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【社員インタビュー】土木業界で働いていた扇さんがトラジェクトリーへ入社してみて

今回は入社約4か月の扇さんにインタビューをさせていただきました。
土木業界からトラジェクトリーに入社した理由や、現在のお仕事の内容についてお話を伺うことができました。

―扇さん、本日はよろしくお願いいたします。

お願いします。

―はじめに、ご経歴などを簡単に教えてください。

はい。工業高校で機械や電気・土木について学び、卒業後は地元の土木関係の仕事を5年間続けました。その後、2021年の5月からトラジェクトリーに転職しました。

―土木関係の仕事からトラジェクトリーに転職されたのですね。繋がりが気になります…!ご入社のきっかけを教えてください。

土木の仕事を初めて3年目くらいから、「この職業をずっと続けるのかな…」と不安を感じるようになりました。その頃から転職を考えており、2020年年末あたりから本格的に自分がやりたいと思える転職先企業を探し始めました。

家族のこともあり実家から離れないと決めていたので、対馬島内で仕事を探していましたが、対馬内でよく見かける募集は土木関係や漁師・公務員など選択肢が限られてしまうものが多かったんです。

そんな中ある日、ふとトラジェクトリーの募集を見つけました。対馬でIT関連の企業があるなんて珍しいと思い興味を持ち、Wantedly から応募して面接を受けることになりました。今思えば、あのタイミングで募集を見つけなければトラジェクトリーと出会っていなかったと思います。

―対馬でもIT系の仕事ができるということは扇さんにとって大きな魅力だったんですね。それでは、トラジェクトリーでどのような業務をなさっているか教えてください。

①ドローンのシュミレーションの環境設定②ドローン飛行申請の2つの業務をしています。

①ドローンのシュミレーションの環境設定
弊社ソフトウェア「TRJX」は自動で安全で最適なドローンの飛行経路を作成し、実際に運航するドローンに読み込ませることで自律飛行させることができるプラットフォームシステムです。

「TRJX」で使用するデジタルツインという仮想の3D地図上で、ドローンが障害物を避けながら飛行できるルート生成を行うための環境設定を行っています。また、実際にドローンが飛行する前にシュミレーション上で安全に飛行可能かどうかを確認しています。

現在携わっているのは主にそうしたシュミレーションの設定ですが、ゆくゆくは自分が設定した飛行ルートをドローンに読み込ませて、実際にドローンを自律飛行させるところまで担当したいと考えています。

②ドローン飛行申請
2つ目はドローンを実際に飛行させるために必要な飛行許可申請の業務です。ドローンはどこでも飛行して良いわけではなく、国によって飛行エリアの制限が設けられています。そのため実証実験を行う際に、飛行許可申請が必要な場所でドローンを飛行させる際には、国への許可申請が必要になります。
そうした実証実験の前準備となる、諸手続きを行っています。

―データの入力以外にもフライトシミュレーションなど様々な業務をされているんですね。土木関係から大きく職種転換された中で、大変だったことはありますか?

そうですね。始めた当時はとても大変でした(笑)
僕はパソコンの基本的な操作方法もわからず、また、専門的な用語も多く、覚えることもたくさんあったので始めは苦労しました。でも、周りの方が親切に色々と教えてくださったおかげで、段々と仕事に慣れていくことができました。

トラジェクトリーは基本リモートワーク中心ではありますが、対馬オフィスでは基本的に社員の方と顔を付き合わせて一緒に仕事をしています。慣れるまで対面で業務を行うことができたので、随時気になることなどはその場で質問して解消することができるのでありがたかったです。

―初めての分野で苦労されながらも周りの方のおかげで乗り越えられたんですね。そんな社員の方との関係性について教えてください。

気さくな方が多くて会社の雰囲気もいいと思います。
どの人も話しやすくて、分からないことも聞きやすいです。

リモートワークが多いため、他部署の方など社員全員と話す機会というのは正直中々とれませんが、同じ部署同士では深くコミュニケーションが取れているように感じます。

―リモートワークであっても、深いコミュニケーションがとれるのは安心ですね。次に、トラジェクトリーで働く上で大切にしていることを教えてください。

オンラインでコミュニケーションをとることが多いので、相手の負担にならないか考えています。
当たり前のことですが、「今お時間によろしいでしょうか?」などとチャット上で確認してから連絡の電話などするようにしています。

ドローンに関して僕は知識も経験も浅く、質問をする機会が多い一方、リモートだと相手がどういう状況かどうかわかりづらいこともしばしばあります。また少数精鋭で事業をまわしているため、先輩方は忙しくされていることも多いです。そうした中で貴重なお時間をとっていただくので、なるべく相手のことに配慮したコミュニケーションを心がけていますね。

―確かに、リモートだからこそコミュニケーションの取り方にも工夫が必要そうですね。では、トラジェクトリーで働いてよかったと感じることはありますか?

自分は作業に没頭してしまうタイプなので、黙々と作業していくような働き方も全く飽きず、どの業務に関しても自分の働き方にあっていると感じていますね。
前職では、日曜日が憂鬱で会社に行きたくないと思っていましたが、トラジェクトリーに入社してからはそういったストレスがないです。

―ちなみに、扇さんから見てトラジェクトリーを一言で表すとどんな会社ですか?

新進気鋭ですね。
ドローン市場はまだ日の目を浴びている段階で、これからどんどん需要が増えていくものだと思います。世間的にはまだまだ小さい会社ですが、働いている中で会社が着々と成長している実感があります。

実証実験では、世に出す前の段階のドローンやシステムを操作することができ、最先端のものに触れています。例えるならばリリース前のゲームを見ているような感覚ですね(笑)

ここから新しいものが生まれるんだな、と日々感じています。

―確かに世間にまだ知られていない技術を近くでみれるのは、ワクワクしそうですね。最後に今後の展望について教えてください。

対馬事務所を盛り上げるため、まずは対馬で会社の知名度を上げていきたいと思っています。対馬の課題として、ITをはじめとした最先端をいくような会社がないため、若者が対馬で働きたいと思っていても働く場がなくて島外に行ってしまう人が多いように感じています。

トラジェクトリーが対馬事務所を作ったのも、「対馬でIT系の職業につきたいと考えている人」の受け皿になりたいからです。そういった想いで新たに出来た対馬事務所を盛り上げていく為にも、もっと多くの方がトラジェクトリーを知ってもらって興味持っていただけたらいいなと思います。

いつか自分の友人が、トラジェクトリーの名前を聞いて「ドローンの会社でしょ!」と認知してもらえる日が来るようにこれからも頑張ります。

―対馬やトラジェクトリーに対する熱い思いが伝わってきました。扇さん、本日はありがとうございました!

ありがとうございました!


~インタビューを終えて~

土木関係からIT業界への転職という全く違う分野に挑戦している扇さんのお話を伺い、自分が得意な分野だけでなく、まだ関わったことのない分野に挑戦してみることも選択肢としてあるのだなと感じました。未経験の扇さんがこうしてトラジェクトリーの一員として働かれている裏には、扇さんの努力ももちろんですが、社員さんの支えがあるのだと思いました。また、インタビュー全体から、扇さんの地元である対馬への地元愛を感じました。

「もっと詳しく知りたい」という方は、【話を聞いてみたい】よりお気軽にご連絡ください。

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