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ASWを、100年続く会社にしたい。

今回は、ASWの部長で開発エンジニアを担当している藤原享平さんにインタビューしました!

ゲーム会社の開発エンジニアから転職され、ASWでは会社拡大の時期から参画されていた社員の一人である藤原さん。部長という立場である藤原さんならではの、新しくジョインする方々への思いや、今後の展望について熱く語っていただきました。ぜひ最後までお付き合いください!



はじめに、ASWにご入社されるまでの、藤原さんの経歴を教えてください。

僕は、Auto CADを使用した設計図の製図を行う仕事からキャリアをスタートしました。当時はパソコンを使用して仕事しているのに、正直なところ、パソコンのことについてはあまり詳しくありませんでした。ただ、これからの時代においては、パソコンを使用して作業を行うことが必須となると感じ、もっと学ぶ必要があると考えたんです。そのため、ITの分野には経験がないものの、挑戦してみることにしました。

エンジニアとしてSESでの業務を経験したのち、ガラケーやスマートフォン向けのソーシャルゲームの開発に携わりました。フロントエンドやバックエンドを問わず、コンテンツの開発やチームのリーダーを担当していました。約5年の間で5タイトル程のゲーム開発に携わり、エンジニアとしてのキャリアを築いてきました。その後、ASWに入社するといった流れです。


大変な日々だったけれど、楽しんで仕事をしていた


エンジニアの方々の中で、ゲームに携わりたい方って多いですか?

確かに、多いかもしれないですね!

僕が入った頃は、ゲームに関わるとなると、まだまだコンシューマー向けが主流でした。そこから、携帯電話でゲームをすることがちょうど広まり始めた時期だったんです。

ただ、僕自身は正直なところ、当時はゲーム会社に入りたいという意欲はありませんでした。偶然にも知人から紹介された会社がゲーム会社だったんです。

当時、ガラケーでゲームを楽しむには、ゲームを提供する会社を介してしかできませんでした。そのプラットフォームも、まだあまり一般的ではなかったので、携帯でゲームをするという発想はあまりありませんでしたね。なのでゲーム好きって訳でもなかったんです。


転職するきっかけは何でしたか?

当時、ソーシャルゲームの市場が絶頂期だったんですね。競合他社がいくつかある中で、タイトルを早くリリースしたり、ユーザーを飽きさせないイベントを提供することで競い合っていました。そのため、徹夜が日常茶飯事でした。携帯ゲームは24時間何が起こるかわからないため、常に監視が必要でした。当時のサーバースペックもそこまで高くなかったため、安定性に問題があり、イベント時にユーザーアクセスが急増し、サーバーが落ちるなんてことがザラにありました。そのため、何日も泊まり込みで監視するので、月に数日しか家に帰れないっていう状況が普通だったんです。しかし、成果が目に見える仕事であり、ユーザーの反応を見るのは非常にやりがいがあったため、楽しみながら仕事していたんですよ。

そんな中33歳の時に結婚し、翌年には子供が生まれたため、現在の働き方では子育てを十分にすることが難しいと感じ、退職しました。


そして次の会社がASW、というわけですね。

はい、その通りです。当時、ASWは主にSESを行っており、クライアント先に常駐し、リソースを提供する形態でした。宮島代表が事業の拡大を模索し、受託開発にも取り組むぞ!と意気込んでいたタイミングで、知人の社長が代表と私を繋いでくれて、話をする機会がありました。事業の拡大に向けて、管理できる人材を探しているという話を聞き、その事業部を管理することは自身のキャリアアップにもつながると感じ、2017年に入社を決めました。


自ら挑戦し成長しようとするメンバーを、積極的にサポートしたい


会社の拡大期に管理側として入社されて、初めはどのような状況だったのでしょうか?

事業部の部長として入社しましたが、まだ立ち上げたばかりの部署でしたので、管理するよりも部署の拡大に注力し、現リーダーの小泉と2人体制で受託開発をスタートしました。

お客様の要望を聞き、それに応じたシステムを開発し、納品するという形なので、スケジュールを守ることが重要でした。しかし部署が立ち上がったばかりという事もあり、初めは人手不足が課題でした。働き方の改善を期待して転職したにもかかわらず、結局は泊まり込みで仕事をすることが多く、それが苦労の一つでしたね。

現在は、ありがたいことに仲間も増え落ち着いて普通の生活を送ることができるようになりました。チームのメンバーも成長してくれているので、とても感謝しています。初め2人体制だったこの部署も、今は15名程に拡大しました。


残業について、藤原さんはどういった考えをお持ちですか?

私自身、エンジニアとして働いていますので、無駄な残業は避けたいと考えていますが、やりたいことのために勉強したいからちょっと残りたいとか、作業を諦めて途中で帰るんじゃなくてやり切りたいから残る!という思いを持っているメンバーに対しては「思う存分やってくれ!」と思っているんです。その点で、自ら挑戦し成長しようとするチームメンバーには積極的にサポートしたいと思っています。

未経験の頃は、生産性と品質の両方を担保することがやはり難しいんです。生産性には注意を払う必要がありますが、それだけでは品質を向上させることはできません。ですから、「期間内で作業を終えることを意識しましょう。それでも気になることがあれば、その後自己成長のためにより良いものを追求しましょう。」という風に教えています。挑戦し続けることが重要であり、品質向上のための努力は必要だと考えています。


ASWの魅力は何ですか?

当社の魅力は、昔から変わらない部分にあり、良い意味での自由があります。ただし、この自由ってちょっと解釈が難しいんですけど、「自由な時間で働けます」「好きな場所で働けます」「服装や髪型は自由です」ということを、会社としてはじめに謳いたい訳ではありません。責任を果たせなければ、その自由は得られませんよね。逆に言えば、責任を果たせるならば、その自由は主張して構わないよ!ということです。この会社には、挑戦の機会が豊富にあります。自分の挑戦したいことがあれば、それに合った案件だって探してくれます。ただし、その際には責任も伴うため、最初に責任をどこに持つかを自分自身で考える必要があります。自分が望む職場環境も仕事内容も、自分自身で築くことができる。この点は充分に自由だなと感じています。


実はプログラミングだけが全てじゃない。ASWにはコンサルティングや企画にも活躍の余地がある


こういう人に来てほしい!といった人物像は?

やはり未経験の方が多いので、とにかく何事にも挑戦できる方、途中で諦めずに最後までやり切ってくれる方に入ってほしいですね。募集の職種としてはプログラマーが多いですが、僕はプログラミングだけが全てではないと思っています。企業へのコンサルティングや、サービスの企画など。他にもASWではやれることがたくさんあると思うんですよ。

「それしか募集がないから」という理由でエンジニアとして入社して、実際にその道が自分に合わないと感じ、途中で諦め、別のキャリアを目指すのはとても無駄だと思っています。途中で諦めそうなら、最初から別のキャリアを選んだ方が良いと思います。

もし他に何か興味があるなら聞いてみたいですね。自分はコンサルティングやりたいとか、企画やりたいんですとか、あるいはそういった経験を持ってますとか。そういった思いをぶつけてもらったら、ASWは応えられる余地はあると思っています。


エンジニアとして活躍するためのマインドやスキルは何だと思いますか?

大前提として、エンジニアリングのスキルが不可欠です。しかし、将来を考えると、そのスキルだけで通用することは難しくなってくると思います。例えば特定の技術を追求するスペシャリストであれば、世の中の技術は日々進化していくのに、今のスキルを手放せなかったり、他の技術に挑戦できなくなったりすると思うんですね。なので別のスキルも持っていて欲しい。それが何かというと、エンジニア特有の「論理的思考」。これは将来的にはチームメンバーやリーダー、上層部に対しても理解しやすい言葉で説明する必要がある場面で大いに役立ちますよ。


これから入社する方に向けて、勉強しておくと良いことは何だと思いますか?

それこそ、「論理的思考力」です!

多くの人がASWに入社する際に、どのプログラミング言語を勉強すべきかを考えると思います。しかし当社では、お客様の要望に応じて、仕事で使用する言語が異なるため、具体的な言語を挙げることは難しいです。ただし、先ほど触れた「論理的思考力」は言語に依存しないため、これを身につけておくと入社後に役立つと思います。

まずは、「ゴールをしっかり決める」がコツです。ここに辿り着く道を考えるのに必要な力こそ「論理的思考力」です。ですから、効率的かつ矛盾なくそのゴールに到達する方法を考えることが鍛錬のポイントとなるでしょう。

会社の価値を、ASWで働く皆と共に創造し続けたい。


最後に、藤原さんの今後の展望について教えてください。

個人的に、この会社を100年続くような会社にしたいと考えているんです。

話は逸れますが、あるコレクターの方が、「コレクションの醍醐味は鑑賞だ。皮肉なことに、喜びの絶頂は手に入れた瞬間だ」と言っていました。つまり、手に入れた瞬間が最も喜びを感じる瞬間であり、その後はそれを超えることはないということです。私もコレクションしているものがあり、この言葉を聞いて「ああ、確かに!」と思いました。ただし、コレクターとしては集めたものを眺めるその時間も意味のあるものだったりします。

この言葉を聞いて考えたことがあります。夢を叶えた瞬間が一番嬉しいかもしれませんが、その後の時間もまた重要なんじゃないかと。

「コレクションした物の一般的な価値は、その人にとってどうでも良いものです。10円であろうと100万円であろうと、その人はそれを手放すことはないでしょう。その物の価値は、その人の中にしかないのです。」

これは会社にも同じことが言えると思っています。会社の存在意義や価値は、その会社の人々が共に作り上げていくものです。それが本当の価値になると考えています。ですから、一緒に働く人々と共にASWを創造し続けていきたいと思います。


夢も大切ですが、夢の先の未来を共に作り上げていきたいのです。



最後までお読みいただき、ありがとうございました!

管理職としてASWに入社され、ASWを今まさに築いている要の存在である藤原さん。今後の展望を聞いていて胸が熱くなりました!

またここまでインタビューをしてきた中で気付いた共通項は、皆さんそれぞれ仕事を楽しいと思っているということです。この先もどんどん社員インタビューは続きます!


この記事を読んで、少しでも株式会社ASWに興味を持たれた方、働いてみたい!と思われた方は、下記からご応募お待ちしております!


ASW宮島代表インタビューはこちら↓

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ASWメンバー小川さんインタビューはこちら↓

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ASWメンバー田中さんインタビューはこちら↓

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ASWメンバー髙橋さんインタビューはこちら↓

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