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【代表インタビュー】設立4年でIPOを経験した代表が行うBrightechでの挑戦とは?



目次

  • 幼少期から社会人まで

  • 起業、そしてIPOまで

  • Brightechの創立について


PROFILE
2007年新卒で大和証券SMBC(現:大和証券)に入社し、債権の引受業務及びPEファンドのカバレッジ業務に従事。
2014年9月にand factory株式会社の創立に参画し、同年11月取締役CFOに就任。コーポレート部門の掌握取締役として、経営企画を中心に、IR、経理、法務、総務、人事などコーポレート部門全体を統括。
2019年12月、スタートアップスタジオであるBeyond X株式会社を創立。
2021年3月、Link-Uグループ株式会社CEOである松原裕樹と共に株式会社Brightechを創立。

幼少期から社会人まで

──どんな子供時代でしたか?
僕はもともと「みんなで何かをやろうぜ」というのが好きなタイプでした。4月生まれだったので小学生の頃は背が高くて、後ろから2番目くらいでした。子どもの頃って「体が大きいヤツがガキ大将」みたいな立ち位置になりがちじゃないですか?だから自然とそういうリーダー的なポジションになることが多かったんです。中学に進んでも「小学校の同窓会やろうよ」みたいに、自分発信でみんなを集めてイベントを開くそんな子供時代でした。

──新卒から起業まではどのように過ごされてましたか?
僕が大学2年生くらいの時、ちょうどライブドアがフジテレビの買収を試みた時期で、第一次起業ブームのような流れもあり「起業って面白そうだな」と思っていました。同時に「金融には世の中を動かす力がある」という影響力にも魅了され「投資銀行ってかっこいいな」「M&Aってかっこいいな」と思って、当時は投資銀行に就職するか、起業するかで非常に迷いました。迷った末に、新卒の機会は1回しか来ないので、まずは社会人としての経験を積もうという思いもあり投資銀行に就職しました。ところが、就職してすぐにリーマンショックが来て、起業も転職もしづらい状況になってしまい、結局最初の会社には、7年くらいいましたね。いずれは「起業したいな」という思いはあってもなかなか行動に移せない、というジレンマの中で過ごした7年間でした。

起業、そしてIPOまで

──その後、and factoryの創業メンバー、CFOとして上場までをご経験されるんですね
そうですね。最初はカジュアルアプリやソーシャルゲームの攻略掲示板アプリなどを中心に売上を立てて行きました。一部受託案件などもやりながら、会社としては早期の営業利益黒字化にかなりこだわった経営をしていました(実際に、創業2期目から営業利益ベースで黒字でした)。その後、2016年くらいには株式会社Link-U(現:Link-Uグループ株式会社)のCEOである松原さんと出会って、and factoryとLink-U、共同で漫画アプリを立ち上げも行い、and factoryとしては2018年に上場するという流れになりました。

──上場を経て、次はご自身が代表となり起業されるのですが、どのような思いだったのでしょうか
2018年にand factoryが上場して、2019年11月の株主総会で退任、そこからすぐに自分で会社を立ち上げました。一番の理由は「自分で意思決定をしたい」という気持ちが強かったからです。and factoryでは最終的な意思決定は当然社長が行うわけですが、上場までの短期プロジェクトと違って、ゴーイングコンサーンという超長期的な経営の時間軸を前提にした時、最終的には自分で意思決定したいという気持ちがありました。結果を出せる、出してきた経営者のもとで働くのは学びも大きいですが、やはり自分自身が最終的な責任を取れるポジションで経営をしていきたいと思ったのが、会社を立ち上げた理由です。

Brightechの創立について


──Link-Uグループと共同でBrightechを創立されたのはどのような背景だったのでしょうか?
そんな中で松原さんとは、and factoryの取締役を退任した以降も交流があって、定期的に情報交換をしていました。ある日一緒に食事をしていた時に「今後はDX領域が伸びそうだよね」という話から「両社の強みを生かして一緒にやりましょう」となったのが始まりです。合弁会社としてBrightechを創立し、DX事業を始めとするアプリ関連の開発業務で事業がスタートし、早期から積極的な事業拡大を目指していたので、官公庁向けのITコンサルを手がける会社をM&Aし、子会社に迎え入れております。

──Brightechの特徴や強みはなんでしょうか?
Link-Uグループというプライム市場の上場企業との合弁会社ということもあり、ベンチャーの良さと大企業の良さがミックスしているのが特徴です。まだ創業5期目で、どんどん従業員に任せようというマインドが非常に強く、成長の機会が非常に多いです。一方で、取り扱う案件は親会社からの案件紹介もあり、通常ではチャンスがないような、なかなかお声がかからない案件にこのフェーズながら参画できるのも強みです。また、Brightechとして今まで2件のM&Aも行っており、組織の拡大のみならず、事業領域の拡大が早期から起こっており、ステージの変化も早いので、その部分でも刺激になると感じています。自分が手がける職域、ポジションがどんどん広がっていくのが特徴であり、従業員に与えられる環境だと考えています。

──逆に現在のBrightechにおける課題はなんでしょうか?
上述の強みがあるとは言っても、創業からまだ間もないので人が足りていない、それによって対応できていない課題があるのが悩ましいポイントです。足りていない環境面を高速で整えつつ、事業をさらに伸ばしていかないといけないという土台作りと事業拡大の両方を行う必要があることが現状の課題だと感じます。

──なぜBrightechの事業が伸びてきたのでしょうか?
一番大きいのは「人を採用したこと」ですね。特に、今の執行役員(and factory時代の同僚)の入社から案件がより回せるような体制が構築できたと思います。彼はプロデューサー人材としても市場価値が高いので、大企業でもいくらでも転職先はあるはずなんですが、それでも「チャレンジしたい」と言ってくれて、一緒にやることになったんです。さらに「広島に行きます」と自分から言ってくれて、新卒の採用も含めて広島オフィスを立ち上げる流れになりました。住む場所も変わるし、会社がうまくいくかもわからない中で、信頼して「任せる」と決断したのはターニングポイントでした。また、Link-Uの案件を共同で取り組んだり、彼らでは受けきれない案件の紹介をもらったりしたことも、やっぱり大きかったと思います。上場企業の信頼を最大限レバレッジして数字を作り、そこで評価も得られてまたさらに売上が立っていった感じですね。

──ご自身の役割として意識していることはなんでしょうか?
僕はあまり理念ドリブン、というタイプではなくて、いかにちゃんと数字を作って会社を伸ばすかをすごく意識しています。会社では大小様々な問題が発生するので、権限移譲して平時の業務はどんどんメンバーに任せて、僕は問題の対処に集中するような体制を意識しています。会社が継続的に成長していけるようにするのが自分の役割だと思っています。企業成長の先としてIPOも意識していますが、それだけをゴールにしたくはないですね。大きいマーケットや伸びるマーケットでしっかりと結果を出し、継続的に成長していく会社にしたいというのが基本的なスタンスです。いわゆるスタートアップ界隈では大型調達することが是とされる雰囲気がありますが、弊社ではM&Aを含む大きなコーポレートアクションが頻繁に発生する会社なので、なるべくステークホルダーを限定してスピード感ある意思決定を取れるように意識しています。

──事業を継続させる上で大切だと考えていることはなんですか?
継続的に成長する上で大切だと考えているのは「優秀な人を採用する」こと。そして、好調な時に次の手を打つこと。当たり前のことを当たり前にやり切るのが大事だと思います。

──Brightechの今後の展望をお聞かせください。
IPOは一つの通過点として、会社がより大きく羽ばたくようなステージに早く行きたいと考えています。スタートアップなので自分たちの事業スピード、成長速度は常に意識しており、非連続な会社の成長をより強固にしていくことを目指しています。また、IT・DX領域なので、マーケットの拡大スピードはもの凄く速く、かつマーケットが大きい領域で勝負していくので、マクロの成長スピード以上に自分たちが成長していくことが重要だと考えています。

──そんなBrightechにはどんな人にジョインして欲しいですか?
少し刺激的な表現になってしまうかもしれませんが、「仕事を頑張りたい人」に来てほしいですね。今はまだ走り始めのフェーズですし、ライフワークバランスで言えば“ワーク寄り”の姿勢の人の方がフィットすると思います。そして、そういう人がちゃんと報われる会社にしたいと思っています。また、自分の得意領域の軸は持っていて欲しいですが、その領域の隣に落ちるボールも自ら拾いに行き、自分の得意領域をちょっとずつ広げようとしてくれる人であって欲しいなと思います。上場企業の子会社としての安定感と、ベンチャーとしてのスピード感がミックスされている企業文化なので、足元を固めつつ、大きいことにチャレンジしたい方にとってはすごく魅力的な場所なのかと思っています。会社のポジショニング的にも非常に貴重なところにあると思うので、Brightechでぜひ様々なことにチャレンジしていただきたいです。

水谷さん、ありがとうございました!今後も事業拡大、組織拡大に共感いただけるメンバーはお気軽にエントリーください!

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