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なにをやっているのか

▍業界の負担をデジタルの力で解決する 2022年3月に設立した当社は、キャンセル料の請求業務をデジタル化する、SaaS「Payn(ペイン)」を開発・運営しています。 直近ではプレシリーズAラウンドで1.4億円を調達し、これからさらなる事業拡大へ向けメンバーを募集しています。 キャンセル料の請求業務は事業者側にとって、電話やメールなどのアナログな手法で行なう工数負担の大きい業務であることはもちろん、理不尽なクレームや未回収への催促など、心理的負担も大きな業務となっています。 「Payn」はたった1分の操作で、そのような負担を解消します。 請求からリマインド、回収までを自動で行なうことができ、各事業者が導入している予約管理システムとの連携も今後予定しています。不必要な業務を削減し、全てを一元管理できるよう、既存機能改修や新機能搭載を行なっていきます。 また、キャンセル料を支払ったユーザーに対して次回来店いただくためのクーポンを発行するなど、ユーザー側が気持ちよく支払える仕組みもこれから追求していきます。 初期費用も月額費用も一切かかりません。 キャンセル料の回収ができた場合のみ、導入企業から手数料をいただいています。事業規模に関係なく、事業者にとってノーリスクで導入できることも特徴です。 「Payn」はいわゆる回収代行サービスではありません。 キャンセル料に付随する問題をデジタルの力で解決し、事業者と利用者双方にとって良い循環を生み出すことを目指しています。 なお、現状は宿泊業中心の導入となっていますが、キャンセルポリシーのある業種は飲食、美容、レンタルなど様々な業種が想定されます。 多様な業種で利用いただけるよう広報PRや機能実装を進めていきます。 また将来的には海外展開や、「Payn」に蓄積されるデータを活用したFinTechへチャレンジするといった可能性もイメージしています。 ▼Paynとは https://payn.io

なぜやるのか

▍事業者と消費者の関係をフェアにし、好循環を生み出したい デジタルツールの普及によって誰でも簡単にネット予約ができるようになったことで、「ノーショー(予約したユーザーがキャンセル連絡なしで現れない)」が社会問題化しています。 飲食業界の推定被害額は2000億円にものぼると言われ、事業者にとっては大変大きな問題です。 ただそれ以前に、「キャンセル料の請求業務も満足にできていない」という現状が、ノーショーをさらに増やすという悪循環を作り出していることが根本的な問題です。 キャンセルが発生すると事業者の多くは電話やメール、郵便などの手間と工数をかけ、費用の回収を試みますが、必ずしも支払われるわけではありません。 お客様からのクレームを受け止め、未回収で終わるケースもあります。 手間や心理的負担が多いわりには支払われないため、請求を後回しにする・諦める。 その結果、消費者側は支払わなくても良いのであれば簡単にキャンセルしてしまう、というサイクルに陥っています。 また一方で、キャンセル料を心から支払いたい人はいない、というのも真理です。 「事前予約決済で先に支払ってもらう」「回収サービスのように取り立てる」といった、事業者側一方に寄ったサービスではなく、支払う側も気持ちの良い、両者にとってフェアな状態を目指したいと思っています。 例えば、キャンセル料を支払ったユーザーに対して、次回来店時に利用できるクーポンを発行する、という機能も実装予定です。 キャンセル料の支払いに様々なメリットを作ることで、支払うほうが結果的に良い、支払わない理由がないという状況を作っていきたいと思っています。 正しくキャンセル料が支払われれば、事業者はその収益を新メニュー開発や設備投資、新サービスの考案など、消費者のサービス体験向上に繋がるコトへ投資できます。 「キャンセル料支払い」のマイナス要素を取り除き、好循環を生み出したいと思います。 引き続き国内の宿泊業界への普及を目指していきますが、キャンセルポリシーのある事業形態であれば、導入可能なサービスです。 将来的には、業界や国内外問わず、拡大していくことも想定しています。

どうやっているのか

▍見逃されている課題を見極めて、フォーカスを当てたい 「Payn」には、請求・支払い(Pay)に関する痛み・課題(Pain)を解決するサービスという意味をこめています。ニッチではありますが、確実に世の中の課題を解決できるサービスを育てていくため、以下のような想いを持った方と、ぜひ一緒に当社をつくっていきたいと思います。 ・儲かるから良いのではなく、本質的な課題の解決をしていきたい。 ・既存概念にとらわれず、チャレンジし続けたい。 ・仕事を面白くしたい、楽しいものにしたい。 ・自分ならもっと良いことができるんじゃないかと拘り続けたい。 これらは私が事業と向き合っていくうえで、大事にしてきたことです。 「Payn」は、「Cansell(キャンセル)」という事業経験を経て生まれました。 「Cansell」はホテルや旅館の宿泊権利を売買するというサービスで、ユーザーからも喜ばれました。 事業を起こすことの面白さと難しさを経験して感じているのは、そこに売上が立つことが容易に予想できるような顕在化されたニーズに対して、「どのように解決をするのか」という手法を変えたサービスは、既に世の中に溢れているということです。 そこで圧倒的な存在になることは難しく、面白さもありません。 まだ解決されていない課題や、見逃されている課題を見極めてフォーカスを当てることが、業界の概念を覆すようなユニークなサービスを作り出し、唯一無二のサービスになると思います。 「Payn」の対象となる業種や市場は非常に幅広いです。 簡単に請求書を発行できる仕組みや、債権回収サービスといった類似サービスはありますが、キャンセル料の請求というピンポイントのサービスにおいては、競合がいません。 そのため今後も、基本的には1プロダクトの発想で、純粋にキャンセル料を1件でも多く払ってもらえるような仕組みを追求して拡大していく方針です。 将来的には「Payn」がキャンセル請求ツールのスタンダードになれるようにしていきたいと考えています。 勤務地という制限で、魅力的な方にお会いできる機会を逃したくないと思い、「フルリモート」「日本のタイムゾーンで働いてくださるのであれば、海外もOK」という環境も用意しました。 創業フェーズのため、完全なるフルフレックスとはいきませんが、より理想に近づけていきたいと思いますし、それに限らず、より良い環境をこれから作りたいと思います。 ぜひ一緒に、キャンセル料という誰も着目しなかった課題(Pain)の解決を目指し、サービスを育てていきませんか? 事業やサービスに少しでも共感していただけた方は、ぜひエントリーください! オンラインにてお話しできるのを楽しみにしております。