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自分の力を市場にアウトプット!エンジニアの私がMENOUで働く理由

初めまして、MENOU開発担当の渡邉です。
突然ですが、皆さんはどんな理由でいまの会社への入社を決意しましたか?

皆さんには、まず私がどんなことを考えてMENOUにジョインしたのか、そしてMENOUでの働き方や、どのようなやりがいを持って業務に取り組んでいるかを知っていただきたいと思います。この記事を読んで、共感を持っていただける方がいましたら是非一緒に働きたいです。

新卒から転職を考える前まで

私は新卒で某光学メーカーのシステム子会社に入社し、主に研究開発の仕事をしていました。新しいことを模索する部署だったので、画像処理、Arduino、組み込み、V-SLAM、機械学習、ディープラーニング (AI)、デスクトップアプリ、Androidアプリ、etc...と息をつく暇もまもなく色々とやっていました。考えることや学ぶことが多く、常に知的好奇心が満たされていました。その反面、研究開発という仕事の性質上、自分が作ったモノが実際のユーザーに長く使われる場面は少なく、もっと使われるモノを作りたいという想いも持っていました。

3年目からは、他の部署から指名されて仕事を頂くことが増え、プロジェクトリーダーを任されるようになりました。当時はまだディープラーニングが流行っていなかったので、SVMなどの機械学習を用いたアノテーションツールを作っていました。その後、ディープラーニングのブームが来たので、必死に勉強してツールに取り入れました。このプロジェクトは好評頂いたので、次第にメンバーも増えていき、やりがいもすごく感じていました。

転職を考えたきっかけ

チームが徐々に大きくなってきた頃に、元々人に教えることが好きだったのもあって、新しく加わったメンバーに自身の持っている知識を伝えながら、既存の機能開発を任せていくようになりました。そうすることで、私自身は機能をクラウド上に展開するなどの新しいサービスの構想に時間を費やすようになりました。

しかし、ある日チームメンバーが転職をすることになりました。今流行のAIの仕事をしていたこともあり、結構あっさりと決まってしまったようでした。この時まで、自分が人に教えることでチームが強く、そして会社が強くなると思っていたのですが、それが成り立たないケースもあることに気がつきました。

メンバーが技術を身につけたとしても、定着してもらえないと結果的に会社が弱くなってしまう。強いチームや会社をつくるには、ただ教育する、仕事を任せるのではなく、残りたいと思える組織にする必要があるのだと感じました。

このようなことがあってから私は社内に色々とコンタクトをとって、どうにか会社を変えられないか考えていくようになりました。しかし、会社の規模が大きければ大きいほど、今ある組織を変えていくのが難しいこと、また非常に時間がかかることを痛感しました。

そして、自分も一度大きな組織から外へ出て経験を積もうと考えるようになりました。

転職後の仕事

最初の転職では、受託開発を行っている会社に入りました。

そこでは画像検査装置に組み込むバーコードアルゴリズムの開発を行っていました。かなり厳しいお客様でしたが、期待に沿った成果物を納品できるように全力を尽くしました。その甲斐あって信頼が得られ、そのお客様から継続的に仕事をいただけるようになりました。競合品と比べても、読み取り精度の高いアルゴリズムを開発することができ、マーケットに出ても戦えるモノを作ることが出来ると少しだけ自信がつきました。

MENOUにジョインするきっかけ

転職から10ヶ月ほどたった頃、弊社CEOの西本から「MENOUで働きませんか」と声を掛けてもらいました。実は西本とは以前同じ会社に所属しており、一時期は部署も一緒でした。同じ会社にいた頃は社内のAI関連の会議で初めて知り合い、お互い一目置くような関係でもありました。

ちょうど私が退職する日に偶然廊下で出会い、「実は今日で退職します」と挨拶すると、「偶然ですね、僕も今日で退職することになりました。実は、会社を作ったんです」と返されました。今思えば運命だったのかもしれません。

当時退職の挨拶を交わした際にも「1年後に声をかけさせてください」と言われていましたが、本当に連絡が来たので驚きました。しかし、その時は仕事も忙しく、まだ転職してから1年も経っていないからと断りました。その後も何度か連絡が来たのですが、返事はすぐには変わりませんでした。

その後、少し仕事に余裕が出来たのでキャリアについて色々と考えていました。当時の会社は受託開発中心ということもあり、1つのプロダクトや技術に集中して取り組むということができず、関わるプロジェクトも状況によって様々でした。これでは自身の未来を設計していくことが難しいと感じ始めていました。

また、1社目でチームや会社のエンゲージメントの重要性を痛感していたこともあって、自分で会社やチームの方向性に関われるポジションを目指す必要があると感じていました

2社目は1社目よりは小さな規模であったものの、より創業期に近いフェーズの会社で、コアメンバーとして取り組んでみたいと考えるようになりました。そんなとき、興味本位でMENOUを検索してみると、採用ページが出来上がっていました。求められているスキルと自分が取り組んできたことが非常にマッチしていたので、気がついたら私の方から連絡していました。そして、こう質問しました。

「西本さん、1エンジニアとして開発に携わるだけではなく、一緒にプロダクトや会社を作り上げていくことはできますか?」

「今いるメンバーは今後MENOUの中心となっていくメンバーしかいません」

こう返事があって、MENOUにジョインすることを決心しました。

MENOUでの働き方

そんな私も、もう入社して3年経ちました。フェーズによって働き方は若干異なりましたが、現在とこれからについて説明したいと思います。

基本的にフルリモートですので、子供を幼稚園に送ってから仕事を始めます。

開発はスクラム形式で行っているので、週の頭にやることを決めて、毎朝朝会で報告、そして週末に振り返りを行っています。現在はそのMTGも開発メンバー全員で行っていますが、徐々にメンバーが増えてきたので、このあたりも少しずつ変わってくるかもしれません。

基本的には既存ユーザーから要望を頂いた機能、あるいは要望が来そうな機能を先取りして開発をしています。たまに開発主導で提案した新しい機能を実装していくこともあります。また、スピード感を損なわないために月に2回のリリースを行っています。

労働時間ですが、私の場合はお昼休憩を含めて大体9時~19時の間で働くことが多いです。ほぼ毎日子供達と一緒にお風呂に入ることが出来ています。

お客様の要望をキャッチするために、年に数回程度、展示会やリモートでお客様とお話ししたり、現場に行ったりすることもあります。

MENOUでのやりがい

1つ目は、お客様の要望を聞いて、すぐに形にして使ってもらえる点です。ユーザーフォーラムや、お客様と接している社内のカスタマーサクセスチームのメンバーから様々な意見を頂けるので、それをすぐに形にしてリリースしています。それによって、またフィードバックを頂けるのでスピード感をもって良いモノを作り続けることが出来ます。実際にフォーラムから頂いた要望から機能を作ったモノも数多くあるので興味がある方はユーザーフォーラムを見てみてください。

ユーザーが欲しいと思ったタイミングでその機能が無いとなかなか喜んでもらえません。これがかなり難しいのですが、ユーザーが何に困っていて、どうしたらすぐに提供できるか。現場で使ってもらえるプロダクトとなるよう常に心がけています。

また、メンバーもかなり増えてきたので、新しいことを考えるときに相談して意見を出し合って、機能について一緒に考えるのも面白いです。

2つ目は個々人の裁量が大きく、会社やチームの方向性を決めていくことが出来る点です。私はフォーラムにトピックをたくさん投稿していますが、皆様に新機能を使ってほしくて、自発的に行っています。面白そうだったのでYoutubeで動画も作ったりしました。また、プロダクトにどんな機能が必要かも自身の考えで決まっていきますので、非常にやりがいを感じます。

最近は、オンボーディングも意識して、社内向けに技術ブログを書き始めました。正直忙しくて、昔ほど勉強する時間が取れないのですが、少しでも発信してチームメンバーと知識を深めていけたらなと思っています。採用活動にも関わっているので、次にどんなメンバーが入ってくれるのかを楽しみにしています。

最後に

今後MENOUの開発チームでは、社内インフラの構築/整備や新たなサービスの開発、テスト環境の構築にも力を入れていきます。また、まだまだ開発チームとしては10名以下で、これから本格的に組織化するフェーズでもあります。

ここまで色々書きましたが、開発エンジニアには色々な考えの方がいるので、私と同じ考え方の人ばかりではないと思っています。ただ下記に共感してもらえる部分があれば、MENOUでやりがいを感じていただきやすいのではないでしょうか。

こんな方と一緒に働いてみたい

  • 会社やプロダクトの方向性を考えてリードしていきたい
  • 自分の作ったモノを多くの人に使ってもらいたい
  • お客様の声を聞いて実際に役立つモノを作っていきたい

1つでも共感いただけた方は是非ご応募ください!


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