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コンテンツ企画からクロージングまで!他ではできないスコラボでの講師体験

Photo by Surface on Unsplash

自己紹介

初めまして。株式会社Minedの講師マネージャー、足立将彦です。私は学生時代に、個別指導塾・集団指導塾で塾講師のアルバイトを6年間していました。それらの組織にはかなりコミットしており、リーダー講師を務めたことや、年間の最優秀講師に選ばれたこともあります。

そして現在、株式会社MInedが運営するサービススコラボで講師マネージャーとして働く傍ら、私自身も講師として生徒とコミュニケーションをとっています。

いわゆる塾講師バイトとスコラボでの講師の両方を経験した私から、スコラボでの講師経験がどのようにユニークなのか、業務の中で何が身につくのかをご説明いたします!


教える内容を自分で考える

集団指導塾において、講師がその日に指導する内容は全体のカリキュラムとして決定しています。自由度の高い個別指導であっても、生徒が希望する内容を指導することになるでしょう。講師に裁量がある点は、何を指導するかではなく、どのように指導するかなのです。

一方でスコラボでは、講師が情熱を持って取り組んできたこと、生徒に伝えたいことを元にクラスを開発することができます。

これは良く言えば、自由度が高く自分のパフォーマンスのデザインがしやすいということなのですが、裏を返せば、結果に対して引き受ける責任が大きいということです。

例えば集団指導塾でカリキュラムに則って指導をしたとき、生徒の成績があまり伸びないのであればそれは講師の責任ですが、カリキュラムに問題があるのだという逃げ道を用意することもできます。逆もまた然りで、生徒が目覚ましい成績の伸びを見せたとき、それは講師の成果だと言えますが、しかしカリキュラムにもその功を奪われてしまいます。

方やスコラボでの講師経験は、成功も失敗も全てを自分のものとして受け止めなくてはなりません。コンテンツ企画からクラス運営、クロージングまで全て自分の裁量で行うことができるからです。例えば生徒が全く来なかったら内容やタイトルを見直さなくてはなりませんし、高評価のレビューをもらったときの感動もひとしおです。


私が一から作成した自信作とそのレビュー。本当に嬉しく、講師冥利に尽きる。


スコラボの講師をする中で身についた力

私は他の場所で授業をしていたのでそこで身につけたスキルはスコラボでも大きく役に立ちました。しかしスコラボのサービスの中で新たに得た視点が2つありますので、これを紹介したいと思います。

人を惹きつける商品を作る

スコラボでは自分が作ったクラスに必ず人が来てくれるとは限りません。私も講師を始めた当初は生徒が来てくれず、0人開講に終わるということが少なくありませんでした。そこでなぜ生徒が来てくれないのかを考え、一つの答えに辿り着きました。それは自分のコンテンツが魅力的に見えないということです。

例えば私の初期に作成したクラスで宝くじを通じて確率と期待値を学ぶクラスがあります。このクラスのタイトルを私は当初「宝くじで学ぶ期待値」としていたのですが、これは本当にウケが悪かったです笑。原因は複数あると思うのですが、その原因の一つに「学ぶ」というフレーズへの抵抗感があったのだと思われます。スコラボに参加してくれる子供は全員が勉強をするつもりで来ているわけではありません。それなのに「学ぶ」などという言葉を入れてしまっては、宝くじに興味がある子供も敬遠してしまいます。

そこでタイトルを「算数を使ってかしこい判断をしよう〜買うべき宝くじはどれか考えてみよう〜」に変えました。こうするとあまり勉強くさくならず、かつ宝くじを選べるようになることがわかりやすいので、来てくれる生徒も増えました。こうなればこちらのものです。これまでに培った指導テクで生徒に満足してもらい、高評価のレビューを書いてもらうことができました。ある程度レビューが溜まれば、そこからは生徒が安定してきてくれるようになったのです。

これまで生徒が来てくれることは前提だったので、自分のことやクラスのことを知らない人に自分のコンテンツを選んでもらうということは、初めての経験でした。

何度も生徒に来てもらう

例え自分の一回完結のクラスが成功したとしても、同一の内容であれば同じ生徒は基本的に一度しか来てくれません。一度来てくれるだけでも嬉しいのですが、せっかく自分のことを知ってくれた生徒には、何度も指導をしたいものです。しかし連続するコンテンツは日程等の関係で生徒が来にくく、あまり得策ではないと考えました。

そこで考えたのが、「毎週扱う内容が変わるクラス」です。私が指導できるコンテンツで選ばれたのは算数パズルでした。

嬉しいことにこのクラスもヒットして、毎週参加してくれる生徒もいます。何度もコミュニケーションをとることで私の指導にも厚みが出てきますし、生徒も安心して学ぶことができます。ただ、そのような形式はこちらで用意しなければなりません。

現在は月替わりでフェルミ推定をするクラスを運営しています。こちらはまだ駆け出しですが、参加する生徒によって議論が千変万化するので、講師としても飽きることがありません。

これまでは生徒を繋ぎ止める手段は指導の仕方がほとんどだったので、コンテンツの在り方を考え自分でデザインするというのは非常に貴重な経験でした。


最後に

以上が私が感じるスコラボで講師をする意義とその中で得られた知見です。しかし覚えてほしいことは、これらはスコラボから得られる成長のごく一部だということです。今後スコラボのサービスが成長する中でも考えるべきことは変容するでしょうし、私と異なる人が講師をすれば全く違うことが見えてくるでしょう。

しかし間違いなくそこには成長とやりがいがあります。スコラボを運営する株式会社Minedには日夜教育のことを考え、現在講師として一線級で活躍する(私も含めているので恐縮ですが笑)社員が複数います。講師たちは我々が全力でサポートしますので、自分の新しい可能性を感じたい人には是非参加してほしいと考えています!

もしこの話に共感できる、ないしは考えたことがあるという方は、話だけでも良いので聴きに来てくれると嬉しいです。長い文章でしたが読んでくれてありがとうございました。あなたが満足のいく成長ができることを祈っています。

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