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「圧倒的当事者意識」ATIの社名に込められた想い

Photo by Yannick Pipke on Unsplash


目次

  • ATIが考える「圧倒的当事者意識」とは

  • 柔軟性とバランス感覚も重要

  • 「強いエンジニア」育成が業界における責務

  • 「当事者意識」を基軸に未来をつくる

ATIが考える「圧倒的当事者意識」とは

ATIの社名は、「圧倒的(A)当事者(T)意識(I)」の頭文字に由来します。当事者意識とは、単に自分の仕事を遂行するだけでなく、プロジェクト全体やチームの成功を「自分事」として捉え、柔軟かつ主体的に行動する姿勢のことです。ATIではWeb・ITエンジニアリングのプロフェッショナル集団として、この価値観を大切にしています。例えば、誰かが困っているときに自然に手を差し伸べたり、あるいは、クライアントの要件定義が曖昧な場合、表面的な確認だけでなく、ビジネス課題を的確に理解した上で、最適な技術提案を行う。このような「圧倒的」な関与が、真の価値を生み出すと考えているからです。

たとえば家庭では子どもや家族が困っているときに、迷うことなく助ける姿勢が求められるはずです。そのような「自分にとって大切な人を助け」たり、「課題や問題に対して我が事として誠実に責任を持って解決する」感覚を、職場や組織においても発揮できる環境を目指しており、この考え方は業務を遂行するうえでの行動指針として関わるすべてのエンジニアに浸透しています。

柔軟性とバランス感覚も重要

このスタンスに加えて、物事に対する柔軟性やバランス感覚も欠かせません。たとえば与えられた情報を鵜呑みにするのではなく、「これで本当に良いのか?」と疑問を持ちながら進める姿勢が必要です。ひとつひとつ確認し、適切な判断を下す能力も求められます。

例えば、設計段階で見落としがちな運用面での課題を先回りして指摘する。あるいは、チーム全体の進捗に応じて、自身の担当範囲を柔軟に調整する。このような細やかな気配りと判断が、プロジェクトの成功確率を高めます。この考え方を根底に据えることで、プロジェクトをより良いものにするために学び、必要に応じてマネジメントに積極的に取り組むことができます。このように成果や付加価値を最大化するため、ATIでは「当事者意識」を軸にした行動を重視しているのです。

「強いエンジニア」育成が業界における責務

少し話は変わりますが、ITおよびWeb業界は、インターネットが普及し始めてから約30年という短い歴史しかありません。特にWebエンジニアという職種が本格的に定着してきたのはこの20年ほどのことであり、現在の40代が「最初のWebエンジニア世代」と言われています。業界全体を見渡すと、エンジニアの層はまだまだ薄く、次世代の育成が十分に進んでいないという問題が浮き彫りになっています。

こうした状況下で、IT技術やインターネットを活用したサービスに対する需要は急激に増加し続けています。特にプロジェクトを統率できるリーダー層や、クライアントの課題を技術的に解決するための専門性を持ったエンジニアは、供給が追いついていないのが現状です。業界全体で見ると、求められる人材の質と量に大きなギャップが生じています。このままではプロジェクトの遅延や品質低下といったリスクが増加し、業界の成長が停滞する可能性も否めません。

しかし現実的にスキルの高いエンジニアは、市場で非常に希少です。各企業が熾烈な採用競争を繰り広げており、単価の高騰やフリーランスとしての独立が進む中で、即戦力となるエンジニアを確保することはますます困難になっています。こうした状況に対応するため、ATIでは長期的な視点に立った「次世代を担う『強いエンジニア』の育成」を最優先課題としています。

私たちが考える「強いエンジニア」とは、単に技術力が優れているだけでなく、高い当事者意識を持ち、プロジェクト全体を見渡してリーダーシップを発揮できる人材です。課題の本質を見極め、解決に向けて主体的に行動し、チーム全体を成功へ導く力が必要とされます。

「わざわざ自社で育成する必要があるのか?」という疑問を持つ声もあるかもしれません。確かにスキルの高い人材を外部から採用することは、一見効率的なように思えます。しかし私たちは教育や育成にかかるコストを短期的な負担ではなく、未来への投資と捉えています。やる気のある若手を採用し、当事者意識と柔軟性を持つ「強いエンジニア」に育てることが、業界全体の人材不足を解消し、持続的な成長を実現する道だと考えています。

「当事者意識」を基軸に未来をつくる

私たちはこれからも一人ひとりが「自分事」として主体的に関わり合える文化を育みながら、次世代の「強いエンジニア」を育てることで、業界と一緒に成長していきたいと考えています。私たちの考え方に共感してくださったのであれば、ぜひ一度お話ししましょう。「圧倒的当事者意識」を持ったエンジニアと出会えることを楽しみにしています。

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ATIはエンジニアが立ち上げたSESの会社です。 代表の岩崎を含め全員がエンジニアで、経営陣も皆開発を行っています。 まだ会社の規模は小さいですが、パートナー様と協働し、大手企業様の開発案件にも携わらせていただいています。 クライアントの業界などは限定しませんが、ITにしっかり投資ができる、一定の規模の会社様とお取引をするのが私たちの方針。 エンジニアがしっかり評価・報酬を受けて成長し、その先でエンジニアリングそのものがハッピーになる世界観を目指しているからです! 今はSESの会社ですが、エンジニアがもっと成長できるような、良い “エンジニアリング体験” を創出できる事業にも、積極的に取り組んでいきたいと考えています。
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