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20代で事業部長に 受け身でも環境が変わる組織だから面白い

こんにちは、アンティル経営企画室の飯山です。今回はアンティルで事業部長を務める社員のインタビューをお届けします。

今回紹介するのは、2014年にベクトルグループに新卒で入社し、20代でありながら40名ほどを管掌下に置く事業部長を務める社員です。インタビューを通してアンティルで働くことのイメージを付けていただけたらと思います。

プロフィール

飯島隼人 株式会社アンティル 第2ビジネスユニット ユニット長

大学卒業後ベクトルに入社。同年アンティルに出向し、大手企業の統合ブランドプロモーションや、スタートアップの上場PRなどBtoBを中心に多岐に渡るプロジェクトを担当。入社4年目から部長を務め、今期より事業部長に就任。東京都が運営する、国内外の広域展開に挑むスタートアップのための事業「NEXs Tokyo」のPRメンターも務める。

大学も会社も選定基準は、写真がかっこいい!?

― 横浜国立大学の出身ですよね。そもそもなぜ横国に進んだのですか
飯島:福島の出身で、都会への憧れがあったんですよね。高校の先生からもらった横国のパンフレットのかっこよさに刺激を受け、そのまま横国に進むことになりました。両親が共に教員という理由だけで教育学部を選んだので、教員免許は取得したものの、教員を目指すこともなく、就活になりました。

― 割と流れに身を任せていますね。就活を通してどういった会社に入りたいと考えていましたか。
飯島:若いうちからバリバリ働いて成長できる会社に入りたいと思い、みんな知っている王道の会社を受けていました。ベクトルはリクナビで見つけて、ラウンジの写真がかっこよかったので説明会に行ってみたんです。夜の時間帯に開催された説明会だったので、赤坂のオフィスから見える夜景がキレイで、おしゃれだなと思い、受け始めました。

― 横国のときの選び方が一緒ですね(笑)。
飯島:そうですね(笑)。でも結局、僕はベクトルしか内定が出なかったんです。

というのも、広告代理店を受けていると「君は何をしたいの?」って聞かれるんですが、何がしたいってわけじゃないんですよね。イベントもしてみたいし、CMや動画もやってみたいし、スポーツビジネスもやりたい。そんな話を広告代理店の面接でしたら「君は何がしたいか分からない」って言われて落ちるんですよ。でもそれをベクトルの面接で言ったら「それ全部できるよ、うちでやろうよ」って言われて、そこがすごいフィットしたんです。

飽きっぽい性格でも続けられる環境

― 入社後、新規で営業のアポ電を初めて、当時最速記録で受注していましたよね。
飯島:はい。配属から2か月での受注でした。隣の部の部長にも提案を手伝っていただき、受注祝いで六本木の焼肉屋とホテルのバーに連れていってもらったことを覚えています。そのバーは、天井が高くてジャズの人が演奏しているおしゃれなところで。部長がモヒートを飲んでいて、あの日からすごくモヒートが好きになりました(笑)

― かわいらしいエピソードです(笑)。少し話は飛びますが、4年目から部長になりましたよね。いきなり部下ができて大変だったのではないでしょうか。
飯島:そうですね。4年目の後半からは、前任の退職に伴い、部長をやることになりました。
部のカルチャーって、良くも悪くもリーダーに引っ張られますよね。自分はマインド先行タイプでしたが、効率性重視タイプの下で育ってきた社員もいるので、当時はそのすり合わせに苦労しました。その後、全社的な組織変更もあり、退職者が相次いだ時期もあったんです。その時期がすごく辛かったですね。

― 自分も辞めようと思ったことはなかったですか。
飯島:辞めようと思ったことはないですね。もちろん辛いときに嫌だなって思ったことはありますけど、それって誰でもどんな仕事でもあることなので。なにより、アンティルに限らず、ベクトルグループって嫌な人があんまりいないんです。嫌なことを言って傷つけようとしてくる人がいないというか。

― それは分かります。会社の規模が大きくなってもあまり変わらないポイントですよね。
飯島:はい。僕の場合、グループの新事業にも関わる機会が多いのですが、新しくグループに入ってくる人と絡むだけでも飽きないですよね。僕自身は受け身なタイプなのに、勝手に環境が変わるってなかなかないと思うんです。正直、他の会社に行っても、飽きっぽい僕の性格だと働き続けられないと思うので、こういった点を上回る限りはベクトルで働くんだろうなって思っています。



自立型の成長人材と共に働きたい

― 新卒4年目から部長を務めているわけですが、自身がマネージャー経験を通して成長できたと思う点はなんですか。
飯島:組織は多様性が重要ということに気づけたことですね。「こういう人になりたいな」って思わなくてもいいし、「こうじゃなきゃダメ」もないんです。どうせ何人か集まるなら同じような人ばかりじゃない方がいいと思います。

― みんなタイプが違うからこそ、できる提案の幅もありますよね。
飯島:そうですね。誰をベンチマークすればいいだろうと思っていた時期もあったのですが、別にそれはそれでポジションが空いてるんだなって思えるようになったので、みんなもそう考えてくれたらいいなって思います。

― 入社8年目を迎えた今年から事業部長を務めることになりました。
飯島:最近考えているのは、メンバーそれぞれが仕事を通して自身の人生を充実させ、そこで培った力を周りの誰かのために発揮してほしいということですね。僕としては、リーダーを育てるリーダーになりたいとも思っているので、採用活動を通して自立型の成長人材と出会えたらうれしいです。未経験でもやる気があれば、成長のためのサポートは惜しまない会社なので、そんな人と一緒に働けたらと思っています。

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