働く人の心身が健全な状態でいられるために環境を整備し"キレイなベンチャー企業"であり続けたい【取締役・塚越崇人インタビュー】 | 武内製薬株式会社
武内製薬の屋台骨を支える役割として、業務の標準化やオペレーション管理を追求し続けるCOO・塚越崇人。2018年11月に入社して以来、代表・武内左儒のもと業務や社内環境の整備に邁進してきた彼のこれ...
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インタビュアー:袴田(インターン)
前職はヘアケア関係のメーカーで、営業と商品開発を兼務していました。
シャンプー・リンス、スタイリング剤、カラー剤とかパーマ剤とかヘアケア全般に関する商品開発に携わっていました。私がいた部署は一般流通向けの商品を作っている部署だったので、バラエティーショップとかで販売されている、シャンプーやヘアオイルを開発して営業をしていました。
前の会社で人事異動があって、完全に商品開発に携われない営業の部署に異動になったからです。しばらく異動先の部署でも働いてみたんですけど、やっぱり自分は商品を作ってる方が楽しかったなと思い転職を決めました。
転職活動の軸も商品開発や商品企画に絞って探しました。
私、もともとスキンケアとかボディケアとか、色んなジャンルの美容が好きだったんです。転職するんだったら、ヘアケア以外のものも作れたらいいなと思って。
武内製薬は、自社商品のブランドの展開数も多いし、取り扱っている商品の幅も広いじゃないですか。他にも色々な企業さんを検討したんですけど、健康食品と化粧品を一緒にやってる会社はあまり無くて、 面白いなと思って応募しました。
展開している商品の幅が広い会社だったら、やりたいことを実現しやすいかもしれないとも思いましたね。面接の時に「結構やりたいことを実現できると思いますよ」と後押しをいただいたことも決め手になりました。
前回がtoBだったので、toCでやりたいなと思っていました。
前職の時は直接販売している店舗に立って実際に自分の商品を販売する営業活動も行っていて、その時はお客様の存在をすごく近くに感じられた気がしたんです。
お客様と近い距離感でリアルな声から商品が作れたら面白いなと思っていたので、toBよりはお客様に近いtoCの形態が良いなと思っていました。
そうですね、充実しています。お客様に直接会うわけでは無いですけどネットショップの商品レビューを見たりとか。 レビューを見ると改善点がすぐに分かるじゃないですか。ネガティブなレビューが続いた時には、すぐに改善するなど更新速度が早くできています。うん、それがいいなーって思っています。
ある程度規模が大きい会社になると改善したくても「あー次、半年後なんだよな」みたいになっちゃうじゃないですか。スピード感とか、リアルタイムにお客様の声を聴きながら商品作れるっていうのは武内製薬の強みですね。やりがいにも繋がっていると思っています。
化粧品やプロテインなどの健康食品系サプリメントまで幅広く商品開発を担当しています。市場を見ながら面白そうな剤形や商品を見つけて0からの商品開発はもちろん、レビューが下がってきた商品のリニューアル案件も担当しています。
常に20個から30個程度の開発案件を担当しています。
具体的には、①商品化が決定している新商品開発の案件②既存商品のリニューアル案件③商品化未定だが自分でネタを引っ張り出してきて利益計算や商品設計を行い企画提案段階のものなど、様々な進行状況の案件があります。
忘れます。笑
でも進め方を会社からガチガチに指示されるようなことはなくて、自分の進捗管理に関してはすごく自由度が高いんです。
春にアイデアを閃いたものでも商品化するのは秋冬になりそうだからもう少し寝かせておこう、とか。その辺のコントロールは結構自分でできているので、ちょっとの間忘れちゃっていても大丈夫だったりするんです。笑
ありますよ。
一気に複数の案件、しかも全然関連がないもの同士をやっていくので、最初は結構テンパっちゃっていました。自分で進捗管理していくには、自由度が高い分、自分で考えなきゃいけない部分が増えるので試行錯誤しました。
あと、もともと美容は好きだし前職と通じる部分もあったので化粧品に関してはそこまで苦戦したりとかはなかったんですけど、初めて商品開発に関わったプロテインは大変でした。充填メーカーやフレーバーを作ってくれているメーカーの方とやりとりをする時に結構トンチンカンなことを聞いちゃったりとかして。先方はそのトンチンカンな質問に対しても丁寧に教えてくださるんですよ。けど、その丁寧に教えてくださったことも全然理解ができなくて。その時は不甲斐なさを感じました。
初めての開発経験となったプロテインはやりがいにもなっているし、思い入れも強いですね。
0から勉強しながら試行錯誤して進めて行ったので、今も自分の担当案件の中で、プロテイン関連の案件がすごく多いっていうのはやりがいに繋がっています。
嬉しかったことは試飲会でのお客様の反応ですね。最近、お客様をご招待した試飲会イベントに開発担当者として参加しているのですが、目の前で召し上がったお客様から美味しかったですっていう感想をいただいたり、本来予定していなかったその場での販売を希望してご購入されたお客様がいらっしゃったりとかして、気に入った反応がリアルに感じられたのは嬉しかったですね。 お客様の生の声に触れることができました。
あと、開発や商品に関して質問を頂けることは商品にすごく興味を持ってくださっていることなのかな?と思ってそれはまた嬉しいですね。プロテインを普段から飲み慣れている方や、初めて飲んだっていう方もいらっしゃって様々な意見をいただけるので、毎回そのフィードバックをもとに商品設計の改善や維持をしています。
前職の時からなんですけど、ブランドを立ちあげたいなと思っています。0からコンセプトを決めてパッケージデザインを決めて、ターゲット層を決めて、今まだ武内製薬にない新しいジャンルで何かブランドを作れたらいいなと思っています。ブランドディレクターとかかっこいいですよね。
いや、そういう訳じゃなくて、やりたいと言えばやらせてくれる環境ではあります。ただ、今は既存ブランドをリニューアルしたいと思っているんです。すごくいい商品なのに売れないのが、昔からめちゃくちゃ嫌いなんです。それぞれタイミングが悪かったとか、パッケージが刺さらなかったとか、タイトルが良くなかったとか、色んな原因があると思うんですけど。そこをリニューアルしていって、いい商品なのに売れないっていうものをなくしたいんです。今はそっちを頑張りたい。
なので、まあおいおい新ブランドはやっていきたいな。何かまた一個武内製薬の柱になるようなブランドを自分の手で生み出したいです。
武内製薬全体がわりと明るいかな。ポジティブな人が多いイメージですね。
私個人はめっちゃ心配症で、どちらかというとネガティブな人間だったんですよ。最初はこれ大丈夫かな、大丈夫かなってめっちゃ思ってたけど、一年働いてみて考え方がちょっと前向きになった気がしています。周りに影響されてちょっと自分の視点も変わったんじゃないかな。
あと、全社的にやってみよう精神は強いと思います。例えば今までずっとやりたくてもできなかったことがあるとか、なんか言いたくても言えなかったみたいな。くすぶった思いがある人とかは逆にやりやすいんじゃないですかね?
やりたいって言ったことを頭ごなしに「それはダメだよ」みたいにいわれることがなくて。
理不尽なNOは絶対にないので、やりたいことがある人とかはもちろんやりやすいと思いますし、ない人でも今後やりたいことが出てくる環境かなと思います。
やっぱり化粧品の取り扱いの量が多いので、化粧品とか美容が好きな人かな。
あと、人に寄り添いたい人とかは向いてるかもしれない。 「こういうお悩みを持っている人にこういうのを作ってあげたいな」とか、「この商品、こういうレビューをいただいちゃうからなんか改善してお届けしてあげたいな」とか、人の話とか気持ちを汲み取るのが好きな人にも結構向いてるんじゃないかな。
武内製薬はやりたいことはなんでもやらせてくれる会社だと思います。
初めからできないよって突っぱねるんじゃなくて、どうしたらできるか考えるみたいな感じ。 これはできないかもなあって思いながらダメ元で伝えてみても「え?こうしたらいいじゃん」みたいに言ってもらえるくらいです。
毎週の商品開発会議で社長含めた上長と商品開発メンバーでざっくばらんに話し合う機会があったり、社内にいろんな知見を持っている方がいらっしゃったりもするので、できないと思ってたけど意外にできるじゃんみたいな発見もあると思います。
本当にやりたいことをすぐ形にできるというか、やらせてくださる環境なので。
結構学校に近いかもしれないですね。初めてでとびこんでも学べることが多いと思います。できないこととかも、いつの間にかできるようになったりとか。
何かやりたいことがある人も、働きながらやりたいことを見つけたい人も、満足できるんじゃないかな、と思います。是非一緒に武内製薬で働きましょう!!
取締役COO 塚越崇人インタビュー: