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起業家マインドの権化が教育業界に新風を吹き込む!

こんにちは!株式会社Mindeで講師マネージャーをしております足立と申します。本日は弊社の代表である前田にインタビューをしました!代表の人柄や、教育に対する熱意、スコラボがどのように日本の教育課題を解決するのかをお伝えできたらなと思います。

経歴・起業家を目指した理由

___自己紹介をお願いします。

前田「こんにちは!株式会社Minedの代表の前田智大(まえだともひろ)です。灘中高出身で、そこで現在の共同代表の趙(ちょう)に出会いました。大学はMIT(マサチューセッツ工科大学)の電子工学部に進学し、メディアラボの修士プログラムで目に見えないものを見えるようにする研究をしていました。卒業後は教授になるか起業家になるかで迷ったんですが、ヒリヒリとした経験の方が性に合っていると思い起業家を選びました。この後でも話をするのですが、教育に問題意識を見出したので教育の分野で会社を作りました」

___左手には指輪をされているのですが、ご結婚されているのですか?

前田「はい、結婚しています」

___奥様との出会いを聞いてもいいですか?

前田「そんなことも話すの?(笑)はい、妻とは高校生の時の生物学オリンピックで出会いました。当時私が日本代表で、妻がウクライナ代表でした。大会の中で仲良くなったのが出会いです」

___ありがとうございます。教育がキーワードだと思うのですが、人生の中で学びを意識したエピソードはありますか?

前田「はい、これはいくつかあるのですが、パッと思いつくのは中高での生物の先生との出会いですね。先ほど生物学オリンピックに出場したと言ったのですが、私はもともと生物があまり好きではありませんでした。しかしその先生が大変尊敬できる先生で、生物に興味を持ち、本を読むようになったのです。そこで暗記だけではない生命の神秘に触れて、生物学にのめり込むようになりました」

___その影響で生物学オリンピックに出場するに至ったんですね。ではなぜ大学で電子工学部に進学されたんですか?

前田「はい。大学で学問の世界が急激に広がり、現象を観測できるかどうかが進歩に大きく影響を与えるということを知りました。そこで見えないものを見えるようにする電子工学の世界に興味を持ったのです。分野のこだわりは特になかったのですが、面白い研究がいくつもあったので、自分は教授になるものだと思っていました」

___ではなぜ教授ではなく起業家になることを決めたのですか?

前田「当時研究についての悩みがありました。メディアラボで研究していたことは社会への実用性が高かったのですが、しかし実用化が遅いものばかりだったのです。価値ある研究であることに疑いはなかったのですが、フィードバックが遅いことに不満がありました。そんなとき孫正義財団に入ることになり、そこでのスピーチに感化され起業家という選択肢を意識しました。価値を生み出せない会社はすぐに倒産してしまうようなスリルが、当時の悶々とした気持ちを解決してくれると思い、起業を決意しました」

日本の教育課題とスコラボという答え

___どのような課題意識を持って教育業界での起業を選んだんですか?

前田「学習の三要素に習得・活用・探求があります。日本とアメリカの両方の教育を経験して感じたのは、日本は習得が強く、アメリカは活用と探求が強いということです。日本の教育は習得に寄りすぎてバランスが悪いことが問題だと考えました。
確かに学びに触れていない日本の小学生は少ないかもしれません。しかしその学びと自分のやりたいことがきちんと結びついていないため苦痛に感じるわけです。目の前の学習に追われてとりあえず勉強はするが、でもなんのための学習なのかがわからない。何かしらの興味や関心はほとんどの子供があると思うのですが、それをダイレクトに学べていないことで歪みが生まれていると考えたのです」

___その課題をスコラボはどのように解決するのですか?

前田「例えば宇宙やロケットに興味がある子供がいたとします。子供の興味を両親は知っているのですが、どうすればその知的好奇心を充足させられるかを知らない。そこで『勉強をしなさい』と言うわけです。確かに宇宙やロケットのことを知ろうと思うと数学は欠かせませんが、しかしこれでは子供の納得感が得られません。その結果子供が勉強を嫌いになってしまう。
しかしスコラボには宇宙やロケットについての専門知識がある講師がいます。その先生の授業を受けることで知的好奇心は満たされ、もっと知るためには数学が必要なのだということに気づくことができるのです。学習の動機づけが内在的であれば、学習への抵抗はなくなるでしょう。
これを実現するためにスコラボでは従来の同様なサービスと違う形態をとっています。従来は会社がコンテンツを用意してそれを講師に指導してもらうというものでした。そうなると売れないものは作らなくなってしまうので、マジョリティに圧迫されてしまいます。しかしスコラボでは、各先生が自分の情熱がある分野でコンテンツを開発するので、さまざまなジャンルのクラスを運営できます。子供たちが、自分の興味関心に即したコンテンツを選ぶことができるのです」

起業家になってみて・スコラボの今後

___情熱を持って起業家になられたと思うのですが、実際になってみていかがですか?

前田「感動の連続ですね。ユーザーからお金をもらえないと成長できないので、実際にお金をもらえるようなサービスができたことには強い喜びを感じています。また保護者様から『子供の新たな一面が見られた』という声も多数寄せられ、やりがいになっています。しかし初期のスタートアップなので順風満帆などということはなくピンチの連続です。困難なことにチャレンジするのもワクワクできて良いですよね。楽しみながら挑戦できています」

___今後のスコラボが目指す姿を教えてください。

前田「1番の主役は学ぶ子供たちです。彼らが真に深く学びを得られるようなサービスを展開したいです。具体的には、現在は一回完結のクラスがほとんどなのですが、継続的に受講してスキルが身につくようなクラスを増やしたいです。活用や探求から興味を育て、習得に至る動機づけをし、そしてきちんとスキルセットを得られる、そんな学びのフローが完結できるプラットフォームを現実のものにします」

___ありがとうございました。


いかがでしたでしょうか?株式会社Mined代表前田の人柄や、抱いているビジョンが少しでもお伝えできたらなと思います。もし賛同できる点がある方や興味がある方は、ぜひお話だけでも聴きに来てくださいね。

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