1
/
5

なにをやっているのか

私たちアールエスアセットマネジメント株式会社は、2013年3月より、再生可能エネルギーファンドのアセットマネジメント会社として事業を行っています。 2011年3月に発生した東日本大震災以降、日本における電力供給に対する考え方は変化しました。従来の安さから、質を求める時代へとなったのです。 アールエスアセットマネジメントでは太陽光を主軸として、クリーンで安全な電力供給を行い、それを通じて日本のインフラ改革に貢献してまいりたいと思っております。 現在、太陽光発電事業を中心に事業を展開しています。 直近では東南アジア新興国での再生エネルギープロジェクトを始動し、海外の企業と共同事業を立ち上げて組合の設立などを行っております。この事業組合により、東南アジア新興国でのグリーンエネルギー促進事業に関与する企業の資本調達を可能にする投資ビークルを確立させ、資金提供のみならず、各社ならではのコアコンピタンスで、東南アジア新興国におけるグリーンエネルギー事業を支援してまいります。 従来の国内再生可能エネルギー事業に加えて、グローバルマーケティングのノウハウに長けた企業との連携により今後さらなる拡大が見込まれる東南アジア再生可能エネルギー市場においても積極的に事業展開を図っていく所存です。

なぜやるのか

日本での太陽光発電コストは年々下がってきています。現状、ヨーロッパ諸国と比べると割高です。質だけではなく従来の安さも兼ね備えて継続していくことが重要で、日本の電源構造に変化をもたらすことへとつながります。また、より安全で安心できるインフラ改革にもなるでしょう。 さらに少子高齢化や地方の過疎化が進んでいるという現状もあります。そんな中で地域行政並びに住民の方々にご理解をいただきながら、増加する遊休地を電源開発に有効活用し、地方創生、そして日本全体の活力を上げる手段に成り得るとアールエスアセットマネジメントは考えています。 また、再生可能エネルギーの有用性に注目しています。再生可能エネルギーとは、太陽光や風力、地熱、水力、バイオマスといった、温室効果ガスを排出せず国内で生産可能で、さらに半永久的に地球から枯渇しないだろうと思われるエネルギーのことです。これらの特徴からエネルギー安全保障にも寄与することができるため、有望性と多様性が様々な分野に活用できると期待されています。 日本は資源に乏しく、エネルギー供給の8割以上が石油や石炭などの化石燃料で、そのほとんどを海外に依存しています。再生可能エネルギーは国産のエネルギー源であるため、エネルギー安定供給の観点からこの改善を図ることができると同時に、エネルギー自給率の改善にも寄与することができるのです。

どうやっているのか

具体的な事業内容は、アレンジメント事業、インベストメント事業に大別されます。 アレンジメント事業においては、再生エネルギー事業に関するアレンジメント業務を行っております。RSアセットマネジメントの理念でもある「安全かつ安定した電力供給への貢献」に沿ったスキーム構築を目指し、日本の未来をサポートする若い世代のアセットマネージャーが中心となっております。 インベストメント事業においては、太陽光発電設備を保有している特別目的会社(SPC)に対して、匿名組合出資(TK出資)を行い、売電収入に基づく、安定収益確保を目指しております。 RSアセットマネジメントが行っているのはTK出資による投資であるため、投資リスクはあくまで、出資持分に限定した投資になります。 さらに事業分野として、太陽光発電をはじめとする各種発電の用地交渉から運用までに至るトータルサポート、施工や保守、環境貢献などを全国的に展開しております。 カーボンニュートラルの考え方のもと、環境負荷の低い発電方式として期待と注目を集める“バイオマス発電”や、枯渇することがない資源であり発電システムの充実や規制緩和により急速な市場拡大が見込まれている“風力発電”なども扱っております。 市場調査やコンサルティングにおいては、高い専門性や豊富な実績を用いて、ノウハウと情報を最大限活用し、新しい環境分野へのビジネス構築に役立てています。一人一人のお客様のニーズをしっかりととらえ、幅広いご要望にも対応し、新規環境ビジネスのスタートアップに必要なサポートをワンストップにてご提供いたします。 また、世界に目を向けて海外環境ビジネスを行っています。経済発展が著しいアジア各国ではエネルギーや環境問題対策が常に求められています。それに対し、RSアセットマネジメントがこれまで培ってきたノウハウを活かし、さらにはパートナー企業と連携を取り、各国の課題やニーズに合わせた再生可能エネルギーを中心と下環境事業展開を行っております。