====SHIBUIストーリーの目的=====================================
当社のストーリーでは、登場するメンバーの過去や現在の姿を知り、
「こんな人がSHIBUIにいるのか」「自分にも同様の経験があるのでSHIBUIで働いてみたい」
「SHIBUIで働く人と志向性が似てるので私にもマッチするお仕事かも」を感じていただき、
SHIBUIのサービスや一緒にお仕事することへの興味を持っていただくことを目的としております。
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第4回は、現在大学4年生のベトナムからの留学生ミアとインタビュー形式での対談を実施しました!
当社創業以来、初の海外インターン生としてSHIBUIの門を叩いてくれたミア。
彼女のうちに秘める高い好奇心と、周囲を惹きつける魅力はSHIBUI随一といっても過言じゃない。
「ベトナムで知った日本」と「実際に見て感じた日本」との間には多くのギャップがあったらしい。
今回は、留学生第1号として凄まじい勢いで活躍している彼女の素顔、日本に対する熱き想いに迫る。
黒太文字👉採用担当藤井
黒細文字👉ミアさん
・・・
ーミアさん、まずは簡単に自己紹介をお願いします!
ベトナムから留学で日本に来て3年目になりました。現在は大学で国際地域学(Global and Regional Development)を専攻しています。行動経済学に似通っており、SDGsやカスタマーサイエンス関連のテーマを取り上げ、インタビューを通して購買者の心理予測、モノやサービスの購買時の規則性などについて学んでいます。今日はよろしくお願いします!
ー朝9時前だというのにほんっとに元気だな、、、ミアさん笑。出勤前のお忙しいところ今日はありがとうございます!Wantedly経由でミアさんが応募してくださった際に一次面談でお話しした時のことを思い出しました。パッションも日本への愛も凄すぎて圧倒されたことを鮮明に覚えています(笑)。
SHIBUIでのお仕事楽しんでますか?
あの時は、結構緊張してたので何を話したかあんまり覚えていません(笑)。
今はとっても仕事が面白いです!
ー今日は面談の時には聞けなかったもっともっとミアさんの素の部分を聞いちゃいますね。
面談の時には、ベトナムで日本について勉強していたことで、日本に対する興味が強くなったことで日本への留学を決意したと伺いました。その他に日本を留学先として選ぶ際にきっかけとなったエピソードなどはありますか?
中学生の時に初めて留学を意識し始めましたが、高校生の時、当時兄が日本の大分に留学していたことが大きく影響したと思います。もちろん、他の留学先と比較しても治安の良さや街の綺麗さなども考慮して決めた記憶があります。
ーお兄さんも日本留学されてたのですね!それはめっちゃ心強いですね。
ミアさんから以前ランチをご一緒した際に、ベトナムで勉強する日本と、日本に来て知った日本とではギャップがあると聞きました。今日は何が具体的にギャップだったのか具体的に教えて欲しいです!
ベトナムでは、日本は世界的に見て超富裕層だとか、ロボットっぽい人が多い、と聞いてました。
戦後からの復活、それに伴い協調性・和を大切にする文化的背景から、みんな同じ方向に向かって同じ志の人が多いということです。一方、ベトナムと日本は共通点も多くあります。例えば、先輩後輩関係が固い(日本の方が厳しいけど)、食事ではご飯と汁物がセットな点とか。
ー確かに、言われてみるとベトナムと人との関わり方や食文化は非常に似てる!
でも日本人は優しすぎるから、迷惑になりそうかなと思ったらお願いしづらいのはベトナムとはやや異なりますね。ベトナム人は信頼する人にはストレートにお願いする傾向はあります。
ベトナムで聞いていた日本。日本に来て肌で感じた日本。
そのギャップがまた面白い。
日本独特のHidden rule(暗黙のルール)をもっともっと沢山知りたい。
ーSHIBUIでの具体的な今のお仕事内容を簡単に紹介して欲しいです!
現在は、集客マーケティングを中心にインスタグラムに投稿する動画コンテンツ企画や、ショップに来店されたお客様の着物選びや着付けなどカスタマー対応が主ですね。採用面談時にもマーケティング領域でお仕事がしたいとお伝えしていたので、念願かなって、日本文化の素晴らしさを、もっとより良く伝えるためにはどうすればいいのかを他のインターン生たちと相談しながら1つずつ形にしていくのがとっても楽しいです。
ー採用面談時にミアさんへ「どんな風にしてSHIBUIの事業成長に貢献したいですか?」と質問した際の回答が「私ならでは視点でカスタマーサポートできる。外国人の私だからこそ外国人のニーズが掴めるかもしれない。」だったことも今思い出しました。それをまさに集客マーケティング、カスタマーサポートの両面で体現してくれていることに本当にリスペクトでしかないです。。
少し方向性を変えた質問になりますが、今後日本にいる間に成し遂げたい夢とか、目標、純粋にやってみたいこととかありますか?
日本での目標は2つです!
①ネイティブレベルの日本語になること、②Hidden ruleを沢山知ること、です。1つ目の背景は、大学にいる友達に全部日本語で授業を受ける子がいるので、私も貪欲に学ぶ姿勢を絶やさずに頑張りたい。2つ目は、日本では当たり前だけど海外では意外と知られてないルールが沢山あるので、それをもっともっと知りたいという意味です。
ーHidden rule???初めて聞きました。具体的にどんな事例がありますか?
電車の中では静かにしないといけないという日本文化に対して、ベトナムでは電車の中はすごくうるさい。静かにしなければならないルールはないし、マナーとされてる訳でもない。もう1つは、温泉や銭湯では基本的に全裸になる日本文化。これらは日本に来ないと知らなかった事実なので、知った時はすっごくおもしろいなと感じたので、そういった隠れたルールをもっと知りたいです。
ーなるほど!日本にいるとさも当たり前のように従っていたので改めてそれは何故か?って考えることもしていなかったのでかえってミアさんのお話を聞いてこちらも新鮮な気持ちになりました。
そういったギャップや知らなかったルールに直面した時に、抵抗感なく受け入れるのがミアさんは得意ですか?
特に銭湯とかは最初は緊張するけど、その国の文化に染まるってことが楽しいので比較的すんなり馴染めるのが私の特徴だと思います。でも、日本で生活したり働く上で苦労したことはもちろんあります。
交通が便利なだけに複雑すぎて最初は戸惑ったし、日本での就活においては、質問が難しく感じました。敬語だったりストレートじゃない言い回しのため何が質問なのか捉えられなかったり、、、
大学3年生の時には、もちろん周りの日本人の学生と同様に就活も行っていました。
マーケティング、コンサルタント、事業開発、カスタマーサービスを中心に企業のインターンシップ選考などの面接に何度か進みましたが、「英語は必要なスキルだけど、社内では日本語が共用語なので、日本語が100%理解できないミアさんの採用は難しいかもしれない、、、」。こんな感じで面接担当の方からお見送り連絡をいただくことばかりでした。
強い意志と強みだけでも仕事ができる環境がSHIBUIに。
誰かの弱みは誰かの強みで補う。そんな世界を代表荒井と目指す。
新しい採用の形、留学生が輝く機会を、SHIBUIから。
ー僕自身、日本人ですが人とのコミュニケーションにおいて、この人は何が質問したいのだろうかわからない時も多いです。だからこそ、ミアさん同様にスキルや高いマインドを持つ優秀な留学生が日本で採用されることのハードルが【日本人でも理解不能な日本語を理解できなそうだからというバイアス】になっている点を当社代表の荒井と私は少しでも変えていきたいと思っています!もちろん最低限のコミュニケーションスキルは必要ですが、強みを最大限伸ばしながら、誰かの弱みは誰からの強みでカバーできるチームが一番強い組織的なチームだと思っています。
最後に、
これから日本に留学してくる方や、日本でお仕事を探している留学生に向けてアドバイスください!
もちろん日本に来ており、日本人とのコミュニケーションが最重要なので、日本語は沢山勉強してください。多くの日本人の友達を作って日本の文化を肌で知る機会を沢山作ることが重要です。
語学勉強からは少し離れますが、日本はとてもきれいなので、出来る限り色々な場所に旅行した方がいいです。さらに、インターンシップやアルバイトをしてみることは、日本での就職を目指す上で、日本の職場がどのようなものかを知るのに良い方法ですので、まずは一歩踏み出して多くのアルバイトなどをしてみることをお勧めします。
大変なことも多いと思いますが、日本で勉強も仕事も頑張る目的を【お金】ではなく
【純粋にもっと日本を知りたい欲求】に置くことが私からのアドバイスです。
ミアさん、今日はありがとうございました。
これから日本で留学を目指す方や、日本での就職を考えている留学生にとって参考となる情報発信を
もっともっと一緒にやっていきたいのでまたミアさん企画第2段も考えますね(笑)。
では、今日もお仕事頑張ってきてください!