行ってしまうことで、アメリカ人に受けいれられていない状況になっているのはとても残念なことです。

私自身が米国に住んでいるからこそできる米国進出サポートを日本企業に展開していきたいと考え、2022年11月よりサービスを提供開始しました。HP制作・運用、SNSや動画の制作や運用、広告運用などのWebマーケティング全般のサービスに加え、営業代行サービスの提供、また新たに他社と協働で米国での店舗展開支援も始める予定です。 

これまでに日本でリユース事業を行う企業のアメリカ展開における営業代行を行いました。同社におけるお客様開拓はWebプロモーションが中心だったのですが、米国でのサービス展開において営業でのアプローチを行うことになり、当社が営業支援をさせていただきました。実際にアメリカの見込み客からの理解を得るためには、現地の商習慣を理解したうえでのアプローチが欠かせません。そのために当社は深い事業・商流理解のうえでの販売戦略の構築と、バイリンガルスタッフによる営業代行を行っています。

世界競争力ランキングで、3年連続過去最低を更新している日本。マスドライバーを通じて日本の競争力を高めるという挑戦

牧野:

当社は日本企業がアメリカに進出する、また支店を展開する際にマスドライバーを一番に想起してもらえる会社になりたいと考えています。そのためInstagramやYouTubeでの自社アカウントを開設し自社の認知を高める取り組みや、各種ウェビナーの開催を予定しています。

Instagram:https://www.instagram.com/makino_massdriver/
YouTube:https://www.youtube.com/@MASSDRIVER-USA

また、私自身としては日本人の競争力が低下してきていることを危惧しています。スイスのビジネススクールIMDが発表した2024年の世界競争力ランキングでは、日本は去年から3つ順位を下げ、また3年連続で過去最低を更新し38位という結果でした。またこの記事を報じた日本経済新聞によると、分野別で起業環境や国際経験などが最下位ということでした。日本は本当に良い国ですし、人も素晴らしいと考えています。だからこそ国内だけで収まるのではなく海外で挑戦し、企業も人も新しい価値観を学び経験を積むことで、より競争力のある日本になると信じています。

当社は日本企業や日本人が海外で成功できるように支援を行いたいですし、また私自身も海外で挑戦し続けることにより、海外進出を考えている企業や日本人に対して刺激や影響を与えたいと思っています。

日本の競争力が高まることを信じ、私自身もマスドライバーを通じて挑戦し続けてまいります。

株式会社マスドライバー 代表取締役 牧野徹郎

株式会社マスドライバーについて
SEO対策や広告運用をはじめ、動画作成・運用やHP作成など、Webマーケティングのサービス全般を行うWebマーケティング支援会社です。また近年では、日本企業の米国進出支援サービスの提供をはじめました。企業や担当者に寄り添い、事業内容や担当者が抱えている課題を徹底的に理解することをモットーに、高度なプランニングとスピード感のある施策実施でクライアントの課題解決と事業成長にコミットします。現在は52のサービスのWebマーケティング支援を行っています(2024年6月時点)。
HP:https://massdriver.net

ストーリー登壇者のプロフィール

株式会社MASSDRIVER
代表取締役 牧野 徹郎
SEO対策11年、広告運用9年、Web制作7年

神奈川県出身、テキサス州ダラス在住。
Webマーケティング歴は15年のキャリアを持つ。広告の運用からキャリアをスタートし、その後はアプリのマーケティング全般を担当する。インストールからLTV最大化までを一貫して行ったことで、マーケティングの面白さ・魅力にとりつかれる。その後、独立起業するなかで自社サービスの成長のためにSEO・広告・Web制作を深く学び、その培った経験をクライアントの成功のために使うことに大きな喜びを感じている。
X(Twitter):@Massdriver21

ストーリー登場のサービス説明

Webマーケティング支援
当社はSEO対策をはじめ、動画制作や運用、またSNS・広告運用、HP/LP作成、成約率・コンバージョン最適化などWebマーケティング全般の支援を行っています。
当社のWeb戦略は売上や実数を伸ばすことに強いこだわりを持っています。それに欠かせないのが事業・顧客理解です。当社のコンサルタントはクライアントの事業や潜在・顕在顧客を丁寧に掘り下げ、事業スタイルごとの効果的な戦略を見分けることを得意としています。また当社は競合分析やクライアントのニーズに柔軟に対応し、施策の実施や軌道修正を行い、事業成長にコミットします。

米国進出支援
海外展開を成功させるためには、現地市場と御社の事業内容の深い理解が必要です。当社は、御社の商材やサービスの強みを丁寧にヒアリングし、それに基づいた海外展開戦略を重視しています。
特にアメリカ市場での豊富な経験を活かし、現地のビジネス環境や消費者ニーズに精通しています。そのうえで、現地市場の調査、KGI/KPI設定、出店地域の選定、店舗設計・開発、運営管理、データ分析・改善まで他社と協働しワンストップで実施します。
最も効果的な海外展開戦略を提案し成功を目指します。

株式会社マスドライバー(英語表記:MASSDRIVER Inc.)では一緒に働く仲間を募集しています

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