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なにをやっているのか

オリジナル寝具の商品開発・WEB通信販売やってます。 「毎日の眠りを楽しみにする。」 購入してあまり使わなかったというようなモノは作りません。毎日の生活に勝手に根付いてしまう製品を考え続け、トライ&エラーを繰り返しながら生み出し、世の中へ最大限に提供する。

なぜやるのか

こんにちは。ゆりかごの今藤です。 WEB通販会社の株式会社ココシス・さくらフォレスト株式会社で5年間働いてました。自分で考えて自らの意思で行動する。という個人の成長を一番に置く会社で育ちました。 家業の寝具専門店で4年間働きました。働きがいはありましたが、昔ながらの完全トップダウン・管理主義の経営スタイル。前職との乖離にものすごく悩みました。僕は人の元で働けない体になっているんだと痛感し、自分で事業をやることを決めました。 昨年の6月に株式会社ゆりかごというオリジナル寝具の開発、開発した商品をWEBで販売するという会社を設立。 スタートしてから2ヶ月で資本金の800万円を商品開発だけに使ってしまうという暴挙に出て、絶対売れる自信のあった商品が全然売れず一瞬で倒産しかけました。 このままでは死ぬ!と思い、借り入れして新商品を立て続けにリリース。なんやかんややって、今は単月の売上が1000万円を超えるようになりました。たぶん来月は1500万を超える見込みです。次の商品も予定してるので、半年から1年後には単月3000万の売上になるかもしれません。ならないかもしれません。 今僕と女性スタッフの2名体制でやっておりますが、女性スタッフが忙しすぎてやつれていってるように見えるのでインターンを募集することにしました。 「自分の人生は自分で決める。自信を持って提供できる商品・サービスを仕事とする。」 この仕事は心底無駄だと思うけどやらないといけない。とか、この商品・サービスはお客さんの為にならないけど売らないといけない。とか妥協しながら生きたくないという思いが強く。その我を通す為には絶対的に結果が必要でした。 僕が持てるすべてのリスクを取って結果100%で事業を運営しています。

どうやっているのか

現状2名でやっていますが、仕事は外部にふらずに出来る限り自分達でやります。 商品を設計し、素材の調達。生産できる工場へ依頼。貿易に必要な業務。倉庫への依頼。発送手配。 作った商品をどのようにPRするか。写真撮り、WEBページ製作。広告周り。顧客へダイレクトに届ける。 自ら自信を持った生み出す商品だからこそ、それを広めたいという気持ちと販売できた喜びを深く感じて感謝することができると思います。 WEBページの製作を前職でプロの方に何度か外注しましたが、デザイナーといってもお客さんと接したことがない人が作るので、結局売れるページにはなりませんでした。不器用ながら自分達で作ったページの方がなんだかんだ伝わる気がしています。 お客さんへの対応も自分達でやっています。Yurikagoで商品を買って良かったと思って頂けるよう最大限の対応を心がけています。 この小規模でここまで内製化してやろうとする会社はほとんどないと思います。 全ての流れを自分でハンドリングすることによって、商品を開発する時に、梱包した時のサイズ。顧客へ配送した時の送料。1カートンにどれだけ詰めるか。輸送コスト。倉庫保管費用。1コンテナにどれだけ詰めるか。それらすべて考慮して逆算した上で、商品を設計することができます。カートンのサイズ・数量、コンテナに入る物量も最適化することができます。 これは最初の商品を作ったときに送料で爆死した経験によるものでした。大型商品になると数cmの違いで輸送・配送料がものすごく変わるのです。でも商品を開発するメーカーの方が顧客への配送コストまで考えれるかというとなかなか難しいと思います。 チャレンジには恐怖が伴うので、わからないことはできるだけやりたくないという心理が働きます。そして初めてのことばかりなのでほぼ必ず失敗します。しかし、仕事を切り分けると見ることができない、すべてを包括することで沸き出すアイディアを得ることができます。とくに寝具は物が大きいので送料・倉庫量・商品生産ロットがだいぶかかるので小さい企業はなかなか挑戦できません。 ですが、参入障壁が高いほどチャレンジして突破した時のリターンは大きくなると思います。