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なにをやっているのか

株式会社Jijではイジングマシンや量子アニーリングを始めとした最先端のハードウェア・研究手法を活用し、従来の計算手法では計算困難な産業課題の解決を図る技術開発を行っています。主たる事業として以下2つを展開しています: #最適化ミドルウェア開発 既存手法では解決できないオペレーションの最適化問題に直面する事業会社様が、イジングマシンや量子アルゴリズムの専門知識を必要とせずに、簡単に最先端の量子最適化技術を扱えることを可能にするミドルウェアを開発しています。一部アルゴリズムについてはOSS公開中(Open Jij)。 #コンサルティング 各業界ごとに調整が必要となる量子最適化技術の導入・実用化を目指し、各事業会社様に対し、コンサルティング・共同研究を行っています。直近では、通信業界(ネットワーク安定化)、エネルギー業界(電気ガスの供給安定化)、金融業界(生命保険のポートフォリオ最適化)でPoCを実施しています。今後は社会インフラ領域に加え、材料・物理系のシミュレーション、機械学習のアクセラレーションも視野に入れて活動しています。

なぜやるのか

昨今のインタ-ネットやAIの技術発展は人の行動パターンの予測を可能にし、そこから生まれるであろう移動ニーズやエネルギー需給変動に対する新たなサービスが生まれつつあります。翻って、質、量ともに膨大となった予想データや制約条件の中でにベストな判断を下す計算を行うことは、従来手法では決して簡単ではありません。実際、多くの場合、職人技や経験によって補完されていることがほとんどです。そのような現在進行形で社会課題となりつつある「計算困難な課題」に対し、Jijは量子技術をベースにしたイジングマシン・アルゴリズムの活用で解決を目指します。

どうやっているのか

Jijは以下の「経営技術」をコアとした、本物志向のプロフェッショナル集団です。 ・ビジネス開発 溢れる情報によって変貌する社会において、各事業会社が直面する課題から「組合せ最適化問題」を発掘するビジネス分析を行っています。「解決困難な課題」が解決される技術が実現した際、どのようなビジネス活用方法・社会インパクトを創造し得るのかといった有意な課題の特定に関心を持つメンバーで構成されています。 ・アルゴリズム開発 量子計算、あるいは量子アニーリングを始めとした量子最適化術の理論研究を行っています。Jij自身もSTART(科学技術振興機構)の大学発新産業創出プログラムを通じて設立され、コアメンバーも世界トップクラスの量子アニーリング研究者らによって構成されています。 ・ソフトウェア開発 ミドルウェア/クラウドサービス開発に向けたバックエンド開発を行っています。Jijではマイクロサービス アーキテクチャを採用し、イジングマシンのようなまだ黎明期の計算機や他計算機に対応できるクラウド基盤の構築に取り組んでいます。 上記のように、多様な専門知識・バックグラウンドを持つメンバーが、所属チームの垣根を超えて働いています。最先端の研究結果を実装しながら産業実用に繋げることを求められる、非常にチャレンジングな、しかしエキサイティングな市場創造の話を、更に踏み込んで聞いてみたいと思った方!是非お気軽に、「まずは話を聞いてみる」ボタンをクリック下さい!