2022年9月24日(土) に「第4回 介護を考える日」のシンポジウムを開催いたしました。
2019年からスタートした介護をテーマにしたシンポジウムです。
司会をフリーアナウンサー 福島 絵美氏にお願いし、介護業界の人手不足解決の糸口として多様な人材の積極的活用が必要だという視点で業界の専門家による講演とパネルディスカッションを行いまいした。
第一部講演では、日本介護福祉士会 前会長の石本 淳也氏による「介護施設の現状と課題」について、ご自身が施設長をされている施設での人材募集やその活用方向など具体的な事例を交えてお話ししていただきました。
第二部講演では、特定技能外国人への支援業務を行っているフォーリンスタッフ鈴木 秀幸氏による外国人材に関する制度について「特定技能」と「技能実習生」の違いについて話をしていただき、受け入れ実績のある法人として北九州市の医療法人おおごう会の疋田 賢吾氏に自身が勤務されている施設での特定技能外国人受け入れの経緯や実績についてお話ししていただきました。
第三部パネルディスカッションでは、講演をした3名に加えてRKK熊本放送のキムカズこと木村 和也氏に一般の方の代表として参加していただき、それぞれの立場からの意見交換していただきました。
聴講者として90名の予約がありましたが、コロナなどの影響もあり70名弱の方の参加となりました。夕方のRKKニュースでもシンポジウムについて放送されました。
過去のシンポジウムの紹介
第1回 介護保険制度と介護現場をテーマにジャーナリストの浅川 澄一氏と生活とリハビリ研究所代表の三好 春樹氏に講演していただきました。
第2回 看取りをテーマに介護保険と施設現場という視点で介護アドバイザーの髙口 光子氏と浅川 澄一氏に講演をしていただきました。
第3回 認知症をテーマに医療目線での認知症について菊池中央病院 副院長の曽山 直宏氏と当事者から見た認知症について公益社団法人 認知症の人と家族の会 熊本支部 世話人代表の本山 さつき氏に講演をしていただきました。