縁の下の力持ちとして、本当に楽しい「校正者」というお仕事 | 株式会社バルズ
みなさん初めまして!株式会社BALZの採用担当です。弊社では、今回より「社員ストーリー」として働く社員のインタビュー記事をお届けしていきます。記念すべき第一弾は、社内で校正の役割を担っている清家...
https://www.wantedly.com/companies/company_5840953/post_articles/868219
みなさんこんにちは!株式会社BALZの採用担当です。弊社で働く社員のストーリーをお届けするインタビュー記事、今回は校正者として働く清家さんの後編です。
前回は校正者になるまでの過程や、BALZの雰囲気について話してもらいました。後編では校正の仕事に必要なマインドセットから、BALZに入社してほしい人の理想像までを語っていただきました。校正のお仕事、そしてBALZの雰囲気を詳しく知りたい方は必見です!
※この記事は後編です。前編をご覧になっていない方は、以下のページを先にご確認ください。
WEBコンテンツでも書籍でも、校正をするうえで大切なのは「違和感を見つけること」だと思っています。この考え方はホームページの求人情報の部分にも書かれている言葉ですね。
表現は良くないかもしれませんが、「この内容は本当に合っているのかな?」といったように、気にしすぎること。そして、違和感を逃さないようにすること。この考え方は大切になります。
特に書籍の場合、一度印刷すると後戻りができません。絶対に間違えてはいけないというプレッシャーは、特に書籍を校正するほうが強いですね。だからこそ私は、他人だけでなく自分すら信用しないマインドセットで業務に臨んでいます。
これまでの校正経験を通してたくさん知識を得てきましたが、「この内容は合っているだろう」と思っても、改めて調べ直すケースは珍しくないです。実際に調べてみたら自分の認識と違ったこともあるので、思い込みは絶対しないように注意しています。
とはいえ、どれだけ時間をかけて校正しても、不安が完全になくなるわけではありません。しっかりと納期に合わせつつ、できる限りのパフォーマンスを発揮することに全力を注いでいます。
おかげさまで、お客様から感謝の言葉をいただく機会も多くなりました。特に嬉しいのは「この仕事は清家さんにお願いしたいです」という言葉です。この言葉をかけていただく度に、校正の仕事は自分に合っていると感じます。今は自信を持って校正の仕事に取り組めているんです。
2023年10月時点で、BALZに入社して2年ちょっとが経ちました。働いて感じるのは、非常に融通の利く環境で働けていることです。
オフィスへの出社もゼロではないですが、基本的にはテレワークでの勤務が多いので、プライベートの時間もある程度確保できています。また、社内で活躍した人を表彰する「MVP賞」の授与も実施していて、モチベーションを維持しやすい環境も用意されていると感じます。
テレワークで働くとなると、「コミュニケーションが希薄になるのでは」と感じられる方がいるかもしれません。確かにやり取りはチャットツールやZoomが基本となりますが、コミュニケーションそのものは密に取れている環境です。顔が直接見えない中でも、社内全体が他人を思いやったり、気遣ったりしてくれるので、安心して働けていますね。
テレワークだと相手が今どういった状況なのか、推し量ることは簡単ではありません。でも、私がちょっとしんどいなとか、辛いなと思ったとき、誰かが積極的に助けてくれるんです。日々のやり取りや業務報告を見て、誰かが自主的に声をかけてくれます。直接会って話す場面は確かに少ないけど、それを感じさせない仲間意識が自然と芽生えるのは、BALZで働く上での大きな魅力です。
今後私が挑戦していきたいことは2つです。一つ目は、校正だけでなく執筆、編集といった分野のスキルを高めていくこと。二つ目は、ディレクターとしてより良いチームを作り上げて、お客様の要望に応えていくことです。
一つ目の執筆や編集の部分でいうと、以前にも携わる経験はあったのですが、なかなかうまくできませんでした。その段階で「自分には向いていないんだな」と感じて、諦めてしまったんです。ただ、自分のチーム内でライティングを担当する方がいて、過去に執筆した記事が40万PVを達成したことがありました。
それだけ多くの読者を惹きつける記事を書く人が、こんなに近くにいるなんて、そんな恵まれた環境ってなかなかないですよね。学べるチャンスがあることを大事にしたいので、再チャレンジしたいと考えています。
ディレクターとしてはまだ経験が浅い部分もありますが、チームメンバーがもっとも輝ける場所で活躍できるよう、適材適所という点を意識したいですね。チームをまとめ上げる立場である以上、それぞれのメンバーが気持ちよく働ける環境を作りたいからです。
また、ディレクターはお客様とのやり取りも発生します。お客様とのパイプ役として、連絡から進行管理までもっと柔軟に対応できる人になりたいです。チームからもお客様からも信頼される人間を目指していきます。
BALZ全体として大切にしている考え方が、「問題提起をして解決すること」です。今、目の前でどういった問題が起こっているのか見極めつつ、どうすればその問題を解決できるのか。自分は何をするべきなのか、日頃から考えられる人と働きたいです。
そういった考えで動ける人と働いていれば、チームとしても会社としても、改善を重ねてさらなる高みを目指せると考えています。
もちろん入社してすぐの段階では、分からないこともたくさん出てくるはずですし、その点はチーム全体でサポートするので安心してほしいです。とはいえ「この部分はこうしたほうが良いんじゃないか」など、広い視野を持っていろんな部分に問題提起をする意識は、心がけてもらえると嬉しいかなと思います。
特に校正は、著者から渡された原稿を確認するわけで、言ってしまえば「完成されたもの」をチェックする仕事なんです。ゼロから作り上げる仕事ではない分、どういった問題があるのか、そもそも問題提起をする必要はあるのかといったように、難しさを感じる場面も珍しくありません。
ただ、新人ならではの視野で何が解決できるか、何が改善できるかを考える経験を通して、私の場合はディレクターにステップアップしていきました。校正の仕事もこなしつつ、ディレクターとしても、日々改善できる部分がないか考え続けています。入社当初の経験は今でも存分に活かされているので、現状に満足せず、自分を高めていける人ならBALZにマッチすると思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。インタビューを通して、清家さんの業務に対する前向きな気持ちが垣間見えたのではないでしょうか。これからどういった活躍を見せるのか非常に楽しみです。
今回のインタビュー記事を通して、少しでもBALZの魅力が伝わっていれば嬉しく思います。「BALZで働いてみたい」という皆様からのご応募は以下の記事をご確認くださいね。