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なにをやっているのか

私たち株式会社大阪鉛錫精錬所は、鉛と超硬合金のリサイクルを柱として、循環型社会の構築を目指す事業を展開する会社です。 ■事業内容■ ・鉛リサイクル事業: お客様のニーズに応じた各種合金鉛を製造します。業界でトップクラスの純度を実現した「フォアナイン」の再生鉛を中心に扱います。 本社/酉島事業所、および佃事業所にて展開中です。 ・超硬リサイクル事業: 自社工場で超硬合金(※)のリサイクルを行います。蓄積してきたノウハウとリサイクル技術により、レアメタルの再生に取り組みます。 弊社尼崎事業所から、より効率的な回収システム構築を目指します。 ※タングステンやコバルトなどレアメタルを主原料とする複合材料 ・使用済み鉛蓄電池/使用済み超硬工具の回収・処理: 廃酸・廃プラスチック・鉛を含む危険物の改修・処理・清掃を行います。 ■今後の展望■ 現在は鉛や超硬を対象にリサイクル事業を展開していますが、本当の「循環型社会」とはどういうものかを徹底的に考え抜き、それを体現していくことが重要だと考えています。 そのためには、リサイクルする対象のもの自体を増やしてく、変えていくという可能性もあれば、対象は変えずに今のやり方を更に高度化していくという可能性も考えられます。 「高度化」という言葉一つの中にも、単なる機械設備の改善にとどまらず、人的リソースや情報なども含めたより広い意味での「高度化」が必要かもしれません。 このように「循環型社会」を目指すといっても考えるべきこと、やるべきことは限りなくあると考えています。一緒にとことん考え抜くことができる、そんな仲間をお待ちしています!

なぜやるのか

■経営理念■ 永続する会社。 循環型社会を実現する会社。 そして、社員が幸福を感じる会社。 私たちは、リサイクルを通じて社会に貢献する「小さい一流企業」です。 ■循環型社会の構築に向けて■ 企業に対するエコロジーとリサイクルへの要望が高まる現在。 私たちに与えられた使命は、利益追求だけではなく、社会に与える影響にも責任を果たすことです。 地球の限られた資源を大切にし、環境を維持することは、私たち人類の将来に必要な行動と考えています。 特に、鉛は有限の地下資源です。すでに市中に出ている製品の中から「限りある資源」を採り出す「urban mining」という形をとるのも必然のことといえるでしょう。私たちは100年近く前から鉛の、さらに近年は超硬合金の循環に関わってきました。 今後も長期的スパンに則り、環境の保全・改善に貢献していきます。 ■鉛・錫のリサイクルから、無駄のない社会を目指す■ 「モノを捨てる社会」とはどのようなものか?を常に問い続けたいと考えています。 というのも、私たちは、有害物質の側面を持つ「鉛」「錫」をリサイクルしています。 鉛は、再生すれば有効活用できる資源です。ほぼ100%が回収される鉛蓄電池の鉛は、都市鉱山の見本といえます。さらに、プラスチックと異なり、何度リサイクルされても鉛の性質は変わりません。 目指すのは、無駄なものが出ない循環型社会です。 鉛はきちんとした処置さえ行えば、その危険性を大幅に緩和できます。 作業をする人の健康と環境に負担がかからないよう、楽しみながらリサイクルすることに努めます。

どうやっているのか

■環境保全・安全確保にもったいないはない■ 大阪鉛錫精錬所は、技術・環境・安全を、ビジネスと同じレベルで捉え事業を展開しています。 弊社の工場では、環境に配慮したリサイクルを行います。ビジネス優先のリサイクル企業もありますが、私たちは環境に最大限配慮した機械設備やオペレーションを構築して、ビジネスを成立させています。 排ガス処理や排水処理においても、法規制値よりさらに厳格な社内規制値を設け、自主的に管理しています。 本気で環境・循環型社会を考えるからこその取り組みです。 ■100年続く伝統と変化を融合する環境■ 私たちは100年を超える歴史ある会社です。 歴史ある会社は「伝統を守ってきた」企業とよく言われます。しかし、時代の流れの中で変化を続けてきたからこそ生き残り、伝統を築いてこられたと思っています。 伝統的な仕事のやり方を大切にしつつも、横のつながりが強くより風通しの良い組織に変化させていこうとしています。 周りも巻き込みながら仕事を進められる方や、既存の枠組みに捉われず自ら事業や組織をつくり変えていける方がフィットすると思っています。 ■活躍中のメンバー■ お互いを尊重し合える、個性豊かなメンバーが多く在籍しています。特別な技術や技能を持つ者も少なくありません。 「問題を発見して解決しよう」 「本当に変えるべきところは変えていこう」 など、それぞれが意気込みを抱きながら、業務に取り組んでいます。