なにをやっているのか
いとこのドーナツ
コナとスパイス(カレーパン)
私たち株式会社GOODNEWSは、栃木県那須郡那須町に拠点を置き、観光・農業・福祉を結ぶ、持続可能なまちづくりを手掛けている会社です。まちづくりプロデュースをはじめ、店舗開発・運営、商品開発・販売、菓子製造、就労支援など、幅広い事業に取り組んでいます。
■事業内容■
お菓子などの商品企画から、開発・製造・販売までを一貫して手掛けています。事業では製造業が一番大きなウェイトを占めており、モノづくりにおいて、安心安全の商品をお届けすることを徹底しています。
また、当社の代表ブランドである「バターのいとこ」は、地域課題を抱えている農作物の生産者に向き合って企画・デザインを経てプロダクトに仕上げたものです。私たちは農作物の生産者を支援するモノづくりをしており、それに対するお客様からの「共感消費」によって、地域課題の解決に挑戦しています。
■実績■
バターのいとこは、小さい酪農家がバターをつくる際に金銭面で苦労していることを知り、小規模の放牧酪農家の方々を支援したい、という想いから始まりました。
バターは牛乳からわずか4%しか採れません。その残りのほとんどは無脂肪乳となり、破棄されてしまいます。そこに付加価値を付けて、フードロスにせず商品化を目指して開発したのが、バターのいとこです。
那須は観光地ということもあり、乳製品の生産が盛んなため、生産者の支援が観光のお土産になります。バターのいとこが誕生したことにより、地元に雇用も生まれ、小さいお子さんをお持ちのお母さんが働きやすい工場も立ち上げました。この好循環を私たちは三方良しと呼んでおり、同じような循環を那須内の地域で取り組み続けてきました。
■今後の展望■
那須だけではなく、日本各地で当社が培ってきたノウハウを展開していきたいです。特に、地域課題に特化して、アップサイクルの商品づくりを行っていければと考えています。そして、社名の由来でもある「良いおしらせ」を多くの人々にお届けしていきます。
なぜやるのか
バターのいとこカフェ シーズナルドリンク
ブラウンチーズバーガー
■“食”をテーマに社会(地域)課題をデザインによって解決する■
私たちは上記のミッションを掲げ、コンセプトである“大きな食卓”のもと、食を通して様々な背景を持つ人々が関わりを持てる場として、就労支援を組み合わせた多様な雇用を創出してきました。那須の観光と農業に“福祉”を合わせた“観福農”連携によって、皆が幸せになれる新たな産業づくりにチャレンジします。
■GOODNEWSのマインド■
お客様も、仲間も、家族も。
私たちの“幸せ”は、周りの人の“幸せ”にあり。
自分の“幸せ”を思う時に、まずは周りの人の“幸せ”を思い、行動する。
■GOODNEWSの哲学■
「那須の大きな食卓」
あらゆる背景を持った人たちが食を通じて繋がる場所であり、そこで構築されたコミュニティの先には“幸せ”がある。
■GOODNEWSのコンセプト■
・Act Locally:「“福祉と観光を結ぶ街”づくり」
・Think Globally:「“街から生まれた幸せの種”を世界へ」
観光名所が連なる那須街道とりんどうラインをつなぐ一本道を様々な背景を持つ人が集い、造る、新たな街へとデザイン。
さらにそこから生まれた商品や考え、ノウハウ、メッセージ、共感消費などを地域の枠を超えて外へ蒔いていくことで、新たな場やものが生まれ、繋がっていく。
■GOODNEWSのこれまで■
もともと栃木県の黒磯地域にChus(チャウス)というマルシェ・レストラン・ゲストハウスを併設した複合施設があり、当社の事業はそこからスタートしました。その後、バターのいとこが誕生して専門の工場を建て、就労継続支援のA型作業所も併設。これらを統合して、GOODNEWSが設立されます。
どうやっているのか
BCBカフェ
バターのいとこカフェ
■共に働くメンバー■
現在は20名ほどのメンバーで運営中。メンバーのバックグラウンドは様々で、飲食業で長く働いてきた方や、飲食店未経験の方も一緒に働いています。ちなみに、農業に携わってきた方はほとんどいません。
■職場の雰囲気&社風■
代表とも、メンバーとも距離が近い職場です。毎月懇親会を開いており、食がテーマの会社なので、皆で一緒にご飯を食べる時間を大切にしています。経営している飲食店でも、メンバー同士でまかないを食べており、にぎやかに一緒の食卓を囲んでいます。