コムニコではベンチャーながら毎年新卒採用を行っています。
なぜ新卒採用を行うのか、新卒に求めるものとは?
今回は、最終面接の面接官も務める代表取締役の長谷川に話を聞きました。
――まずはコムニコが新卒採用を行う理由を伺えますか。
理由はふたつあって…。
ひとつは新卒に入ってもらうことで組織に活力を与えるというのは意識しています。チームや組織はずっと同じメンバーで固定されていると、どうしてもどんどん新陳代謝が悪くなる。新しい発想が出にくかったり、組織が硬直化したりするので、それを防ぐために新しい人に入ってもらう必要があると思っています。
それでいうともちろん中途でもいいんだけれど、新卒って社会人としては初心者なので、フレッシュな状態で入ってくる。希望にあふれて入ってくるそういう人たちを定期的に入れていくことで、組織に活力が与えられて、リフレッシュして新鮮な状態になっていくという狙いがあります。
もうひとつは、僕らはSNSの仕事をしているので、常に最新のSNSの活用状況というのは組織にインプットしておきたい。新卒はみんなデジタルネイティブ世代なので、その子たちが実際にどういう形でSNSを使っているのか…例えば商品を買う時にどの程度参考にしているとか、他にもどういう使い方をしているのかなど、リアルな視点を取り入れたいと思っています。僕らのSNSマーケティングのノウハウとか知見をアップデートするという意味でも新卒は大切だなと思います。
――新卒に求めるマインドやマインドスタンスはありますか。
先ほど話したように、新卒を採用する理由のひとつは組織に活力を与えるというところなので、求めたいのは、“圧倒的な積極性”です。
やったことのないことだらけな状態なので、うまくいかなくて当たり前という考えで、萎縮せずにすべてのことにおいて当事者意識をもって積極的に動くということがすごく大事。周りにいる既存の社員もその姿勢を見ることで新しいことをやろうと思ったり、自分を見直すきっかけになったりする。ずっと働いているといろんなことに慣れてしまうので、新卒が新卒ならではの姿勢でやることをどんどん前のめりにやってくれると、組織全体に対してはそういう前進する力っていうのがより増えてくるし、生まれると思っています。
あとは、働くことって事前にイメージしていたことと実際に働くのではだいぶ乖離があるのが普通なので、自分のもっていたイメージとのギャップにぶつかったときに折れないでほしい。違って当たり前なので、その違いを現実として受け入れて、そこからじゃあどうやって乗り越えて行こうかという風に思えるような精神的なタフさっていうのは絶対に必要だよね。
――新卒で入ってもらった人に、こうなってほしいということはありますか。
SNSの使い方について、企画を考えたり改善を考えたりする場面では、コムニコのノウハウではこうだからとかそういう固定概念は関係なく、「自分たちはこういう風に使ってきた」という視点から、自信をもってどんどん発言してほしい。それは期待したいし結構大事だと思う。
あとは社会人として初めての会社がコムニコなので、うちのカルチャーコード(コムニコード)もしっかり体現してもらって、ゆくゆくは会社の中核を担うような幹部にもなってくれたらいいなと思います。
――新卒入社して今活躍している社員の話も伺えますか。
例えば、新卒で入社して、2年目から1人は関西オフィスの立ち上げ、1人は高知オフィスの立ち上げと、2年目から会社としての大きなプロジェクトの責任者をお願いしたこともあります。実際に立ち上げて、動いて、成功させている。そのうちの1人は今はグループ会社(株式会社DXディライト)の代表もしています。
どんどん責任ある立場をやっていってほしいと思うし、そこは年功序列じゃないのでやる気があって責任感のある人で成長の機会を求めている人に対してはチャンスを与えていきたいと思っています。
――活躍している人の共通要素って何でしょうか。
先ほどの求めることや期待することと一緒になっちゃうけれど、積極性や主体性、あとはタフさ。それ以外で言うと、うちはKPIを立てて達成するためにやっているけれど、目標達成に対する意欲、コムニコードで言うとBe committed…コミット力が強く、裏を返せば責任感が強いという点は、活躍する人の共通要素だね。
会社の仕組みがそうなっているからやるのではなくて、自分が立てた目標をしっかり達成するためにできることはすべてやる。もちろん達成しないときもあるんだけど、どちらかというと大切なのはその姿勢かな。意識が高い人ほど目標達成を目指すための行動力、思考力があり、結果として活躍している と思う。
あとはコムニコードで言う「Be a team player」を体現している人。周りの人に対していい影響を与えられる人も活躍しているし、評価されるよね。
――最終面接で会った学生の中で、一緒に働きたいと思える方の特徴はありますか。
面白い人!面接のときに、例えば自分の経験したエピソードや自分が好きなことの話を面白くプレゼンできる人って、この仕事においても能力の高い一面があるので、そういう人は面白いなと思うし、一緒に働いたら活躍しそうだなと思います。
あとはやっぱり、成長意欲があって素直な人は一緒に働きたいと思う。それは面接のときの話というよりは、今までやってきたこと、実績に裏付けられている。向上心とか成長意欲とか素直さがある人は、たぶん社会人になっても活躍すると思うので一緒に働きたいなと感じます。
あとは学生時代の経験にちょっとユニークなエピソードがある人なんかは印象に残るかな。
――新卒にとってコムニコの良さってどんなところだとお考えですか。
新卒目線で言うと、コムニコでは社歴とか年齢はあんまり気にしないので、何か大きなプロジェクトがあったときにそれをやりたいと言う人がいたら、それが新卒だとしてもその人が適任だと思えばその機会を積極的に与えるので、若手でも挑戦し成長できる環境がある部分はコムニコの良さだと思うね。
あと、制度で言うと「もっと成長サポート」で自己学習を積極的に支援しているので、会社に入ってからも勉強したいと思っている人や自分のスキルを上げたいと思っている人がいたら、もちろんそれはすごく重要だと思っているので、その人たちに会社として投資する意味で 支援するというのはいい制度だと思っています。
あとは環境の良さみたいなことで言うと、採用の時にその人の性格を重視していて、入社しているメンバーは 一緒に働きやすい人が多いと思うので、心理的安全性が比較的高いんじゃないかなと思います。
――グループとしての良さではどうでしょう。
うちはグループ経営しているのでラバブルマーケティンググループの中核の事業会社としてコムニコがあるけれど、グループとしてはこれからも買収とか新しい成長を求めていろんな新規事業をやっていきます。そういう意味だとグループとしての規模が大きくなれば活躍できる場とかチャンスもどんどん広がっていくと思っているし、海外というところも見据えています。
コムニコという視点だけでなく、前例もあるようにコムニコに入ってグループ会社の代表になる機会もあるし、新規事業をやりたいという人に対してグループ内で起業するってこともできるし、そういうところも環境としていいかなと思っています。
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コムニコの新卒採用にかける思いと、新卒に求める姿勢についての熱い思いが伝わるインタビューでした。
コムニコは、入社してくださる方 の成長を支援し、個々の意欲や能力を重視する環境であり、グループ経営による多様なチャンスと挑戦が待っています。
少しでもコムニコについてご興味をお持ちいただけましたら、まずは気軽に応募いただければと思います!